No.182 いよいよ「令和」の「大和主義! !」です。

いよいよ「令和」の「大和主義! !」です。

 5月1日、皇太子徳仁親王殿下におかせられましては、第126代天皇陛下として御即位になり、「令和」の御代が始まりました。私の「大和主義! ! 」も平成から令和へ思いも新たに発信してまいります。今後とも大和市政の問題や私の政治的な考えをなるべく分かりやすくお伝えしていきたいと考えておりますので、引き続きのご愛読と皆さま方からの率直なご意見をよろしくお願いします。なお、過去の「大和主義! !」も私のホームページ(http://nakamurakazuo.jp//)からご覧になれますので、是非ご参照をお願いいたします。「これまでも、これからも」中村一夫は「大和主義」で「大和と市民のため」に尽します! !

中村一夫の「政策」。

★ 困っている人に寄り添う政治

政治や行政は、「なんでもない、普通の時」にはそれ程意識しないものです。何か問題にぶつかったとき、政治や行政のあり方に疑問をいだき、その関わり合いについて考えるものだと思います。
「困っている」といっても、その内容は実にさまざまであると思います。経済的な問題もあるでしょうし、保育や介護の問題もあるでしょう。地域の課題もあるかもしれません。「困りごと」の種類はさまざまであったとしても、現に「困っている」というその状態、そこにしっかりと寄り添って解決に向かって行動していくこと。これこそ政治の役割であり使命であると確信しています。中村一夫は、困っている人に寄り添う政治を行います。

★ 安全・安心なまちづくり~防災・防犯~

地方政治は、憲法92条に規定する「地方自治の本旨」に則ってその政策を推進します。したがって、地方政治は「天下国家」を論じているわけではありません。地方政治にとって最も大切なことは、地域の「安全と安心」を守ることであるといえます。中村一夫は、「安全安心な地域社会」を構築するために、これからも具体的な政策を提案してまいります。私自身、地域の防犯パトロールや通学路の見守り活動を行ってまいりました。前期では「安全・安心パトロール」制度を提案し、実現させています。防災活動においては、現役の消防団員として、最前線で活動しています。現場の経験を市政に活かして、これからも防災・防犯施策を進めてまいります。

★ 教育

教育は、初当選以来の主要な政策の一つです。当初ほとんどなかった大和市の学力向上に向けての施策も、現在は「放課後寺子屋やまと」を中心に充実してきています。「全国学力・学習状況調査」の結果は目標としている「神奈川県の平均」に近づいてきています。これからも大和市の児童生徒の皆さんが「確かな学力」を身につけられるように具体的な提案をしてまいります。あわせて、学校が児童生徒の皆さんにとって快適なところとなるように、「いじめの撲滅と不登校の解消」を目指してまいります。

★ 子育て支援

子どもを産み育てやすい大和市となるように、引き続き子育て支援の政策を進めてまいります。幼稚園の有効活用を推進し、(数字上の)「待機児童ゼロ」を、実感できる「待機児童ゼロ」に近づけていけるように推進してまいります。共働きなどのご家庭のお子さんが放課後の時間を安全に過ごせるように「放課後児童クラブ」の一層の充実を進めてまいります。

★ 地域経済の活性化

様々な行政サービスを行うためには、そのための財源が必要です。大和市が将来にわたってしっかりとした行政サービス・住民サービスを継続できるように、地域経済を活性化させることにより財源の確保・拡大を進めてまいります。私が最初の任期中に、議員提案の条例として起草し制定した「大和市商業振興条例」。同条例に基づく「大和市商業戦略計画」も今年度から二期目の計画に入ります。また、昨年施行した「大和市企業活動振興条例」によって、企業誘致や起業家の支援も進んできています。引き続き、商業振興・企業誘致・起業家支援の「三本の矢」を計画的に放ち、地域経済活性化のための政策を進めてまいります。

★ 議会改革

本年4月21 日に執行された大和市議会議員選挙の投票率は38.41%でした。実に10人中4人も選挙に行っていただけなかったというのが今回の選挙の結果でした。この数字を議会のメンバーの一人として大変重く受け止めています。いうまでもなく、選挙は民主主義の根本です。選挙によって選出された者が有権者の代わりに政治に関わるというのが民主主義の基本でありますから、このような低投票率で選出された議員は、本当に「市民の代表」と言って良いのでしょうか。大変申し訳なく思っています。では、なぜ、投票率が低いのでしょうか。もちろん、さまざまな理由があり、断定的には言えませんが、やはり、議会が市民の皆さまの期待に応えられていないからだと率直に反省するべきだと思います。そこで、市民のための「議会改革」が急務であるとずっと主張し、取り組んでまいりました。しかしながら、「議会改革」を進めることは容易ではありません。「議会改革」に積極的でない議員も残念ながらいます。私は、過去8年間にわたって、「議会改革」に関わる委員会等に積極的に参加し、議論を重ねてきました。これまで、「議会改革」に関することは、「全会一致」が「原則」とされ、多くの意見が「全会一致」せず廃案とされてきたのです。私はこの「全会一致原則」を改めない限り、「議会改革」は一歩も進まないと、議会改革実行委員長のときに前例を破って、「決」をとりました。「全会一致」は「原則」であって「例外」はある。そもそも、議会運営の「大原則」は「多数決」であることを根拠に実行しました。批判もありましたが、今後「改革」を進める道筋を作ることができました。もちろん、議論もろくにしないで「決」をとることがあってはなりません。それでも何時間も話し合っても何も決められないのでは、これもまた困ったものです。話は戻りますが、市民に期待される議会になるためには、「決められる」議会になることが必要だと思います。私の「議会改革」の目標はただ一つ。「市民のための議会改革」です。議会が市民の「声」を正しく反映し、それゆえに市民に期待され、結果として投票率も向上していく。そんな「市民のための市議会」とするために引き続き尽力してまいります。