カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.249 政策力と実行力で市政を推進しています!!

中村一夫は、初当選以来(コロナで「一般質問」が中止になった、令和2年3月定例会を除き)毎回の定例会で「一般質問」を行ってきました。直近の議会でも具体的な政策(施策)の提案を行い、実現に結び付けています。

令和3年12月定例会

(1)市内事業者の支援と消費の喚起について

(質問)本市はこれまでも様々な目的でプレミアム付商品券を発行してきた。それなりに経済効果が期待できるが、手続の煩雑さとそれに伴う事務経費の大きさ、不公平感が問題と考える。地域経済活性化のためのプレミアム付商品券以外の商店街活性化施策について伺う。

(答弁)プレミアム付商品券事業は、全国や神奈川県内の多くの自治体で行われているところではあるが、事業内容や販売方法等について様々な意見が出ていることも承知している。今後、商店街活性化策について検討を行う際には、引き続き全国の様々な事例の情報収集を行うとともに、本市に適した活性化策の実現に向けて調査研究を続けていく。

※令和4年度当初予算に盛込まれた新規事業
「また来てねクーポン発行事業」
★ コロナ禍で影響を受けている市内事業者を支援するとともに、消費喚起を推進する。
具体的には…、
・ 市内事業者を支援するため、市が作成するクーポン券を希望する市内店舗に提供する。
・ クーポン券により、店舗へのリピート率を高めるとともに、割引による買い物等がしやすい環境を整える。

(2)空き店舗の活用について

(質問)地域経済活性化のための商店街の活用について伺う。商店街の空き店舗をIT企業の誘致やIT起業家の拠点として活用できないか。

(答弁)商店街の空き店舗を活用したIT企業の誘致や起業に向けて、全国の事例等の調査研究を進めるとともに、本市の状況に応じた活用策の検討を進めていく。

※令和4年度当初予算に盛込まれた新規事業
「コロナに負けない新規出店応援補助事業」
★ コロナ禍による影響が広がる中で、市内商店会等の空き店舗を活用して事業を始める方を支援することで、地域経済活性化を図っていく。
具体的には…、商店会等の空き店舗を活用して新規出店する方を対象に、出店に伴う費用を補助する。

令和3年9月定例会

健康都市大学について

(質問)(健康都市大学について)市民でつくる健康学部がこれからも充実、継続していくためには市民講師の定着、拡充が必要である。現在、市民講師には、学長である市長から感謝状と記念品が贈られているが、講師がいつも身につけられる講師バッジを作成して贈呈してはどうか。大学のアピールにもなるので、検討いただきたい。

(答弁)バッジの贈呈は市民講師にやりがいや情熱を持ち続けていただける有効な手法の一つと思うので、導入に向けて検討していく。

※令和4年度予算にバッジ作成のための予算が計上されました

令和4年3月定例会

(1) シリウスに市民や高齢者の「優先席」を設けることを提案
(2) 感染症禍等でのシリウス利用料の減免を提案
(3) 大和シルフィードの一層の応援・支援を提案
(4) 公共の場所における屋外分煙施設等のより一層の整備を提案

No.248 調査特別委員会で市長が証言します。

前副市長辞職等に関する調査特別委員会(以下、「調査特別委員会」という。)は、3月定例会に追加で委員会を開催することにしました。昨年6月定例会で設置された調査特別委員会は、これまでアンケートの実施などの調査を行ってきました。アンケートは匿名であるため、そのまま真実というわけではないかもしれませんが、委員会としては、パワハラを受けたとか見聞きしたという数字が決して少ないものではなかったことを重く受け止めて、市長、両副市長、金子前副市長の4名に対して、調査特別委員会での証言を求めてきました。市長、両副市長、金子前副市長からは、3月7日の調査特別委員会で証言するとの回答が来ましたので、追加で委員会を開催して、証言をしていただくことにしました。当日の委員会はどなたでも傍聴できます。お時間などご都合のよい方は、是非傍聴にお越し下さい。

