No.135 3月定例会「一般質問」要旨(後半)。

3月定例会で行った、私の「一般質問」の要旨(後半)です。ご興味いただけるものがありましたら、「大和市議会ホームページ」から「動画」がご覧になれますので、宜しくお願いします。

一.市制記念日について。

二.障がい者スポーツについて。

三.住民主体の地域公共交通について。

(質問)
「のりあい」の現状についてうかがう。

(答弁・まちづくり計画部長)
「のりあい」は地域住民が主体となった「地域の外出に関する取組み」として、平成22年度から協働事業として実施しているもので、今年で7年目を迎え、利用者数も毎年約1万7,000人に上り、地域の貴重な移動手段として定着している。その一方、経費面での不足、運転士の高齢化、活動を支える人員の確保など、事業を継続していく上でさまざまな課題が顕在化している。これらの課題に対し、現在市が主体となり、のりあい事務局・地域の自治会の方々・交通事業者などの関係機関で構成する検討会において、「のりあい」独自の良さを残しながら、長く続けていけるよう運転部分だけを事業者に委託することなども視野に入れ、新たな運行手法について検討を進めている。

(質問)
「のりあい」を参考にした住民主体の地域公共交通の推進についてうかがう。

(答弁・街づくり計画部長)
地域住民が積極的に移動手段の創出に関わっていくことは、さらなる地域公共交通の充実に寄与するものと考え、市としても現状の「のりあい」が抱えている課題を踏まえながら、住民主体の地域公共交通に対する支援について考えていく。

※ 意見・要望
・ 「のりあい」や他市の事例を研究して、どうすれば、より実施しやすいものにしていけるか、そういう「モデル」を作って、地域に提案してはいかがか。

四.駅周辺の美化について。

(質問)
駅前の美化のために、空き缶やペットボトルなどの回収箱と密閉型の喫煙所を設置すべきと思うがいかが。

(答弁・環境農政部長)
本市においては、ごみの持ち帰りを推進していることから、現時点では考えていないが、自動販売機設置事業者などに対して協力を求めるとともに、今後も引き続き年間を通した美化推進事業や駅頭での啓発活動などにより、ポイ捨てのない快適な環境づくりに努めていく。また、密閉式の喫煙所の設置については、たばこの臭いを除去しきれないといった構造上の問題があるほか、設置費用や維持管理に多額の費用を要することに加え、設置場所によっては、設置基準法による制限があること、定期的なメンテナンスも必要など、さまざまな課題があり、現時点では困難と考えているが、今後JTに対しても喫煙所の改善についての協力を働きかけるとともに、国の動向などにも注視していく。

(質問)
たばこのポイ捨てなどに対する条例の罰則を厳格に適用すべきと思うがどうか。

(答弁・環境農政部長)
今後も引き続き違反者に対しては条例に定める手続きに基づき、適切に対応していく。

※ 意見・要望
・ 空き缶、ペットボトルの回収箱設置については、引き続きの研究を要望する。
・ 密閉式喫煙所については、まずは大和駅からお願いしたい。

○ 文教市民経済常任委員長として。

議席をお預かりしてから初めての常任委員長を拝命してまもなく一年がたちます。常任委員会は、市政の専門分野を所管しており、議会活動の中でも重要な機関です。常任委員長して、委員会活性化のためにいくつか試みてきました。委員長になって感じたことですが、委員会の活動も(他の議会での活動と同様に)なかなか「融通がききません」。「もっとこうしたらいいのに」ということがなかなか難しいのです。それでも、現在の「制度」でできる限りやってみました。たとえば…。

(1) 常任委員会の行政視察の後、委員会を任意で行い、各委員の意見をまとめ、委員長として「委員会の意見」という形で「一般質問」しました(於。昨年12月定例会)。
(2) 任意で委員会の市内視察を行いました。・中学校ではじまった、「学力向上推進事業」・学校図書館。
(3) 任意で、商工会議所の部会と商業振興(商店街活性化)について「意見交換会」を実施しました。
委員会として、もっと「自立的」な調査・研究ができるようになれば良いと考えていますが、そのためには、更に議会内での協議が必要だと思います。今後、「議会改革」の中で更に議論を深めていきたいと考えています。

※ 5月10日に行われる「臨時会」で、議会内の役職は改選される予定です。