カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.237 一般質問を行います

9月16日(木)に中村一夫の「一般質問」を行います。初当選以来、昨年3月定例会は例外として、毎回の定例会で「一般質問」を行ってきました(令和2年の3月定例会は新型コロナウイルス感染症蔓延防止対策として、「一般質問」自体が中止となりました)。今回も新型コロナウイルス感染症に関する質問を含め、大項目で5点質問いたします。議会としては、感染症対策をしながら傍聴も可能としておりますので、よろしければ傍聴にお越し下さい。なお、市議会のホームページからLIVEと録画で「動画」配信もしておりますのでご利用下さい(スマホからも見れます)。私の質問は8番目です。15時30分ぐらいからを予定していますが、時間は前後する場合もございますのでご了承下さい。私の一般質問の内容は概ね以下のとおりです。ご覧いただき、ご意見を頂戴できれば幸いです。よろしくお願いします。

一. 新型コロナウィルス感染症について

1. 大和の子どもたちのために。
・ 大和市の保育園、幼稚園、小中学校、放課後児童クラブでクラスターは発生したか?
・ 発生したのであれば、その数は?具体的な対策は?
・ クラスター発生を未然に防ぐために行っていることは?
・ 児童、生徒とその家族で感染者が出た場合、市としてはどのような指導を行っているか?
・ 学級(学校)閉鎖や保育園、幼稚園の休園などはどのような基準で行っているか?その場合の支援(保護者・施設)等について併せてうかがう?
・ 学校でのリモート授業の推進についてうかがう?
・ 今回出来なかったのは何故か?
・ どんな検討を行ったのか?
・ 授業をリモートで配信することはできないのか?
・ いつになったらできるのか?
・ コンピューター端末の現在の使用実績と、一層の有効活用についてうかがう?
・ コロナ禍で子どもたちの学力にどのような影響が出ているか?
・ 学力の低下や受験など心配である。子どもたちの「学び」をどのように守っていくのか?
・ コロナ禍で子どもたちのメンタル等のケアはどのようにしているか?
・ コロナ禍で登校に伴う不安などから不登校になってしまった子どもはいないか?どのように対応しているか?

○要望として…コロナ禍で収入が減少した家庭(子どもたち)のへの支援の徹底(周知など)をして「一人も取り残されない」細やかな配慮を願う。

2. ワクチン接種について。
・ 本市のワクチン接種率が低い(最下位のときもあった)のはなぜか?
・ ワクチン接種率を上げるための市の取組みについて伺う?
・ 効果は?
・ 7月末までに高齢者へのワクチン接種は完了したのか?
・ (政府が目標としている)10月中、11月までに希望者全員のワクチン接種は完了するのか?

3.命を救うために。
・新型コロナに感染した人への対応をうかがう?
・ 自宅療養者のサポートについてうかがう?
・ 自宅療養者が救急要請をした場合の対応についてうかがう?

二.「公正証書」の活用と公的支援について

1.「終活条例」と「遺言書」。
・公正証書遺言を作成するために、市として補助など支援できないか?

2.離婚に関して〜養育費の支払いと面会交流について〜
・養育費の支払いと面会交流について明確に定めた「公正証書」を作成するため、市として補助等支援できないか?

三.根岸博士について。〜子どもたちに夢と希望を〜

・ 根岸博士の「記念室」を設置できないか?
・ 根岸博士の「伝記」を教材にできないか?
要望として…根岸博士記念子どもの未来基金(仮称)」の創設を提案する。
学年・年齢に応じた継続型の「科学・理科教室」の開催を提案する。

四. 人権週間とウイグル問題について

・12月の人権週間にウイグルで行われているウイグル人への人権弾圧について啓発するパネル展示を行うことを提案する?

五. 健康都市大学について

・ 健康都市大学市民講師の登録数は?
・ 今は市長(学長)から市民講師に対して感謝状が出ているが、魅力的な講師バッジを贈呈しては?大学のアピールにもなるし、講師のモチベーション向上や定着、拡大にもつながるのでは?
・ 健康都市大学をYouTubeで配信してはどうか?

