カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.283 一般質問について

今定例会の「一般質問」は、9月19日(火)から21日(木)までの三日間です。どなたでも傍聴になれますので、お気軽に市役所5階の市議会事務局までお越し下さい。市議会のホームページからはLIVEと録画で動画を配信しますのでご利用下さい。私、中村一夫の「一般質問」は、9月20日(水)の午後1時ぐらいからを予定しています。時間は会議の進捗状況で前後しますので、当日のお昼頃に市議会事務局(260-5503)までお問い合わせいだくと、より正確な時間が分かると思います。

〇中村一夫の「一般質問」

中村一夫の「一般質問」は、下記の内容を30分の持ち時間で行います。市側の答弁を入れて大体1時間ぐらいです。なお、内容等は変更する場合もありますのでご了承下さい。

一.企業誘致と起業家支援について

企業誘致と起業家支援は、「地域経済のパイ」自体を拡大し、市の財源を確保・拡大するために極めて重要な施策です。そもそも、市はどういう目的で企業誘致や起業家支援を行ってきたのでしょうか。これまでの実績と今後の方向性について伺います。あわせて、私からの提案を行います。

二.犯罪被害者支援条例ついて

「犯罪被害者支援条例」については、以前にも「一般質問」で取り上げました。大和市は、県内でも犯罪認知件数の多い自治体であり、特殊詐欺の被害額も昨年度1億円を超えています。それだけ被害が出ているということは、それだけの被害者がいるということです。特に、特殊詐欺の被害者は高齢者が多く、メンタル面の支援・サポートが重要です。犯罪が発生しないように防犯対策を強化することはいうまでもありませんが、不幸にして犯罪の被害者となってしまった方への支援も同様に大切です。改めて、「犯罪被害者支援条例」の制定について提案します。

三.ゆとりの森「なかよしプラザ」とやまと公園「休憩所」の活用について

大和ゆとりの森「仲良しプラザ」の活用については以前にも取り上げましたが、今回は、「道の駅」
として活用することを改めて提案します。県道45号線(丸子中山茅ヶ崎線)に面した「ゆとりの森」を新たな観光資源、地域情報・地域経済の発信拠点としても活用することを提案します。あわせて、今年2月にリニューアルオープンした「やまと公園」にある「休憩所」の有効活用を提案します。

四.面会交流(親子交流)について

別居・離婚後の親子関係を断絶させないためには、面会交流(親子交流)の機会を確保していくことが大切です。ただ、いろいろ課題もあります。法務省に登録されている「面会交流支援機関」と連携しながら、市が面会交流(親子交流)を積極的にサポートすることを提案します。

五.通学路の安全について

通学路の安全を確保するためには、道路そのものにスピードを抑制する機能を持たせることが効果的です。これまでの市の通学路交通安全対策をお聴きするとともに、全国的に効果が認められている「ハンプ」について提案します。

六.介護サービス従業者の安全対策について

介護サービス従業者が、利用者や家族からの「ハラスメント」や「暴力」等を受けているということが社会問題化してきています。市はこのことに対してどのような認識を持っているのか伺います。神戸市は、介護サービスの利用者や家族からのハラスメント等に対する「啓発チラシ」を作成しています。本市においても同様の「啓発チラシ」を作成して介護サービス従業者の安全対策を行うよう提案します。

No.282 前市長のパワハラ問題に関して

前市長のパワハラ問題に関しては、議会として調査を行い一定の結果を報告しました。調査に基づき、昨年12月定例会では、市長の問責決議を行い、その後、辞職勧告決議も可決しています。前市長は、その後一旦市長選への不出馬を表明しましたが、3月定例会終了後に不出馬表明を撤回し、本年4月に行われた市長選挙に立候補し落選しています。本年7月28日には横浜地裁でパワハラに関する裁判の判決が言い渡され、前市長の事実上の敗訴が確定しました。

前市長のパワハラ問題に関しては、議会も多くの時間を費やして調査をしてきました。その中で、公共工事のやり直しに関する問題が浮上してきています。ただ、議員の任期が残り少なくなっていたこともあり、この件については改選後の議会に申し送る事にして一旦調査を終了したという経緯があります。

選挙も終わりこの問題をどのように取り扱うかかが、改選後の議会運営委員会で話し合われました。新市長が市(行政)として調査すると明言したことから、行政の調査に委ねるべきとの意見もありましたが、「公共工事」というもはや個人的な「パワハラ」を超える問題となる可能性もあることから、議会としても調査をするべきだという意見が多くを占め、結果として地方自治法109条に基づく「特別委員会」を設置して調査することで合意しました。委員会設置の詳細については、9月15日の議会運営委員会に議題として提出されることになっており、その後本会議での議決を経て正式に設置される見込みです。

〇議会としての対応について

今回の一連のパワハラ問題を受けて、再発防止のため「大和市ハラスメント防止条例」を制定しました。今回は、「市長による公共工事の不適切なやり直しの強要」という疑惑であり、事実であればより違法性の高い問題となる可能性があります。この件については、委員会が正式に発足した後、委員会の場で審議されることになりますが、前市長の長期政権の中で、議会がそもそもの役割である行政へのチェック機能を十分に発揮できなかったのではないかという強い反省もあります。