※ 3月定例会での調査特別委員会の日程(追加)。
3月4日(金) 午後2時から  通常の委員会。
3月7日(月) 午前11時から 金子前副市長。午後2時30分から 大木市長。
午後4時から 井上副市長。 午後5時30分から  小山副市長。
※日程は、変更する場合がありますので、議会事務局(260-5503)にご確認下さい。

〇 中村一夫の「一般質問」

 今定例会での中村一夫の「一般質問」は、3月16日の午前10時30分頃からです。登壇の時間は前の質問者の関係などで前後しますので、詳しくは議会事務局にお問い合わせ下さい。質問の内容は概ね以下のとおりです。

一.「子育て王国」について

 大和市は、本年2月1日に「子育て王国」になったと大々的にアピールしました。私も子育て施策については、さまざまな提案してきましたので、市が子育て施策に力を入れようということは大変歓迎しています。ただ、具体的に2月1日から一体何がどう変わったのでしょうか。期待とともに、現在、本市の子育て施策に関して早急に改善して欲しいことを何点か提案・要望してまいります。「子育て王国」と名乗った大和市の「本気度」を質します。

二.シリウスについて

 文化創造拠点シリウスは、本市を代表する公共施設であり、「図書館城下町」を象徴する施設です。多くの方で賑わっていることは大変有り難いのですが、特に週末などは、席もすぐに一杯になってしまいます。シリウスは市内外の方々にご利用いただいており、それは大変すばらしいことですが、他市からの利用者が多く、大和市民が利用できないとの苦情もあります。以前私が視察した千代田区立図書館は「区民専用席」を幾つか設けていました。シリウスは多額の税金で維持管理されていますから、市民が優先的に利用できる「市民専用席」をいくつか用意しても良いのではと思います。また、施設の利用料については、コロナ禍でいろいろな問題が顕現化しました。感染症対策で座席数が減らされているのに使用料は満額請求されるとか、感染症対策のため利用中止したのに使用料は請求されるといった苦情が来ています。シリウスはあくまでも「公共施設」ですから、市民目線の運営を要望します。

三.大和シルフィードについて

 大和シルフィードは、大和市をホームタウンとする女子サッカーチームです。本市から女子プロサッカーチームを誕生させようと、大和市が先頭に立って応援してきました。大和シルフィードがプロリーグに行くためには、実力はもちろんですが、スタジアムの問題があります。今の「なでしこスタジアム」は、サッカー協会の基準を満たしておらず、どんなにシルフィードが強くなってもプロになれないのです。このことについて、市はどのように考えているのでしょうか。市の認識と対応について質します。

四.ホームページについて

 大和市はホームページをリニューアルしましたが、必ずしも市民の評判が芳しくありません。だんだん慣れてくるのかもしれませんが、そもそも今回のリニューアルの目的は何なのでしょうか。今回のリニューアルによって市議会の「メニュー」表示がトップページから消えました。そして、「行政、くらし」といところに入っています。いうまでもなく、議会は行政機関の一部ではありません。これは二元代表制をとる地方自治制度にとって看過できない問題です。議会は行政とともに市政を担い、行政に対してチェック機能を果たすことが期待されています。そういうことを考えると、議会を「行政」のページの中に取り込んでしまったということは、議会を行政の一部と見なしているのではないかという疑念を抱かせます。もちろん、そんなことは無いと思いますが、であれば、市議会の「メニュー」表示をトップページに戻していただきたいと思います。市の考えを伺います。

五.喫煙所について

 本市は条例を改正して市内全域の路上を禁煙にしました。同時に各駅の喫煙所は撤去されましたが、喫煙所の整備を求める声も多いのが現実です。来年度予算で、たばこ税は1,670(百万円)を見込んでおり、それは法人市民税よりも多い金額です。喫煙者に納めていただいているたばこ税を活用して、受動喫煙に配慮した喫煙所を整備することを提案します。

No.247 令和4年第一回定例会が始まります

令和4年2月24日(木)から、令和4年第一回定例会(3月定例会)が始まります。毎年、3月定例会では、新年度(4月から)の当初予算が審議されます。大変重要な定例会ですので、是非、ご注目下さい。会議の予定は以下のとおりです。

