作成者別アーカイブ: yoshioka

No.137 学力向上に向けて。

学力向上に向けて。

 議席をお預かりしてから、「教育問題」・「学力向上」のために具体的な施策の充実を求めてまいりました。

 また、小学校では、英語教育も先行して推進されます。(1)市立全学校全学年で朝や昼などの短時間学習(15分間)の実施(2)短時間学習は歌や物語を活用しなから、挨拶や会話の基本的な表現やフォニックス(文字と音との関係)などを学びます。(3)夏休みには英語を学ぶ意欲を向上させることを目的に「English Day」を開催します。

 「全国学力・学習状況調査」の結果などから、学力向上に対する具体的な施策の実施が必要と繰り返し提案してまいりましたが、このような形で段階的に実現してきました。今後とも「大和の子どもたち」が「学校教育」でしっかり基礎学力を充実させ、さらに学力を一層向上させることができるよう、教育委員会にも働きかけてまいります。

 保護者の皆様におかれましては、小学校での「放課後寺子屋やまと」や中学校での学習支援制度を積極的にご活用になり、お子様の「学力向上」にお役立ていただければ有り難いです。また、これらの市の制度をご利用になって、お気づきのことなどございましたら、是非、ご意見をお聞かせ下さい。いただいたご意見をしっかり受け止めて、さらなる改善を図ってまいります。

「不登校」や「いじめ」の解消に向けて。

 「教育問題」に関しては、「学力向上」のほか、「不登校」や「いじめの解消」についても積極的に取り組んできました。本市での具体的な施策のいくつかをご紹介します。

(1) スクールソーシャルワーカーや心理カウンセラー、小学校相談員が連携して支援に当っています。さらに、専門家や医師による「不登校を考える保護者会」、「医療相談員による個別相談」を実施しています。

(2) 学校に足が向かない小中学生の学びと生活の場として「まほろば教室(教育支援教室)」を開設し、その充実につとめています。

(3) 小学校には、「不登校児童支援員」を5名配置して、学習支援、教育相談、家庭訪問などに対応しています。

加えて、下記のとおり「相談」できる「体制」を充実させています。悩んでいることがあったら、是非、積極的に活用して下さい。

★いじめ相談・話してeメール。

★いじめ110番 フリーダイヤル

0120-874255(ハナシニゴーゴー)いじめを受けている自分のこと、いじめられている友達のことなど、いじめについて相談する電話です。

★ヤングテレホン

260-5040  子どもが自分や友達のことを相談する電話です。

★親と子の電話相談

261-7830(ナヤミナシ)親が子どものことで相談する電話です。

★不登校相談電話

260-5034 親や子どもが不登校のことで相談する電話です。

是非、ご利用下さい。

今年も、文教市民経済常任委員会委員を務めます。

 昨年、一昨年に続き、今年も文教市民経済常任委員会委員を務めます。同委員会は、教育委員会を所管しています。今年も大和の子どもたちのために、議会からしっかり政策提案してまいります。市民の皆様方におかれましては、「大和の教育」についてお気づきの点がございましたら、ご遠慮なくご意見をお聞かせください。

6月定例会が始まります。

 6月定例会が6月1日(木)から6月27日(火)まで27日間の会期で開催されます。今回の定例会から、本会議のインターネット中継(LIVE、録画)がスマートホン、タブレットからも視聴できます。是非ご利用下さい。

