カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.69 議会は市民の意思を代表している

 我が国は民主主義の国です。ですから、我が国の政治は、国民の意思を反映したものでなければなりません。したがって、私たちは、選挙により「代表」を選び、自らの政治的意思を行使することにしたのです。地方自治体においては、首長(行政)と議員を共に市民(住民)が直接選ぶいわゆる「二元代表制」を採用しました。つまり、地方自治体には、首長と議会という二種類の代表が存在しています。

 では、首長と議会のどちらが市民の「意思」をより正しく代表していると考えるべきでしょうか?私は、「議会」がより市民の「意思」を代表している「機関」であると考えます。なぜなら、どんなに優れた首長とはいえ、一人の人間が23万人以上の大和市民とその多様な価値観を代表することは不可能であるからです。だからこそ、我が国の地方自治制度は、「決める」権能と、決まったことを正しく執行しているかを「チェック」する権能を、より正確に市民の意思を反映できる議会に対して付与したのであります。

 そして議会が議決したことは、民主主義的に市民の「意思」を代表していると「擬制」されたのであります。そのことを、大和市議会基本条例第2条第1号は「議決により、市の意思決定を行うこと」と規定しました。市民の「意思」つまり市の「意思」は、議会の議決により行われるのです。

 では、現在の大和市議会は、本当に十分に市民の「意思」を反映しているといえるでしょうか?議決のプロセスは、十分に市民の前にあきらかになっているでしょうか?議会は法的にも期待されている「役割」を十分に果たせているでしょうか?私は、大和市議会が真に「市民のための議会」になるためには、まだまだ改善(改革)しなければならないことが多くあると思っています。

 議会が(議員が)特定の地域や団体の利害の「代表」なら(残念ながら、そう思っている人もいるようです)「市民の総意を代表するような機関」としての「議会改革」は不要かもしれません。しかし、大和市議会基本条例が意図したような「市の意思決定機関」になるためには、「議会改革」は重要かつ喫緊のテーマなのです。


(2)何を改革するか?

 では、そのためには何をどう改革するべきなのでしょうか?私は議会が市民(市)の「意思」を代表する機関になるためには、市民(市)の「意思」の「あらわれ」である市のルール(条例)を制定できるような、自治体の「立法機関」になることが必要だと考えています。

 大和市議会では(多くの自治体も似たりよったりですが)、議員提案による条例はほとんどありません。議会の最も重要な「役割」の一つが市民(市)のために必要なルールを制定することであるというのに、議員が提案する条例がほとんどないということは驚くべき現実です。私が平成24年12月議会で作った「大和市商業振興条例」は議員提案の経済政策条例としては、本市「唯一」のものです。半世紀以上の大和市議会の歴史の中で議員提案の経済政策条例が、「たった一つ」しかないということが、議会が「立法機関」としてまだ確立されていないことを物語っています。

 国政の場では政策と法律案は「セット」です。ところが、地方自治体では条例案を伴う政策はほとんどありません。地方議会も、もっと議会が「決める役割」を担っていることを真剣に考え、積極的に市民の「意思」を吸い上げ、市民の「意思」を実現するための政策を「条例化」していくことができなければなりません。そのためには、議会の「法制」作業をサポートする体制を整えることも必要です。議会が市民(市)の「意思」を反映する組織として成長するために、議会が真の「立法機関」となるべく「改革」を推進しなければなりません。

2.行政のチェック機能

 議会には行政執行のチェック(監視)機能があります。特に予算を定め、決算を認定することは、議会の最も重要な「役割」です。現在も、大和市議会では、長い時間をかけて、それぞれの常任委員会で予算・決算の審議をしていますが、委員会での審議のやり方も含めて、改善すべき点は多々あります。