2月24日(木)9時から 本会議(議案の上程。委員会への付託。)
2月28日(月)9時から 環境建設常任委員会
3月 1日(火)9時から 文教市民経済常任委員会
3月 2日(水)9時から 厚生常任委員会
3月 3日(木)9時から 総務常任委員会(中村委員長)
3月 4日(金)9時から 基地対策特別委員会
3月14日(月)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
3月15日(火)9時から 本会議(一般質問)
3月16日(水)9時から 本会議(一般質問)
3月17日(木)9時から 本会議(一般質問)
3月22日(火)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
3月23日(水)9時から 本会議(委員長報告。質疑。討論。採決)

※ 会議の予定は変更される場合があります。
※ 本会議は、市議会のホームページからLIVEと録画で配信されます。
※ 本会議、各委員会、議会運営委員会はどなたでも傍聴になれます。

〇「大和市公共トイレの協力店」の募集について

「広報やまと」2月1日号に、市は市内コンビニエンスストアに対して、「公共トイレ」としての協力を求めたと載っていました。「広報やまと」によれば、「高齢の人が外出をためらう理由の一つに『トイレの不安』があります。そこで、市は、誰もが利用しやすいトイレを増やし、気軽に外出してもらうため、コンビニエンスストアのトイレを公共のトイレとして一般に開放していただける『大和市公共のトイレ協力店』を募集します」とあります。私はこれを見たときに正直驚きました。大和市には公共のトイレが少ないことは、私も議会で指摘してきたところです。しかし、その不足を民間のトイレの一般開放に頼るというのは「公共」として筋違いであると思います。公共トイレは市が責任を持って用意するべきです。

現在でもほとんどのコンビニはトイレを貸して下さっています。しかし、それはあくまでもコンビニからのお客さんや地域の方々へのサービス、ご厚意としてです。今回の施策(?)はコンビニのご厚意を市の「事業」にしてしまおうというものです。これを安易に許してしまえば、民間のものが容易に公共のものとして利用されることにもつながりかねません。トイレを維持していくためには、定期的な清掃に加えて電気代も水道代もかかります。市は年間トイレットペーパーを200ロール程度提供するとのことですが、到底その程度のもので賄いきれるものではありません。市は、これは「協力」をお願いするのであって強制ではないと言います。しかし、サービス業であるコンビニエンスストアが、市からの「協力」のお願いを断れるでしょうか。事実上、断れないような「協力」をお願いして、これまではコンビニの自主的なサービスであったものを、市の公共サービスにしてしまおうというのはいかがなものでしょうか。大和市自治基本条例によれば、「事業者」も大和市の「市民」です。市は市民サービスということで、今回の施策(?)を思いついたのでしょうが、利用者のことだけでなく、利用される側の「市民」のことも考える必要があります。このような協力要請にコンビニとしてはなかなか意見が言いにくいでしょうから、「市民の代表」である「議会」で議論しなければならないと思っています。

市がコンビニのトイレを「公共トイレ」として利用させていただきたいなら、一方的な「お願い」ではなく、しっかりと協議をした上で、必要な負担を行政がしなければならないと思います。大和市には「新しい公共を創造する市民活動推進条例」に基づく「協働事業」といった制度もあります。不特定多数の方が利用するコンビニエンストイレに「公共トイレ」としての協力を求めるのであれば、排尿排便に含まれるウイルスによる感染拡大防止の対策を行っていただきたいという専門家団体からのご意見もいただいています。これは、コロナ禍の今、特に気になることでもあります。民間のトイレを「公共トイレ」として利用させていただきたいなら、最低限その維持管理、防犯、清掃・消毒といったことにも行政が一定の負担(費用も含む)をしなくてはならないでしょう。しかし、残念ながらそういったことをきちんと検討して政策・施策として上がってきた形跡が見られないのです。

いずれにしても、今回の「大和市公共のトイレ協力店」の募集には、まだまだ検討しなければならないことが多くあります。市民の代表機関である議会に対しても何の相談もありませんでした。このような中で、「募集」を先行してしまったことは大いに問題であると考えています。3月定例会の審議の中でそのあたりをしっかりと質して、改善を訴えていきたいと考えています。

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