No.136 臨時議会が開催されました。

臨時議会が開催されました。

5月10日(水)、「臨時会」が開催されました。市側からは、市長の専決処分2件が報告され、議会は全員賛成で承認しました。その後、議会内の役職の変更などが行われました。私は、基地対策特別委員会委員長を拝命しました。言うまでもなく、本市にとって「厚木基地」の問題は大変重要な課題です。横須賀を事実上の母港とする米空母艦載機による航空機騒音は、長年大和市民を苦しめてきました。一方で、我が国を取り巻く国際状況の変化などによって、安全保障上の厚木基地の役割も高まってきています。航空機騒音などの問題と、安全保障上の課題。この二つの重要な課題に対処するために、これまでも空母艦載機の発着陸訓練を原則硫黄島で行うようにするなど、航空機騒音の軽減に努めてきましたが、抜本的な解決にはなっていません。大和市及び市議会は、航空機騒音などの抜本的な解決を図るため、空母艦載機部隊の「移駐」を国に対して働きかけてきましたが、今年は大きな動きが期待されています。何分、大変デリケートな問題ですので、今後とも慎重に対応していかなければなりませんが、このような重要な時期に基地対策の責任ある立場に選任いただいたことは大変名誉なことであると同時に責任の重大さを痛感しているところであります。市行政と協力しながら、空母艦載機の「移駐」の早期実現を目指して頑張ってまいります。加えて、常任委員会は、昨年に続いて文教市民経済常任委員会に所属します。昨年は、委員長として委員会の活性化に向けて「挑戦的」な取組みも行ってまいりましたが、今年も一委員として尽力してまいります。さらに議会運営の「要」である議会運営委員会にも所属することとなりました。私が議会改革実行委員長としてまとめてきた「議会改革項目」の内、具体的な検討を議会運営委員会で行うことになったものがいくつかあります。今年度は、議会運営委員会を「舞台」に市民のための議会改革をさらに進めてまいります! !

※附属機関等の委員。
今年度、次の附属機関等の委員になりました。
・社会福祉協議会評議委員・県道丸子中山茅ヶ崎線道路整備促進協議会委員(会長)・基地対策協議会委員・厚木基地周辺市議会基地対策協議会委員。

専決処分について。

「憲法改正」に関する議論の中で、「緊急事態条項」の必要性について言及されることがあります。「国難級」の災害などの場合で、国会を召集できないときなどに、一時的に行政権が議会に代わって立法権を行使するようなケースです。明治憲法では、第8条で「緊急勅令制度」が定められていて、緊急事態に備えていました。多くの国の憲法では、同様の「緊急事態条項」が規定されています。しかし、我が、日本国憲法には「緊急事態条項」がありません。首都圏直下地震などの大規模災害が予想されている中、「国難級」の災害に備えるためには、我が日本国憲法にも「緊急事態条項」を付け加えるべきと思います。この件については、国会での慎重審議を望みます。ところで、地方自治体には、「緊急事態条項」のような制度があります。それが「長の専決処分(地方自治法179条)」です。これは、「議会の議決すべき事件について特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき…は当該普通地方公共団体の長は、その議決すべき事件を処分することができる」(地方自治法179条1項)といったものです。もっとも、この処分は「…長は、次の会議においてこれを議会に報告し、その承認を求めなければならない」(地方自治法179条3項)ことになっています。今回、議会閉会中に2件の専決処分が行われました。内容は(1)市庁舎非常用発電機が故障し、代替する非常用発電機を緊急に備えなければならなくなったため、緊急に予算を補正したこと(2)こども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、緊急に条例を改正する必要が生じたことです。いずれも、市政を円滑に進めるために、市長が行った専決処分は妥当であったと判断し、5月10日の本会議において承認させいただきました。憲法にない「緊急事態条項」ですが、地方自治体では行政の円滑な運営のために同様の規定が活用されています。

6月定例会がはじまります。

今年2 回目の定例会が6月1から6月27日まで、27日間の会期で予定されています。主な会議の予定は次のとおりです。6/1(木)本会議。6/5(月)環境建設常任委員会。6/6(火)文教市民経済常任委員会(中村所属)。6/7(水)厚生常任委員会。6/8(木)総務常任委員会。6/9(金)基地対策特別委員会(中村委員長)。6/19(月)議会運営委員会(中村所属)。6/20(火)本会議(一般質問)。6/21(水)本会議(一般質問)。6/22(木)本会議(一般質問)。6/23(金)議会運営委員会(中村所属)。6/27(火)本会議。会議はすべて午前9時開始予定です。どの会議も傍聴できますので、是非、お越し下さい。なお、6月定例会に請願・陳情の提出をお考えの方は、5/29(月)17時が締切ですので、お忘れないようにお願いします。

「市政報告&意見交換会」のお知らせ。

毎月恒例の「市政報告&意見交換会」を下記のとおり実施しますので、是非、お気軽にお立ち寄り下さい。お待ちしています。

日時  平成29年5月 20日(土)
    13時30分から15時30分。
場所  ふれあいサロン千本桜(千本桜商店街内)

