早いもので、議席をお預かりして三年目となりました。今年一年間の議員活動について、ご報告いたします。
商業振興条例が施行されました!!
昨年12月定例会で可決された、商業振興条例が、今年4月1日より、いよいよ施行されました。この条例は昨年一年かけて私が条文案から作り、所属する会派「新政クラブ」の賛同を得て、会派全員で提案したものです。半世紀を超える大和市議会の歴史の中で、議員提案での経済政策条例はこの条例が最初のものです!大和市議会の「歴史に残る」ことだと思っています。
この条例は「商業振興」条例ですが「商業振興」それ自体を「目的」としているのではありません。この条例の「目的」は条例第1条にも規定したとおり(1)市民生活の向上と(2)地域社会の持続的な発展です。この「目的」を達成するために、地域の「商業」を振興していこうというのが、この条例制定の眼目です。
また、商業の「主体」ともいえる「商業者等」についても、この条例は「幅広く」定義しています。単に「物販」だけではなく、飲食、サービス業など多岐にわたっています。それで、商業振興条例がカバーしている範囲は実は大変広く、事実上の「産業振興条例」的な面を持っているとも言えます。
この条例の一つの特色は、市長は商業振興のための「基本計画」を策定することに「努めるものとする」という規定を置いたことです。「努力規定」とはいうものの、これを「議員提案」条例に書き込んだことの意味は大きいです。今まで、市は商業振興に関する「基本計画」策定に消極的でした。
しかし、この条例が「基本計画」策定について規定したことにより、今「(仮称)商業戦略計画」を作り始めています。ついに(というか、やっと)、大和市は「計画的」に商業を振興することになったのです!市議会が本来の役割(市のルールを作るという)を果たすことの「意味」はこういうことだと思います。今、大和市の経済政策が変わり始めています! !
子宮頸がんワクチンに関して、「請願書」の採択に尽力しました!!
子宮頸がんワクチンは、法定接種になったものの、接種後に副反応と思われる「体調の変化」を訴える方が多く現れ「社会問題化」しました。大和市議会にも今年6月、9月と幾つかの「請願書」が提出されました。私は、6月議会に提出された「子宮頸がんワクチン事業の一時中止を求め、早急な調査を開始する請願書」の「紹介議員」に同じ会派の井上貢議員と共になり、この「請願書」が採択されるように尽力しました。
結果、6月6日の厚生常任委員会で全国で初めて採択されました。これは、その後の全国的な同様の動きの「口火を切った」こととして、新聞でも取り上げられました。
9月定例会では、同じく子宮頸がんワクチンに関して、「子宮頸がん検診対策の充実を促進し、HPV予防ワクチンを接種した子供たちへの調査を求める請願書」が出されました。今回も「紹介議員」となり、採択されるように井上議員と一緒に頑張りました。
委員会でも本会議でも採択され、結果、大和市もやっと調査をしました。当初、副反応等ないと言っていましたが、今回の調査の結果、なんと1,000人を超える方に「体調の変化」があったことが分かり、新聞でも報道されました。これらは、「請願」といった市民の方の「声」と議会が一緒になって、国や行政を動かした例にもなりました。大和市は、これら「体調の変化」があった方々の対応を責任を持って行わなければなりません!!
議会基本条例が可決・成立しました!!
平成24年2月より、約1年9ヶ月、32回の会議を重ねて協議してきた「議会基本条例」は、今定例会に上程され、11月27日に全会一致で可決・成立しました。この条例は、二元代表制の下での議会の役割りを明らかにし、議会及び議員の活動原則等議会に関する基本的な事項を定めることにより、議会が市民の付託に的確に応え、もって市民福祉の向上と、公正で民主的な市政の推進に寄与することを目的としています。
私は、条例案を策定した議会基本条例検討協議会副会長として、条例案をまとめました。議席をお預かりして二つめの「議員提案条例」に深く関われたことは、大変有り難いことと思っています。この条例がその目的どおりの役割りを果たすよう、その運用に力を尽くします!!
駅頭で市政報告を続けています!!
議席をお預かりする前も今も、朝夕駅頭に立ち「大和主義! !」の黄色い旗を掲げて政治活動(「市政・議会報告」)を行っています!月曜日から金曜日までの朝と夕方、悪天候、議会や仕事などのない限り、市内の各駅(8駅)でやってます。
「大和主義!!」の旗をお見かけになったら、ご意見、ご要望をお気軽に仰って下さい!!