No.215 令和2年9月大和市議会第3回定例会・委員会質疑

令和2年8月28日(金)に招集された大和市議会第3回定例会は、9月2日(水)に文教市民経済常任委員会を開催いたしました。文教市民経済常任委員会は、市民経済部、教育部(教育委員会)、文化スポーツ部を所管しています。委員会での私の質疑と答弁について幾つかご報告します。

(中村)地域防犯活動推進事業に関して、安心安全サポーターの現在の登録者数をうかがう。

(生活あんしん課長)令和2年7月末で262人登録されている。

(中村)安全安心サポーターが最初で、環境サポーター、自転車見回りサポーター、子ども見守り隊と同じようなポランティアが増えていて、参加する市民にも分かりにくい感じがしている。安全安心サポーターは262人の登録ということだが、まちで赤いベストを着ている方をあまり見かけない。参加者が赤いベストを着て、いろいろな活動の時に歩いてもらえるようサポートを要望する。

(中村)昨年度の自治会加入率をうかがう?

(生活あんしん課長)62.27%である。

(中村)市民である市職員はどのくらい自治会に加入しているか?

(生活あんしん課長)個人情報のところもあり、そこは持っていない。

(中村)自治会加入を推奨しているのか。

(生活あんしん課長)個人の主義主張もあるので、特にアナウンスはしていない。

(中村)市職員が自治会に加入するかどうかは個人の主義主張の問題ではない。市民に対して自治会加入をアナウンスしても、市職員が自治会活動に参加していないとなれば説得力がない。強制はできないが、職員が自治会に加入している数を把握することは検討していただきたい。

(中村)昨年の決算では深刻ないじめはないと把握しているとの答弁であったが、現在もそういう認識か。

(指導室長)深刻と思われる案件はないと認識している。

(中村)いじめが原因で不登校になっている子どもがいるはずで、よく認識できていないのではないか。いじめられて学校にいかれないというのは深刻ないじめではないのか。教育委員会は深刻ないじめはないといっており心配している。

(指導室長)不登校につながるいじめは深刻であると捉える。それを含めて調査したかといえば、ないとは言い切れない。答弁を訂正する。

(中村)深刻ないじめがないと思ってしまうことが深刻である。深刻ないじめは「あるかもしれない」という認識で対応してもらいたい。

(中村)学力向上は着実に進んでいるという認識か。

(指導室長)学力は向上していると捉えている。

(中村)全国学力・学習状況調査は、小学校6年生、中学校3年生が対象なので、毎年対象の子どもが変わっている。同じ対象の子どもをみないと学力が向上したのかどうかは分からない。そのようなこともやっているのか。

(指導室長)昨年度から始めた大和市学習理解度調査では。小学生は国語と算数、中学生は国語と数学でデーターを取っており、施策に生かしていくことを考えている。

※ さらに詳しくは、大和市議会のホームページより、会議録を配信していますのでご覧下さい。