私は、予算や決算の審査の精度を高めることをずっと主張してきました。そして、その第一歩として予算、決算を審査する予算委員会、決算委員会の設置を求めてきましたが、残念ながら多くの議員の同意が得られず未だに実現できていないのが現状です。今回の一連の「事件」への反省から早急に予算、決算審査の体制を強化していく必要があると思います。まさに、9月定例会は決算審査の議会であり、前市長の下で行われた事業に関する決算審査でありますが、新しい市政をスタートさせるためにも、厳しく審査し、問題点があれば強く是正を促す必要があると思います。市民の皆様におかれましては、是非、9月定例会での決算審査にご注目下さい。

※大和市の予算、決算の審査の方法は、通常の常任委員会(総務、厚生、文教市民経済、環境建設)が他の議案とともに一日で審査し、最終日に本会議で議決します。私は、予算、決算委員会を設置し、他の議案とは別に予算、決算だけを集中して審議する体制の構築を主張しています。

〇ウイグル街宣活動について

現在、中国共産党によって行われているウイグル人への迫害は、言語に絶するものがあります。
詳細について言及するには紙面が足りませんが、ネットで検索していだければ沢山の情報を入手できると思います。私は、以前からこの問題に関心を持っており、「ウイグルを応援する全国地方議員の会」に所属しています。昨年は、在日ウイグル人の方にもご出席をいただき、シリウスで「証言集会」を開催しました。

しかし、ウイグル問題はマスコミでも多く報道されるわけではないため、定期的な活動をしないと忘れられてしまいます。そして、この問題を世界が忘れてしまったら、ウイグル人への迫害は無くならないのです。今、こうしている瞬間にも多くのウイグル人が迫害され、中には命の危険にさらされている人もいます。それで、定期的に「ウイグル街宣活動」を大和市でも行うことにしました。今月は下記の日程で行います。是非、ウイグルで起きている恐るべき人権侵害に関心を寄せて下さい。そして、それを拡散して下さい。多くの人がこの問題に関心を持ち、声を上げることが、ウイグル人への迫害を止めさせる道だからです。

日時 令和5年9月30日(土)
   11時30分から13時

場所 大和駅・ブロス前広場

No. 281 9月定例会が始まります

令和5年第3 回定例会が下記の予定で開催されます。本会議、委員会ともどなたでも傍聴できます。是非、お気軽にお立ち寄り下さい。また、本会議は市議会ホームページから「動画」を配信します。お手持ちのスマホでもご覧いただけますのでご利用下さい。なお、会議の予定は変更される場合があります。詳細は、市議会事務局(260-5503)までお問い合わせ下さい。

8月30日(水)9時から 本会議(議案の上程、説明等)
9月 1日(金)9時から 環境建設常任委員会
9月 4日(月)9時から 文教市民経済常任委員会
9月 5日(火)9時から 厚生常任委員会(中村所属委員会)
9月 6日(水)9時から 総務常任委員会
9月 7日(木)9時から 基地対策特別委員会
9月15日(金)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
9月19日(火)9時から 本会議(一般質問)
9月20日(水)9時から 本会議(一般質問)
9月21日(木)9時から 本会議(一般質問)
9月22日(金)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
9月26日(火)9時から 本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)

9月定例会では、昨年度の決算を審査します。市民の皆様からお預かりした貴重な税金がどのように使われ、どのような成果が出たか、各委員会ごとに所管の事業を審査してまいります。決算審査は、予算審査に比べて関心が高いとはいえませんが、私は、むしろ決算審査こそ市民の皆様にご注目いただきたいと思っています。是非、9月定例会の決算審査にご注目下さい。

〇地域経済の活性化について

地域経済活性化は、私の初当選以来の主要政策の一つです。地域経済活性化のためには、地域で「お金」を回していかなければなりません。そのための「仕組みづくり」、「仕掛け」が地域経済活性に関する政策です。地域でお金を回していく最も直接的な方法は、行政が積極的に「公共事業」を発注することです。市外の事業者に発注しても「地域」の経済活性化にはつながりにくいですから、市内事業者に優先して発注していくことが大切です。もちろん、不要な公共事業を行うことは税金の無駄遣いですから、厳に慎まなければなりません。しかし本市には、道路整備や公園整備、雑草の定期的な除去といった「やるべき」公共事業が山積しています。市が必要な公共事業を市内事業者に発注して「お金」を積極的に出していくことは、直接的な地域経済活性化につながります。次に市内事業者の「売り上げ増」になる施策を行うことです。今月、山形市を視察して学んだ「biz支援センター」のプログラムを提案する予定です。加えて、市外から企業誘致や起業家の育成を行い、地域経済の「パイ」自体を大きくしていくことも必要です。これまでもさまざまな地域経済活性化政策を提案してきましたが、概して前市長の下では消極的な反応でした。市長交代した今年こそ、これまでの市の消極的な地域経済施策を転換するチャンスです。9月の定例会ではこの分野の質問をする予定です。ご注目ください!!

〇「市政報告会&意見交換会」のお知らせ

私、中村一夫の「市政報告会&意見交換会」を開催します。今回は時間枠を拡げて、自民党神奈川13区支部長に就任した「まるたこう一郎(丸田康一郎)」氏と対談も行います。まるた(丸田)氏は、38歳。経産官僚出身です。これまでも中小企業庁などで仕事をしてきました。国の経済と地方(大和市)の経済に関する政策を対談し、皆様のご意見を伺います。是非、お誘い合わせの上お越し下さい。お待ちしています。

日時 令和5年9月3日(土)
   9時30分から13時まで。

場所 渋谷学習センター(イコーザ)306(和室)。
   小田急江の島線高座渋谷駅西口下車 すぐ。