 私は、ことに予算・決算の審議については、従来の常任委員会ごとの審議ではなく、予算・決算審議に特化した予算委員会・決算委員会を設置するべき考えています。特に予算は首長の「政策」そのものです。それが本当に市民(市)のためになる「政策」かを、議会としてチェックすることが予算審議の本質です。議会はこの面でもさらなる改革が必要です。


(3)議会改革に向けて

 このほかにも議会には改革すべき点が多くあります。それは、「大和とその市民のため」の改革であり、私の「大和主義! !」です。その、「改革」を阻んでいる最も高い「壁」が、前号(68号)でも書いた「全会一致」の慣習です。議会を市民の手に取り戻すためには、まずこの「全会一致」の悪習をやめなければなりません。「壁」は高く険しいですが、がんばります!!「議会改革」についての皆様のご意見を是非お聞かせ下さい!

No.68 6月定例会が閉会しました!

 6月26日(木)、大和市議会平成26年第2回定例会(6月定例会)は、25日間の会期日程を終え閉会しました。6月定例会で可決された主な議案、採択された陳情書可決された意見書は以下のとおりです(詳細は、市議会HPをご覧下さい)。

 ○可決された主な議案
  ・大和市火災予防条例の一部を改正する条例
  ・大和市スポーツ施設設置条例の一部を改正する条例
  ・大和市都市公園条例の一部を改正する条例
  ・大和市市税条例の一部を改正する条例

  (以下の5本の条例は、大和駅東側第4地区の公益施設に関係する条例です)
    ・大和市文化創造拠点に係る指定管理者の指定等に関する条例
    ・やまと芸術文化ホール条例
    ・大和市図書館条例の一部を改正する条例
    ・大和市生涯学習センター条例の一部を改正する条例
    ・大和市屋内こども広場条例

 ○採択された陳情書
  ・手話言語法制定を求める意見書の提出を求める陳情書
  ・子宮頸がんワクチンを接種した子どもたちへの救済を求める陳情書
  ・子宮頸がんワクチン被害者に関する教育委員会等の対応を求める陳情書

 ○可決された意見書
  ・手話言語法の制定を求める意見書
  ・消費者にわかりやすい食品表示法の基準を策定するよう求める意見書
  ・たばこ規制枠組み条約における批准内容の実現に向けた施策の展開を求める意見書


○議会改革実行委員会が設置されました!

 大和市議会基本条例第21条に基づき、議会改革実行委員会が設置されました。

 私は、副委員長に選任され、引き続き議会改革の先頭に立ちます!早速、7月から委員会を開き、まずは議長から諮問された事項を審議します。

 昨年12月定例会で議会基本条例が制定され、今年の1月1日から施行されています。まず、3月定例会において、条例第7条第3項に規定した委員会における陳情者の意見陳述を実現しました。そして、今定例会に、条例第21条が規定する「議会改革」の組織を設置することができました。また、7月には、条例第7条第4項が規定する、「団体等」との「意見交換」が実現します。このように条例制定から、一年内に条例が規定した「目玉規定」が実行されてきています。


○議会改革の「一丁目一番地」

 とはいうものの、大和市の議会改革はまだ始まったばかりだと思っています。というのも、まだ議会改革の「一丁目一番地」が実行できていないからです。大和市議会では、議会全体にかかわることを決めるために、各会派の代表者で組織する「代表者会」があります。そして、この代表者会は、「全会一致」でなければなりません。つまり、一つでも反対の会派があれば、議会全体にかかわることは「変わらない」のです。これでは、「改革」の足かせになってしまいます。

 もちろん、「全会一致」できるように議論を尽くすことは大切ですが、議論を尽くしても最終的に合意できない場合は「多数決」で決める。これが民主主義です。決まるまでは議論を尽くす。決まったらそれに従う。これが民主主義の「大原則」のはずなのですが、そうなっていないのが「代表者会」なのです。驚きました!!まずは、これを切り崩していかなければなりません。ところが、「全会一致」をやめるためには「全会一致」でなければならないのだといいます!すごく「壁」は厚いです!でも、負けません!!

