No.49 平成25年第3回定例会が始まります

 平成25年第3回定例会(9月定例会)が、8月30日から9月26日までの28日間の会期日程で行われます。9月の定例会は大和市の「決算」を審査するため毎年行われます。市民の皆様からお預かりしている貴重な税金の使い方を審査し、ムダはなかったか、効率良く執行されたか等々を議会として審査いたします。大変重要な定例会ですので、市民の皆様の「厳しい目」で議会の審査にご注目下さい。

 9月定例会28日間の日程は大きく前半と後半に分かれます。前半部は、各委員会の会議が開かれ、後半部には「一般質問」が行われます。「一般質問」が公開され傍聴できることをご存知の方は多いのですが、各委員会も傍聴できることをご存知の方は比較的少ない気がします。議会の「傍聴」は日本国憲法第21条第1項に規定される「表現の自由」を保障するための「知る権利」を担保するためにも重要な「権利」です。是非、この「権利」をご活用下さいますようにお願いします。

 現在大和市議会は、決算を審査する「特別委員会」を持っていません。そこで、4つの「常任委員会」がそれぞれの所管事項に係る決算を審査いたします。各常任委員会の所管事項は以下のとおりです。

  • 総務常任委員会  市長室、政策部、総務部、会計課、監査委員会、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、消防本部及び消防署がそれぞれ所管する事項と他の委員会の所管に属さない事項。
  • 厚生常任委員会  健康福祉部、こども部、市立病院、福祉事務所のそれぞれの所管に属する事項。
  • 文教市民経済常任委員会 市民経済部、文化スポーツ部、教育委員会のそれぞれの所管に属する事項。
  • 環境建設常任委員会  環境農政部、街づくり計画部、都市施設総務部、農業委員会のそれぞれの所管に属する事項。


  •  常任委員会の審査は9/3(火)午前9時、環境建設常任委員会から始まります。その後、9/4文教市民経済常任委員会、9/5厚生常任委員会、9/6総務常任委員会と続きます。決算の委員会審査は「分厚い」決算書をページを繰りながら1ページごとに「慎重」に行われていきます。単に「数字(金額)」だけではなく、数字(金額)の「背後」にある実施された「事業内容」に突っ込んで、その執行が適正であったかを審査します。

     委員会によっては夜中までかかることもあり、かなりの体力と集中力を求められる仕事です。委員会としての審査が終了すると委員会として「決」がとられます。そして、委員会の審査結果は、本会議最終日(9/26)に常任委員会委員長から審査の経緯とともに本会議にはかられ、認定の有無についての採決が行われます。

     上記いずれかの日にお時間がありましたら、是非、委員会も「傍聴」下さい。(時間、審査状況等の詳細は議会事務局260-5503までお問い合わせ下さい)お待ちしています! !市役所にお越しになったら、エレベーターで5階に上がっていただき、議会事務局で簡単な手続きをおとりになり、その後「傍聴」をお願いしています。また、委員会の審査内容は後日市議会のHP等で議事録(速報もあります)が公開されますので、お仕事等で「傍聴」が難しい方もお目を通して頂ければ幸いです。

     前述したとおり、議会の「傍聴」は「知る権利」を担保するものですが、「知る権利」は日本国憲法第21条第1項が規定する「権利」、「表現の自由」を保障するためのものです。議会の審議を通して「知った」情報に基づき、たとえば、前号の「大和主義! !」でもご案内した「陳情」や「請願」といった政治的な「表現」を行うことができるかもしれません。私たち議員も市民の皆様方が十分な情報を得る事ができるように、一生懸命に審議してまいりますので、是非、「決算」を含む9月定例会に注目下さいますようにお願い申し上げます! !