No.83 3月定例会における私の一般質問の要旨について

 現在開会中の大和市議会3月定例会において、一般質問を行います。日時は、平成27年3月9日(月) 14時くらいです。ご都合が宜しい方は、是非、議場にお越し下さい!!宜しくお願いします。

 以下、私の一般質問について、いくつかの要旨をお知らせいたします。

○平成27年2月補正予算について

 今定例会には、補正予算が上程されています。その幾つかは、国の「地方創生」政策に関係するものです。

  1. 「まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定事務」
  2.  7,163,000円が計上されており、内訳は国庫補助金(国のお金)が6,088,000円で、一般財源(市のお金)からは1,075,000円となっており、使途は「委託料」です。つまり、「総合戦略」の策定をコンサルタントやシンクタンクに委託して作ってもらうということです。

     私も、このような「専門的な戦略」を市役所が独自で策定することは難しいと思います。したがって、「専門家」に委託することを否定するわけではありません。しかし、「そこそこのところ」に「そこそこのもの」を作ってもらったのでは、とても「地方創生」にならないと思っています。大和市がどれだけ主体的に行うかが「カギ」です。

     委託業者の選定の方法、どのように委託業者に注文をつけるのか、総合戦略策定に市はどのように関わっていくのか、そして、何よりも、市としては、「どのような」ビジョンを持っているのかを質していきたいと思っています。

  3. 「プレミアム付商品券発行支援事業」
  4.  153,000,000円が計上されており、国庫補助金です。これは、地域経済活性化に対する国の政策を実行するためものですが、単に「国がやるように、お金をくれたからやる」では、十分な効果を期待することはできません。主体的に何を実現したいかをもっていなければなりません。

     実際にブレミアム商品券を発行するのは大和商工会議所であり、市は支援をするということになっていますが、国がやれといっているから、実際にやっているのは商工会議所だからと、責任を転嫁することがないように、初めにきちんと「市の考え方」と「市の責任」を質しておきたいと思います。

○平成27年度予算について

 新年度の当初予算は、一般会計806億9,000万円、特別会計529億8,200万円、公営企業会計124億7,100万円となり、総額では、実質的な規模を表す純計で1,364億2,100万円となっており、過去最大規模の予算編成です。

 市民の方々からお預かりしている貴重な税金ですから、当然のこととして「ムダ遣い」があってはなりません。また、同時に必要なニーズにはしっかりと応えることも大切です。したがって、金額だけで是非を唱えるものではありませんが、その内容についてはしっかり検討していかなければなりません。

 特に、市債(市の借金)として、総額101億1,200万円が計上されていることについては、将来の返済について、将来の増税や行政サービスの低下につながらないかどうかなど、市の見解を質していきたいと考えております。

 また、将来にわたって、十分な行政サービスを行っていくために、市の財源をどのように確保していくつもりか、そのためには、地域経済活性化が絶対必要であると私は考えていますが、市の考えも再び質してまいります。

○その他の質問項目

 以上の他、「子どもの貧困について」、「教育について」、「市内の公園について」、「厚木基地について」など、全部で6つの大項目を30分の持ち時間で質問する予定です。市議会のホームページからは「動画」がLIVE、録画(中3日ほど)で中継・配信されます。是非、ご覧いただければ幸いです。

○今年もさらに頑張ります!!

 「大和主義! ! 〜すべては大和とその市民のために〜」

 この政治スローガン実現のために、中村一夫は今年もさらに頑張ります!!是非、ご期待下さい!!