No.236 令和3年第3回定例会が始まりました

 8月30日(月)から9月27日(月)まで29日間の日程で、令和3年第3回定例会が開催されます。今定例会の最大の議題は、令和2年度歳入歳出決算です。市民の皆様からお預かりした貴重な税金を使って、令和2年度に大和市が行った様々な事業について、予算執行は適切であったかどうか、成果はどうだったか、議会として「厳しく」審査してまいります。

〇令和2年度「一般会計」歳入歳出決算について

★歳入決算の概要
○総括
歳入総額は、106,135,162千円となりました。前年度と比較して27,517,718千円、35.0%の増加です。主な内訳は以下のとおりです。
○ 市税
市民税及び固定資産税の増加により、前年度と比較して398,538千円、1.1%増の36,920,159千円となりました。
○ 地方消費税交付金
令和元年10月からの消費税率の引き上げにより、前年度と比較して861,933千円、22.8%増の4,647,570千円となりました。
○ 国庫支出金
特別定額給付金給付事業補助金や新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金の増加などにより、前年度と比較して28,097,255千円、183.3%増の43,429,873千円となりました。
○ 市債
北大和小学校増築事業に係る市債の発行額減少などにより、前年度と比較して435,100千円、8.0%減の5,022,900千円となりました。

★ 歳出の概要
歳出総額は、102,427,018千円、前年度と比較して34.4%増となりました。主な内訳は以下のとおりです。
○ 総務費
特別定額給付金給付事業などの増加により、前年度と比較して23,619,466千円、298.8%増の31,524,042千円となりました。

○ 民生費
保育所等施設型給付事業や自立支援給付事業などの増加により、前年度と比較して2,177,497千円、6.1%増の37,896,646千円となりました。
○ 商工費
新型コロナウイルス感染症拡大防止および雇用調整給付金支給事業やプレミアム付商品券発行支援事業などの増加により、前年度と比較して475,180千円、35.7%増の1,804,484千円となりました。
○ 土木費
渋谷土地区画整理事業特別会計繰出金や下水道事業企業会計負担金などの減少により、前年度と比較して709,157千円、10.7%減の5,938,020千円となりました。
○ 教育費
GIGAスクール端末整備事業やGIGAスクールネットワーク整備事業などの増加により、前年度と比較して469,089千円、5.6%増の8,801,578千円となりました。
○ 公債費
前年度と比較して1,041,232千円、24.8%増の5,236,907千円となりました。

※ 一般会計歳入歳出決算は、所管の事業ごとに環境建設常任委員会(9/1)、文教市民経済常任委員会(9/2)、厚生常任委員会(9/3)、総務常任委員会(9/6)で審査されます。そして、最終日(9/27)に本会議での質疑・討論を経て採決されます。
※ 歳入から歳出を差し引くと黒字決算となっていますが、令和2年度歳入の元となっているのは、平成31年/令和元年のものであり、かつ、令和2年度は新型コロナ対策のために国からもかなりお金が出ています。したがって、令和2年度決算の「黒字」を表面的な数字のみで喜ぶわけにもいきません。令和2年度決算は来年度の予算編成にも影響を与えます。議会としては、来年度以降の財政運営も考慮しつつ、決算審査を行っていかなければならないと考えています。

〇中村一夫の「一般質問

 今定例会での中村一夫の「一般質問」は9月16日(木)の8番目です。今回も新型コロナ関係の質問をいたします。私は、新型コロナウイルス感染症蔓延以来、ほぼ毎回の定例会でこの問題を取り上げてまいりました。市民の皆様が現在最も関心を持っておられる、そして、心配しておられるこの問題を議会の場で質すことは、議員としてもっとも重大に責務と感じています。私の「一般質問」は、市議会のホームページからLIVEと録画で動画を配信しますので、是非ご覧下さい。

