No.103 平成28年が始まりました

 平成28年がいよいよ始まりました! !夏には参議院選挙もあり、政治的にも重要な年になりそうです。私も昨年以上に頑張ってまいります。市政についてお気づきのこと、ご意見、クレーム、ご要望なんでも結構です。お気軽にお申し付け下さい。今年も「大和主義! ! 」の黄色い旗を掲げて市内あちこちに出没します! !

地域経済活性化に向けて

議席をお預かりしてから主要政策として取り組んできた「地域経済活性化」。平成24年には大和市で最初の議員提案経済政策条例「大和市商業振興条例」を作りました。この条例に基づく「大和市商業戦略計画」も平成26年に策定され、現在おおむね5年計画で進行中です。今年1月26日には、愛知県知多市議会が、この条例について視察するため、大和市議会に来られることになっており、本条例起草者である私が説明させていただくことになっています。人口23万人を超える大和市の地域経済にとって「商業分野」は大変重要です。今年も「商業戦略計画」の一層の推進を求めてまいります。
また、「企業誘致」と「創業支援」も主張してまいりました。これまで大和市は「企業誘致」も「創業支援」もあまり「前向き」ではありませんでした。昨年12月定例会で大和市が現在策定中の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に関して「質問」し、市内で働く場所を確保するために「企業(事業者)」の「数」と「種類」を増やすべきであること、そのためには「企業誘致」と「創業支援」が不可欠であることを申しあげたところ、「企業誘致」にも「創業支援」についても以前とは異なる「前向き」な答弁がありました。大和市の「地域経済活性化」についての考え方が少しづつ変わってきているようです。これからも「地域経済活性化」のために、「繰り返し」主張し続けて市行政へ私の政策を反映させてまいります。

教育について

「地域経済活性化」とともに私のもう一つの主要政策が「教育」です。特に大和市の児童生徒の「学力向上」に関する教育委員会の政策については、これまでも再三申し上げてきたところです。平成25年の12月定例会では、大和市児童生徒の「全国学力・学習状況調査(以下、「学力テスト」)」の結果をふまえて、具体的な学力向上施策について「質問」しました。当時の教育長は、「学力テスト」の結果を重く受けとめていること、そして、学力向上についての新たな取り組みについても「答弁」されました。このような議会でのやり取りの後、平成26年度からパイロット校で、そして平成27年度からはすべての小学校で始まったのが「放課後寺子屋やまと」の事業です。「放課後寺子屋やまと」は、きめの細かい指導などで定評がありますが、さまざまな「課題」も見えてきています。また、「学力向上」についてもまだ顕著な「結果」としてはあらわれてきていません。私は、昨年12月定例会で、「学力テスト」についても明確な「目標」を持つべきであることを申し上げました。これまで、教育委員会は明確な「目標」を示すことに消極的でした。今回始めて教育長は「ある程度」明確な「目標」となる指標を示しました。これまでの教育委員会にはなかったことであり、評価できます。まずはこの「目標」を目指して具体的な施策を実施していただきたいと期待しています。

議会改革について

昨年10月に組織された「議会改革実行委員会」は今年も毎月1回をめどに会議を開催します、各会派から上がっているテーマをまずは「合意できそうな」ところから検討を始めます。ただ、以前も書きましたが、議会改革実行委員会に決定権がなく、その上、議会改革実行委員会でも「全会一致」が原則であることが、改革のための大きな「壁」になっています。今後どのように「決められる」会議にしていくかが今年の重要なテーマであると考えています。会議は傍聴できますので、是非傍聴にお越しになり、ご意見をいただければ有り難いです。今月は18日(月)の14時から予定しています。

まずは「やるべき」ことをしっかりと

大和市は、昨年もさまざまな新しい事業を始めました。これら新規事業も市民の皆様から「好評」をいただいているようであり有り難く思っています。ただ、私は、本来「やるべき」こともしっかりと実施していって欲しいと思っています。たとえば、大和市は小学校の「英語教育」の充実を国に先んじて実施します。「英語教育」を充実させることに異存はありません。しかし、市立小学校児童の国語、算数、理科といった科目の成績は「学力テスト」の結果などからしても決して喜ばしいものではありません。「英語」より先にやるべきことがあるのではないでしょうか。昨年12月の文教市民経済常任委員会の審議でもそのことを申し上げました。教育委員会は、この「英語教育」によって従来の科目の学習に影響はないこと、国語や算数といった科目についてもしっかりとやっていくといった趣旨の「答弁」をされましたので、議案には「賛成」をさせていただきましたが、今後ともしっかりと注視してまいります。
また、大和市の「道路」の損傷が酷いことは市民の皆様方に度々ご指摘いただいています。大和市は現在自転車通行帯(ブルーのレーン)の整備を行っていますが、まずは、道路の補修をしっかり行い、補修してコンディションの良くなった道に自転車通行帯の舗装をするべきだと思います。

「選ばれる自治体」になるために

現在「進行中」の「地方創生」。この政策の特徴は、国の制度などをいかに活用したかによって自治体間でも「差」が出てしまうことです。言い換えれば、「選ばれる自治体」とそうでないところが出ます。私は大和市が国民・市民から「選ばれる自治体」となれるように今年もさまざまな政策を提案してまいります。「選ばれた」自治体となれば、各地から人々が集まってくるはずです。これは、「人口減少社会」に対する政策としても有効です。このような自治体間での人口の移動(社会増)は日本全体として人口が増えるわけではないから「意味がない」という人もいますが、「大和市」という「自治体の人口政策」である以上、このような「社会増」を進めることも重要です。もちろん、人口の「自然増」を進めていくべきことはいうまでもありません。しかし、それには国の政策との連携が必要です。大和市だけでできることには限界があります。私は、自民党議員の一人として、党との「パイプ」も活用しつつ、国の政策と連携した人口の「自然増」にも取り組んでまいります。

「大和主義! ! 」で今年も全力で頑張ってまいります! !