※途中からでも途中まででも結構です。お気軽にお立ち寄り下さい。

No.135 3月定例会「一般質問」要旨(後半)。

3月定例会で行った、私の「一般質問」の要旨(後半)です。ご興味いただけるものがありましたら、「大和市議会ホームページ」から「動画」がご覧になれますので、宜しくお願いします。

一.市制記念日について。

二.障がい者スポーツについて。

三.住民主体の地域公共交通について。

(質問)
「のりあい」の現状についてうかがう。

(答弁・まちづくり計画部長)
「のりあい」は地域住民が主体となった「地域の外出に関する取組み」として、平成22年度から協働事業として実施しているもので、今年で7年目を迎え、利用者数も毎年約1万7,000人に上り、地域の貴重な移動手段として定着している。その一方、経費面での不足、運転士の高齢化、活動を支える人員の確保など、事業を継続していく上でさまざまな課題が顕在化している。これらの課題に対し、現在市が主体となり、のりあい事務局・地域の自治会の方々・交通事業者などの関係機関で構成する検討会において、「のりあい」独自の良さを残しながら、長く続けていけるよう運転部分だけを事業者に委託することなども視野に入れ、新たな運行手法について検討を進めている。

(質問)
「のりあい」を参考にした住民主体の地域公共交通の推進についてうかがう。

(答弁・街づくり計画部長)
地域住民が積極的に移動手段の創出に関わっていくことは、さらなる地域公共交通の充実に寄与するものと考え、市としても現状の「のりあい」が抱えている課題を踏まえながら、住民主体の地域公共交通に対する支援について考えていく。

※ 意見・要望
・ 「のりあい」や他市の事例を研究して、どうすれば、より実施しやすいものにしていけるか、そういう「モデル」を作って、地域に提案してはいかがか。

四.駅周辺の美化について。

(質問)
駅前の美化のために、空き缶やペットボトルなどの回収箱と密閉型の喫煙所を設置すべきと思うがいかが。

(答弁・環境農政部長)
本市においては、ごみの持ち帰りを推進していることから、現時点では考えていないが、自動販売機設置事業者などに対して協力を求めるとともに、今後も引き続き年間を通した美化推進事業や駅頭での啓発活動などにより、ポイ捨てのない快適な環境づくりに努めていく。また、密閉式の喫煙所の設置については、たばこの臭いを除去しきれないといった構造上の問題があるほか、設置費用や維持管理に多額の費用を要することに加え、設置場所によっては、設置基準法による制限があること、定期的なメンテナンスも必要など、さまざまな課題があり、現時点では困難と考えているが、今後JTに対しても喫煙所の改善についての協力を働きかけるとともに、国の動向などにも注視していく。

(質問)
たばこのポイ捨てなどに対する条例の罰則を厳格に適用すべきと思うがどうか。

(答弁・環境農政部長)
今後も引き続き違反者に対しては条例に定める手続きに基づき、適切に対応していく。

※ 意見・要望
・ 空き缶、ペットボトルの回収箱設置については、引き続きの研究を要望する。
・ 密閉式喫煙所については、まずは大和駅からお願いしたい。

○ 文教市民経済常任委員長として。

議席をお預かりしてから初めての常任委員長を拝命してまもなく一年がたちます。常任委員会は、市政の専門分野を所管しており、議会活動の中でも重要な機関です。常任委員長して、委員会活性化のためにいくつか試みてきました。委員長になって感じたことですが、委員会の活動も(他の議会での活動と同様に)なかなか「融通がききません」。「もっとこうしたらいいのに」ということがなかなか難しいのです。それでも、現在の「制度」でできる限りやってみました。たとえば…。

(1) 常任委員会の行政視察の後、委員会を任意で行い、各委員の意見をまとめ、委員長として「委員会の意見」という形で「一般質問」しました(於。昨年12月定例会)。
(2) 任意で委員会の市内視察を行いました。・中学校ではじまった、「学力向上推進事業」・学校図書館。
(3) 任意で、商工会議所の部会と商業振興(商店街活性化)について「意見交換会」を実施しました。
委員会として、もっと「自立的」な調査・研究ができるようになれば良いと考えていますが、そのためには、更に議会内での協議が必要だと思います。今後、「議会改革」の中で更に議論を深めていきたいと考えています。

※ 5月10日に行われる「臨時会」で、議会内の役職は改選される予定です。