No.235 第4回「前副市長辞職等に関する調査特別委員会」が開催されました

 8月5日(木)午前10時から、第4回「前副市長辞職等に関する調査特別委員会」が開催されました。今回も多くの傍聴者・報道関係者が詰めかけてこられ、この問題に対する市民・マスコミの関心の高さがうかがえました。主な協議事項は、これまで何度も協議されてきたことですが、アンケート調査の実施についてです。アンケート調査の実施については、すべての委員が「総論賛成」なのですが、「各論」になると意見が分かれてなかなか合意に至りませんでした。私としては、とにかく「スピード感」が重要であると申し上げてきました。今回も「スピード感」をもって実施することを強く主張させていたただきました。
 アンケート調査の実施に、なぜこれほど時間がかかっているか疑問に思われる方もおられることと思います。今回の調査特別委員会は、市長のパワハラ報道に端を発し、年度の途中に設置された委員会のため、委員会としての「予算」がありません。そもそも、「議会費」は結構ぎりぎりでやっていますので、新たな「仕事」に利用できる「お金」がないのです。当初、公平性を担保するために、専門の調査会社に依頼すべきという意見もありました(私も本当はそうした方が良いと思っています)。ただ、専門の調査会社に依頼するとなるとかなりの費用がかかり、(情けない話ですが)「お金」をどうするかといった問題があります。また、一定以上の費用を要するものとなると、公共性を担保するために「入札手続き」が必要となり、さらに時間がかかります。それで今回は、「基本」調査特別委員会が「自分たちの手で」実施することにしました。具体的には、アンケート調査の内容を、先に職員組合が実施したアンケートをベースに作成し、弁護士のアドバイスを受けた上で、管理職を対象に実施するというものです。職員組合のアンケートは「管理職以外」を対象としたアンケートですから、議会のアンケートと職員組合のアンケートを合わせれば、市全体の状況を把握することができると考えています。もっとも、アンケート調査の結果が「まるまる」事実というわけではないと思います。したがって、結果をもとに精査していかなければなりません。それでも、アンケートの実施により、状況の解明には一歩近づくことになると思います。
 できれば、9月初めにはアンケート用紙を配布して、9月定例会終了後に調査特別委員会で精査できればと考えています。いずれにしても、この件は大変重要な問題です。マスコミは多くのニュースを報道していますから、この件ばかりを取り上げるわけではありません。マスコミが報じないと、「もう終わってしまった」と思われてしまう方がおられるとうかがっておりますが、マスコミが報じようと報じまいと、議会としてはしっかり継続してやってまいります。

〇9月定例会がスタートします

 8月30日(月)から、令和3年第3回定例会(9月定例会)が始まります。前述した調査特別委員会による調査は大変重要ですが、議会は「このことだけ」をやっているわけではありません。年3回開催される定例会は、もっとも重要な「議員の仕事」です。特に9月に開催される定例会は、大和市の昨年度の決算を審議する定例会で大変重要です。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、当初予算で予定していた事業で出来なくなったものや、予定していなかった事業で実施する必要となったものがあり、そういった内容を踏まえて審議いたします。私も総務常任委員長として、委員会の審議が円滑に確実に行われるように会議を運営してまいります。9月定例会の会議の予定は以下のとおりです。すべての会議は公開されています(傍聴できます)。特に、本会議は市議会のホームページからLIVEと録画で動画を配信しますのでご覧下さい。お手持ちのスマートホンからもご視聴いただけますのでよろしくお願いします。

8月30日(月) 午前9時 本会議  議案の上程、委員会への負託
9月 1日(水) 〃    環境建設常任委員会
   2日(木) 〃    文教市民経済常任委員会
   3日(金) 〃    厚生常任委員会
   6日(月) 〃    総務常任委員会
   7日(火) 〃    基地対策特別委員会
   15日(水) 〃    議会運営委員会
  16 日(木) 〃    本会議(一般質問)
  17日(金) 〃    〃
  21日(火) 〃    〃
   22日 (水)  〃      議会運営委員会
  27日(月) 〃    本会議     質疑、討論、採決

※ 会議の予定は変更する場合があります。
※ 詳細は議会事務局(260-5503)までお問い合わせ下さい。