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No.287 令和5年12月定例会が始まります

令和5年11月27日(月)から12月21日(木)まで25日間の会期で12月定例会が開催されます。会議の予定は下記のとおりです。会議はどなたでも傍聴できますので、市議会5階の議会事務局までお越し下さい。なお、本会議は、市議会のホームページからLIVEと録画で動画を配信しますのでご利用下さい。スマホやタブレットでもご視聴いただけますのでお試し下さい。

11月27日(月)   9時   本会議         議案の上程
11月29日(水)   9時   環境建設常任委員会   付託案件の審査
11月30日(木)   9時   文教市民経済常任委員会 付託案件の審査
12月 1日(金)   9時   厚生常任委員会     付託案件の審査
12月 4日(月)   9時   総務常任委員会     付託案件の審査
12月 5日(火)   9時   基地対策特別委員会   付託案件の審査
12月13日(水)   9時   議会運営委員会
12月14日(木)   9時   本会議(一般質問)
12月15日(金)   9時   本会議(一般質問)
12月18日(月)   9時   本会議(一般質問)
12月19日(火)   9時   議会運営委員会
12月21日(木)   9時   本会議    委員長報告、質疑、討論、採決

※ 会議の予定は変更する場合があります。
※ お問い合わせは、議会事務局(260-5503)にお願いします。

〇やるべきことをしっかりやる

自治体としての行政サービスは実には多種多様なものがあります。そのようなものの中から優先順位を決めて市民サービスを滞り無く実施することが行政の務めです。当然、財源にも限りがありますから、何でもできるわけではありません。大和市の一般会計は、昨年度の実績で約900億円です。ですから、現実的にはこの900億円をいかに振り分けていくかということになります。そう考えると、まずは、多くの市民が関係することを優先的に実施していくことが必要だと思います。

老若男女、子どもからご高齢の方まですべての方が利用する施設としては「道路」があります。「大和市の道路は良くない」と言われていますし、私が議員としてご相談を受ける「困りごと」の中でも「道路」に関するものは特に多いと感じています。一言に「道路」といっても、「困りごと」の内容は実に様々です。穴や陥没、ひび割れといった「道路」のコンディションに関する問題、横断歩道の塗装が消えて見えにくくなっているといったこと、また、歩道の整備や交通安全に関すること、街路樹や雑草の繁茂といった問題、信号機やカーブミラー等の新設に関すること等々です。これらの問題は、私道か公道かということでも、また公道であったとしても、市道か県道か国道かといったことでも、管轄する役所が違ったりととても複雑です。しかし、「道路」をしっかりと管理することは極めて重要なことであり、「やらなければならないこと」です。

大和市の「道路」にかける予算はそれほど多くはありません。私は、もっと増やすべきだと考えています。市が行っていることで「全くのムダ」というものはないと思いますが、限られた財源をまずは多くの方が関係することに、そして、生命の安全に関わることに優先的に使うべきだと考えています。私はこれまでも(通学路の安全を含む)道路行政について政策提案してきましたが、引き続きこの分野における提案をしてまいります。

「道路」に関しては、恐らく全ての市民の皆様が、何らかの問題を感じていらっしゃると思います。是非、私に教えて頂ければ有り難いです。市民の皆様のご意見を踏まえてしっかりと対策していきたいと思います。

〇路上喫煙と「喫煙所」の整備について

路上喫煙、特に駅周辺での路上喫煙は未だに大きな課題です。市は路上喫煙を禁止する条例を制定していますが、駅周辺にも「喫煙所」はなく、喫煙者からは、「喫煙所」の設置を求める声が強くあります。私も「一般質問」等で「受動喫煙」に配慮した「密閉型」の「喫煙所」の設置を提案してまいりました。行政は様々な方のご意見を反映させなければなりません。「様々な方」の中には、当然喫煙者も非喫者もいます。双方の立場の方のご意見に配慮するためには、受動喫煙とならないような「喫煙所」を整備することが必要だと思っています。最近、民間の事業者が駅周辺などで「密閉型」の「喫煙所」を設置、運営しています。今月鎌倉市でも始まりました。こういった事例を研究し、大和市に合ったカタチのものを提案していきたいと考えています。市民の皆様のご意見をお聞かせ下さい。

