No.218 中村一夫の「一般質問」

12月定例会の「一般質問」が、12月14日(月)から12月16日(木)までの三日間にわたり行われます。私、中村一夫の「一般質問」は、12月14日(月)の9時からです。質問の内容は以下のとおりです。市議会のホームページから、LIVEと録画で動画を配信いたしますので、是非ご覧下さい。よろしくお願いします。

一.行政組織について

大和市は、今定例会で条例を改正し、環境農政部、街づくり計画部、都市施設部の3部を環境施設農政部と街づくり施設部の2部に再編します。行政改革は、初当選以来の私の政策課題でもあり、今回の組織変更を含め、組織再編についての市の考えを質します。また、国はデジタル庁を設置して、デジタル化を推進する方針ですが、市としてのデジタル化推進についての考えと取り組みを質していきます。

二.学校に関して

コロナ禍の中、本年も学校ではさまざまな取り組みがなされてきました。次の4つの中項目に分けて、教育委員会・学校の考えと取り組みについて質します。

(1) ICT機器を活用した教育について。
大和市は、今年度中に小学校1 年生から中学校3年生までの児童生徒に、一人一台のコンピューター端末を貸与します。現在の実施状況と、実際の活用法、そして、今後学校が再び休校した場合でもコンピューター端末を活用して、どのような授業を実施できるのか伺います。

(2) コロナ禍での影響について。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、約3ヶ月にわたって学校が休校となり、学習面はもちろんのこと、生活面、精神面で多くの影響が子どもたちに出ていることが懸念されます。教育委員会・学校として、どのように子どもたちと向き合い、ケアしていくかを伺います。

(3) 教員によるいじめ・ハラスメント等について。
大変残念なことですが、全国的に教師による子どもたちへのいじめやセクハラといった問題が後を絶ちません。大和市においてそのような事案はないのか。また、どのように現状を把握するようにしているのか、そして、そのような事件が発生しないためにどのような予防体制をとっているのか伺います。

(4) コミュニティ・スクールの現状と今後の取り組みについて。
教職員だけでなく、保護者や地域の方々に広く学校教育、学校経営に関わっていただくコミュニティ・スクールの取り組みは、学習面はもとより、児童生徒の学校生活全般にわたって大変有益であると注目されています。本市でもモデル校によって試験的に実施されていますが、本市のコミュニティ・スクールの取り組みについて、その成果をふまえて伺います。

三.「健康都市 やまと」について

大和市は「健康都市」を政策の中心に据えて、さまざまな取り組みを行ってきました。これまでの「健康都市」としての市の取り組みを振り返えるとともに、市職員に対する健康施策などについて伺います。また、本市は、大和市企業活動振興条例においても「健康経営」を奨励しています。経済産業省が認定する「健康経営優良企業」は、地方自治体も認定の対象となっています。県内でも小田原市が「健康経営優良企業」の認定を受けています。「健康都市」を掲げる本市も、「健康経営優良企業」の認定を目指していただきたいと願い提案いたします。

以上、3 点を30分の持ち時間で質問します。是非、ご覧いただき、ご意見をいただければ幸いです。よろしくお願いします。

〇大和市路上喫煙の防止に関する条例の一部を改正する条例

大和市路上喫煙の防止に関する条例の一部を改正する条例(案)が、上程されました。これまで、やまと自民党としても「受動喫煙被害」の問題を取り上げて、「受動喫煙」に対して規定するよう条例の改正を求めてまいりました。今回の改正案では、第1条の条例の目的のところに「受動喫煙の機会の低減に寄与し」の文言が追加されます。これまで、本市の路上喫煙に関する施策は、たばこの「火」のみを対象とし、「煙」については何の規定もありませんでした。ところが、市民からの路上喫煙に対する苦情の多くは、たばこの「煙」に関するものです。今回、はじめて「受動喫煙」に関する規定が追加されたことにより、今後はたばこの「火」ばかりでなく、「煙」に関しても対策が行われるようになると思います。今後とも議会から施策の提案等をしっかり行ってまいります。