No.246 2月1日は「市制記念日」です。63歳になりました

2月1日は「市制記念日」です。今年で大和市は63歳になりました。私が子どもの頃は学校も休みでしたので、皆、2月1日が「市制記念日」であることを知っていました。しかし、学校の休校もいつしかなくなり、大和市の市制施行の日がいつだったのかも忘れられつつありました。学校でも市制記念日についてあまり教えられなくなっていたので、この問題を議会で取り上げました(平成29年3月)。教育長からは「子供たちが市制記念日を通して市の成り立ちについて学び、歴史や先人たちの苦労を知ることで地域に誇りを持てるようになることは大変重要なことであると考えます。小中学校では、子供たちが地域のきずなや郷土愛を育む地域学習に市制記念日についての学習を位置づけ、指導を行ってまいりたいと考えております」と答弁をいただきました。現在は、学校においても、大和市の歴史や市制記念日を適切に教えていただいているものと認識しています。市民の皆様におかれましては、この機会にご家族で「大和の歴史」を学んでみてはいかがでしょうか?シリウスには、「大和の歴史」に関する書籍がありますし、市内の遺跡から出土した我が国「最古期」の土器片(ホンモノ! !)が展示されています。

〇冒険の森アスレチックについて

 引地台公園のさらに先にある「冒険の森」をご存知でしょうか?ここはかつて「アスレチック」で有名な公園であり、今も数は少なくなったものの「アスレチック遊具」があり、子供たちに親しまれています。私は、市議会の「一般質問」で「アスレチックの復活」について取り上げてきましたが、市としては、「アスレチック」を復活する考えはないようでした。そんな中、地域の方々から「アスレチック」の復活についてのご相談を受けました。大和市はゆとりの森を始めとして、大きなきれいな公園があり、そこには大型遊具が設置されています。ただ、これらの遊具は主に「小さな子供たち」のためのもので、3歳から12歳の子供たちを対象としています。大和市の公園にある「遊具」といえばその他には主に高齢者を対象とした「健康遊具」がありますが、中高生といった「若者」が健康的に遊べるような「遊具」はありません。こういった「大きな子供たち」のためにも「アスレチック」は是非とも必要であるというのです。その後、地域有志の方々を中心に「冒険の森アスレチックを考える会」が結成されました。私も応援させていただいていますが、必ずしも「復活」という「後ろ向き」なものではなく、「新しい形」の「アスレチック公園」を目指そうと協議を重ねています。
また、「冒険の森」の周囲のフェンスがボロボロだというご相談を受けました。現地を確認しますと本当に酷い状態でした。早速市側に要望して直していただきましたが、実はこの土地は防衛省が管理する国の土地なので、一続きのフェンスなのですが、国の管理部分については市がフェンスの修繕を行えないことも分かりました。そこで、我が党の甘利明衆議院議員を通じて防衛省にフェンスの修繕をお願いし、近く修繕される予定です。フェンスの修理という「小さな」なことでも市議会議員、国会議員としっかり連携しながら、地域の要望に応えてまいります。

〇病児保育について

 最近、「病児保育」という言葉を良く聞きます。その名のとおり「病気のお子さん」をお預かりする「一時施設」です。共働きやひとり親のご家庭にとって、子供の急な病気は大問題です。もとより、すべての親御さんは仕事を休んで子供の世話をしたいはずですが、「どうしても休めない」という状況があることも事実です。こんなとき、いわば「最後の砦」として頼りになるのが「病児保育」の存在です。大和市は「やまとニュース」1/17で「病児保育(市内3カ所)」と誇らしげに謳っていますが、実は、市が直接運営している「病児保育室」は一つもなく、1施設は業務委託、2施設は民間事業を「補助」しているという状況です。ところが、「病児保育室」は民間の事業としては、採算が合うものではありません。なぜなら、「病児保育室」にその日何人来るかは当日になってみないと判らず、それでも受け入れ態勢と職員の確保だけはしておかなければならないからです。社会にとって必要性の高い事業、しかし、採算が合わず民間の参入が難しい事業こそ、国や自治体といった「公共」が担わなければならないものだと考えます。
去る1/18、私は病児保育室の関係者とともに、政府のこども政策担当野田聖子大臣と三原じゅん子大臣補佐官を訪ねました。お二人とも大変お忙しい中、病児保育事業の諸課題について熱心に耳を傾けて下さり、力強いお言葉をいただきました。今後政府の病児保育施策に活かされることを期待しています。
また、病児保育事業が利用者にとってさらに「使いやすい」ものとなるためには、「広域連携」が必要です。このことについても、昨年、我が党の藤代ゆうや神奈川県議会議員を通じて県に話を通していただき、直接お願いに行ってきました。現在、県が中心になって関連市と協議をしていると聞いています。
病児保育事業は、国・県・市が関わる事業であるため、自民党のネットワークを活かして、国会議員(政府へ)、県議会議員(神奈川県へ)と連携しながら、現場の「声」が反映されるように、そして、病児保育を真に必要としている方々に「寄り添う」制度として、さらに発展していくよう今後とも尽力してまいります。

〇いつでもご相談下さい

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