 今回、議会改革実行委員会の要領にもまた全会一致を原則とありましたが、議論を尽くしても「全会一致」しなかった場合は「多数決」にすることを確認しました!あたり前のことなのですが、これを認めたことは、大和市議会としては「快挙」だと思っています。

 この「あたり前」のことを代表者会にも適用してもらわなければなりませんが、これはまだ「もう一つハードルが高い」です(なにせ、私は会派「代表者」でもないので…)。それでもとにかく頑張ります!!私の「大和主義!!」のためには議会改革は絶対に必要です!!なぜ、議会改革が必要なのかは、次号に書きたいと思います。

No.67 平成26年6月定例会での「一般質問」について

 議席をお預かりして以来、毎回の定例会で「一般質問」を行ってまいりました。今定例会では、6月19日(木)の2番目に登壇させていただきます。時間的には、9時50分前後くらいからだと思います。お時間がありましたら、是非、議会にお越しになり、傍聴をいただければ嬉しいです。また、市議会のHPからも動画がライブ・録画で中継・配信されますので、こちらもご利用下さい。よろしくお願いします。私の「一般質問」の項目は以下のとおりです。

一.子どもと高齢者への政策について

(1)「こども110番の家」について
(2)病児保育について
(3)高齢者の法的保護について

二.教育について

(1)3学期制への移行について
(2)「私たちの道徳」の活用について
(3)小中一貫教育について

三.地域活性化について

(1)雇用の促進について
(2)企業への法的サポート体制について
(3)「昭和の町」で「まちづくり」構想について
(4)大和駅・みずき通りのターミナルとしての利用について

四.議会改革について

※登壇時間は「予定」です。当日の会議の進捗状況により、前後いたします。詳細は、議会事務局(260-5503)までお問い合わせ下さい。


○議会と「意見交換」しませんか?

 大和市議会は、昨年12月定例会で、大和市議会基本条例を制定しました。

 この条例は、今年1月1日から施行されています。私も本条例には、検討協議会副会長として参加し、約2年9ヶ月をかけて条例案作りとその取り纏めに尽力させていただきました。この条例の一つの「目玉」は市民や団体等との「意見交換会」です。議会基本条例第7条4項は、「議会は、地域に出向いて議会報告や意見交換を行うことができる」と規定し、市民や団体等と意見交換ができることとしました。

 今までは、会派や政党または議員個人が市民の皆様や各種団体と意見交換を行ったということはあったと思いますが、「議会」として「正式」に意見交換をしたことはなかったと思いますし、「制度」として確立してもいませんでした。このたび、議会基本条例により「正式」に議会としての「意見交換」が始まりました!!これは、大和市議会の歴史の中でも画期的なことです!!

 是非、この「市民参加」の機会をご活用下さい。「大和市議会意見交換会実施要領」並びに「意見交換会開催申込書」は大和市議会のHPにありますので、よろしくお願いします。不明な点は大和市議会事務局・議事担当(260-5503)までお問い合せ下さい。皆様からのお申し込みをお待ちしております!!


第26回市町村議会議員研修会に出席してきました

 去る、5月14日と15日の両日、神戸市で行われた第26回市町村議会議員研修会に出席してきました。今年は厚生常任委員を務めます。経済、教育政策の他、民生部門でもさらに頑張ります!

★記念講演「社会保障制度改革と自治体の課題」(一日目)
                     講師 伊藤 修平 鹿児島大教授

★実践講演(一日目)
「おせっかいの仕組みづくり〜野洲市生活困窮者自立支援推進モデル事業の取り組み〜」
                     講師 生水 裕美 氏
               (滋賀県・野洲市市民部市民生活相談課 専門相談員)
 
★介護保険・地域包括ケアシステムと自治体政策の課題」(二日目)
                     講師 佐藤 卓利 立命館大教授