No.286 令和5年9月定例会「一般質問」

令和5年9月20日(水)「一般質問」を行い、以下の6項目を30分の持ち時間で質問しました。市議会のホームページから録画をご視聴いただけますので、是非ご覧下さい。スマホからも見れますのでお試し下さい。私の質問と行政側の答弁で1時間ぐらいです。

一.企業誘致と起業家支援について。
二.犯罪被害者支援条例について。
三.大和ゆとりの森「仲良しプラザ」とやまと公園「休憩所」の活用について。
四.面会交流(親子交流)について。
五.通学路の安全について。
六.介護サービス事業者の安全対策について。

以下に大項目1の内容を抜粋してご報告します。詳細については、市議会ホームベージから「録画」や「会議録」をご参照下さい。なお、ご不明な点やご意見がございましたら、末尾の私の携帯までご連絡下さい。

〇大項目1「企業誘致と起業家支援について」

★中項目1「企業誘致について」

(中村)地域経済活性化のための政策としては、まず、既存の地元企業にしっかりと事業を継続していただき、事業をさらに拡大していただけるような施策を実施していくことが必要です。しかし、それだけでは不十分で、新しい事業者を呼び込み経済のパイ自体の拡大を図らなければなりません。本市は決して企業誘致に関して積極的とは言えませんでしたが、議会からの提案を受けて、平成30年4月には、大和市企業活動振興条例を施行し、具体的な奨励金の制度を定めるなどの企業誘致施策に取組み始めました。結果として、以前は市内から事業者が撤退するばかりでしたが、近年は少しづつではありますが、市内に事業所を設けていただける事業者が増えてきています。とはいえ、引き続き企業誘致に積極的に取り組んでいくことは重要です。質問します。企業誘致の必要性についての市長の認識についてお尋ねします。また、今後どのような企業をどのように誘致しようとしているのでしょうか。伺います。

(市長)企業誘致により期待される成果は、市の税収アップや地域における雇用の拡大などが一般的ですが、それにとどまらず、既存の市内企業との連携、そこから新たな産業を生み出す可能性に及ぶものであり、これら全て地域経済活性化につながっていくものだと認識しています。製造業、情報通信業、自然科学研究事業の3業を対象にした取り組みを、状況により対象の拡大等も視野に入れながら今後も実施してまいります。

★中項目2「起業家支援について」

(中村)地域経済のパイ自体を大きくするために、企業誘致とともに重要なのが起業家支援であります。起業家支援についても企業誘致同様、かつては全くと言ってよいほど積極的な取組みはなかったのですが、議会で繰り返し求め続けてきた甲斐もあってか、少しづつ取組みが始まり、現在はベテルギウス内にリゲルという起業家支援スペースを設けて新しく事業を始めたいと思う方々を支援しています。今後の起業家支援についてどのようにお考えなのか伺います。

(市長)起業希望者の声に耳を傾けながら、引き続きニーズに応えていきたいと考えています。起業家支援スペースにつきましても、将来的な拡大や利用状況の見直しも視野に入れながら、より良い施設となるように努めてまいります。

★意見

・企業誘致の目的はさまざまですが、特に重要なのは、市の財源の確保と市内雇用の拡大であると思っています。なので、ある程度の規模の会社、そして、将来的にも発展する見込みの高い企業にターゲットを絞って誘致していって欲しいと思います。

・起業家支援に関しては、税金を投じて行う事業でありますから、今後は特にその投じた税金が回収できるような事業を起こす起業家の支援に力を入れていって欲しいと思っています。たとえば、ITやAIの分野でのベンチャービジネスなどの支援を積極的に行うことができるのではないかと思います。

