No.50 今定例会でも一般質問を行います

 議席をお預かりして以来、毎回の定例会で欠かさず「一般質問」を行い、市政を質してまいりました。今定例会でも「一般質問」を行います。今回は、24日火曜日の二番目です。時間は10時前くらいと思いますが、当日の進行によって変わってきますので、議会事務局(260-5503)にお問い合わせ下さい。

 皆様の傍聴をお待ちしています!!直接議会までお越し下さることが困難な方は、市議会のホームページでライブ、録画で中継、配信していますのでご覧下さい。宜しくお願いします。
今回行う「一般質問」の項目(大項目)は以下のとおりです。

1.自治基本条例について。
2.平成24年度決算について。
3.「健康都市」について。
4.いわゆる「買い物難民」について。
5.引地川公園「遊びの森(やまと冒険の森)」について。
6.(仮称)人材登録制度について。
7.いじめ問題と道徳教育について。


「一般質問」の主な点。

今回も大項目で7つと盛りだくさんですが、以下にいくつか主なものご紹介します。

・平成24年度決算について。

 今定例会は、「決算」を審査する定例会です。詳細は各常任委員会で審査され、定例会最終日(9/26)の本会議にはかられます。今回、「一般質問」で取り上げるのは、そもそもの「歳入」に関する市の考え方についてです。

 昨年度の大和市の一般会計歳入総額は63,882,985千円となりました。これは、前年度と比較して110,879千円(0.2%)増です。歳入増の主な理由は市民税や軽自動車税が増えたからです。このように昨年度の大和市の歳入総額は増加しています。

 これは確かに良い事です。ただ、問題なのは、「政策的に歳入を増やす事業を行ったから増収になったわけではない」ということです。収納率を上げるために督促等を積極的に行い、収納率が上がったことはあるでしょうが、歳入という「パイ」そのものの大きさを拡大するための政策を実施したわけではありません。

 つまり昨年度の増収は「自然」に増えただけです。政策的に増収となったわけではなく、自然に増収となったということは、同様に自然に減収となることもあります。大和市には市経済の根本である「歳入そのもの」を増やすための積極的政策がありません。全く驚くべきことです!

 私はこのことが大和市の最も大きな問題の一つだと思っています。今回の「一般質問」で大和市の「歳入」に関する考え方を質すとともに、歳入を増やすための政策を実行するように求めます。

・いわゆる「買い物難民」について。

 全国的に大きな問題となっていている、いわゆる「買い物難民」「買い物弱者」について取り上げます。高度成長時代に新興住宅地に「当時」の若い世帯が住居を構え、その地域が現在急速に高齢化してきています。

 この「買い物難民」「買い物弱者」の問題は大和市にも存在しています。大和市は丘陵起伏が少なく、交通の便が良いということから、「買い物難民」の問題に関しては今まで積極的に取組んできたとはいえませんでした。

 しかし、今後益々この問題は大きくなると思われ、急ぎ積極的に取組む必要があると思い今回は「一般質問」で取り上げます。経済産業省も「買い物難民」に対する有効な対策として次の4つの取組みを示しています。

1.宅配サービス。
2.移動販売。
3.店への移動手段の提供。
4.便利な店舗立地。

 この中で「店への移動手段の提供」では大和市の場合「コミュニティバス(のろっと)」が大変好評を得ている施策だと思います。ただ、バスのルートや時間などについては更に検討、改善が必要なところもあり、今回はその点を指摘させていただくとともに提案を申し上げるつもりです。