・企業誘致も起業家支援も一朝一夕にはできません。具体的な目標を持ってスピード感を持ってやっていただきたいと思います。

No.285 令和5年9月定例会「厚生常任委員会」

令和5年9月5日(火)。私が所属する厚生常任委員会は会議を開き、令和4年度一般会計決算厚生常任委員会所管分を審査いたしました。厚生常任委員会は、子ども部、健康福祉部を所管しており、子ども政策、高齢者政策、障害者政策等を担当しています。委員会での私の質疑の幾つかを「会議録」からご紹介します。なお、詳細については議会ホームページから「会議録」を公開していますのでご参照下さい。

☆心身障害者医療費助成事業

(中村)心身障害者医療費助成事業は、評価課題の3番目に「3障がいの公平性を考慮しつつ、今後とも制度を安定的かつ継続的に運営できるよう、県の動向を注視しながら事業を継続してまいります」と書いてある。3障がいの公平性は大事なことで、定期的に議員と障がい者で意見交換も行っているが、精神障がい者への施策が大和市は遅れていると毎年意見がある。多分、市にもいっていることと思う。県の動向を注視することも必要であるが、近隣市の動向もしっかり注視して、大和市として特に精神障がい者への支援拡充を検討願いたい。それが反映された形での(来年度)予算が上がってくることを期待する。

★中村一夫は、精神障がい者への支援の拡充を訴えています。

☆児童館管理運営事業

(中村)コミュニティセンターと一緒になっている児童館で、1階部分が児童館的な役割で使っているところは、昨年度いくつあったか?

(こども・青少年課長)個々の使い方は承知していないが、全体のコミュニティセンターのうち、保育室、学習室、実習室の3つを児童館の役割として運営している。

(中村)大体1階にあるのか、2階にあるのか?

(こども・青少年課長)詳細は承知していない。

(中村)1階に受付の職員がいるので、子どもたちが目の届く範囲で活動することもあって1階に置いてあることが多い。その反面、コミセン的機能で高齢者もよく使うが、高齢者は2階に上がることが難しくて足が遠のいてしまうという問題がある。2階部分を児童館的な役割にして、1階を高齢者が使えばいいので検討する話もある。1階に児童館があることは職員の目の届く場所との意味もあるが、限られた施設を高齢者も子どもたちもうまく使えるように、担当課が違うので難しいところもあるが、コミセン担当の生活あんしん課と連携して検討願いたい。

★エレベーターなどの昇降設備のないコミセンで、2階に上がることが難しい高齢者がコミセンでのサークル活動から離れてしまうという問題を「一般質問」でも取り上げました。現在の施設をうまく活用して、子どもたちにとっても高齢者にとっても利用しやすい施設となるように検討を促していきます。

☆放課後児童クラブ事業

(中村)児童クラブは定員が一応ある。大和市は待機児童を出さないで、要件はあるが、希望者は皆クラブに入れる。利用する側はありがたい話であるが、スペースが実はそれほどなく、それをいうと登録者が皆来ていないとか、学校のスペースを使えるからというが、実際には学校のスペースも自由に使えないし、特にコロナのときに登録者数は減ったが、登録している人たちは割と来る。…その辺ももう一度見直しして、利用する方は待機がなくて有り難いが、子どもたちの生活環境を考えるともう少し見直しが必要と思うので検討願いたい。

★放課後児童クラブにおける子どもたちの生活環境改善を提案しています。

☆産後ケア事業

(すくすく子育て課長)訪問型は助産師が家を訪問してサポートするが、デイービス型のサポートは、比較的レスパイト的な意味合いが強いのに対して、訪問型は、助産師が訪問して母乳のケア等を具体的に行うことが中心になってくるので、その点が効果が高いと考えている。デイサービス型は、産婦が子どもを連れての外出となることが多いので準備等を含めて大変であるが、訪問型ではその必要もないので、その辺も喜ばれている。

(中村)今後は一時入所型の宿泊サービスを拡げることも含めて、さらに拡大を検討願いたい。

★中村一夫は、「宿泊型」の産後ケアを提案しています。

※市政につき、お気づきのこと、お困りのことがございましたらご連絡下さい。
090-3904-0813