平成31年度「一般会計予算」について。
今定例会に上程されている平成31年度の一般会計予算規模は、774億4,000万円(対前年度+0.4%)です。その内、自主財源総額は439億6,821万円(対前年度−1.1%)で、自主財源比率は、
56.8%(対前年度−0.9ポイント)となっています。新年度予算に盛り込まれている事業の主なものを以下に紹介いたします。
新規事業
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おひとり様などの終活支援事業 2,956千円
ひとり暮らし等の市民が抱える終活に関する精神的な不安を解消することで、健康で安心した生活を確保することを目的とします。具体的には、自らの葬儀等に関する相談受付、情報発信、葬儀の生前契約に関するサポート等を行います。
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特別支援教育センター施設維持管理事務 21,691千円
平成31年4月に開設する特別支援教育に関する専門的な施設の維持管理を行います。通常の学級に在籍する支援の必要な児童生徒等、及びその保護者に対する専門的な支援を安全かつ快適な環境の中で実施します。
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大和駅周辺防犯特別対策事業 37,171千円
大和駅周辺の防犯対策を強化し、イメージアップを図ります。具体的には、大和駅から半径200m以内に、街頭防犯カメラ(20箇所)、防犯灯(100灯)、客引き防止看板(4台)を整備します。
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空家等対策事業 9,225千円
空き家等の適正管理を促進することにより、防災、衛生、景観面等に与える影響の未然防止や抑制に努め、生活環境の保全を図ります。(仮称)「大和市空家等対策計画」の策定に向け、空き家等の実態調査及び課題整理のための調査業務(委託)を行います。
充実事業
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病児保育事業 57,701千円
病児保育の実施により、保護者の就労等を支援します。もみの木医院病児保育室の定員を増やし、十六山病児保育室に対して補助金を交付します(新規)。
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防災情報システム管理事業 4,849千円
防災情報システム等の運用及び保守管理を行います。ヤマトSOS支援アプリのマップ情報に、浸水想定区域を追加します。
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消費生活相談事業 10,978千円
市民が消費生活を送るうえで、事業者との取引や契約に関して相談できる体制を整備し、市民が安心して消費生活を送ることができる環境を整備します。具体的には、消費生活相談員を1名増員し、3名勤務(月から金)とすることにより、増加している消費生活相談に対応します。
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コミュニティバス運行事業 343,367千円
これまでに実施した調査の結果や、市民からの要望事項等を踏まえ、運行ルートやダイヤ等の見直しを行います。「のろっと」においてICカードを利用できるようにします。
その他の事業
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放課後児童クラブ施設整備事業 142,401円
放課後児童クラブへの入会希望児童数が、既存施設の定員を越えると予想される小学校について、受け入れ体制の整備を行います。中央林間小学校敷地内にあるプレハブ施設を建て替えます。
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学力向上対策推進事業 146,161千円
児童生徒への学習支援を行うとともに、小学校の若手教員の指導力を養うことで、継続的に学力の向上を図ります。
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建築物の耐震化等促進事業 58,972千円
「大和市耐震改修促進計画」に基づき、建築物の耐震化を促進し、地震による倒壊等の被害から市民の生命、財産を保護します。ブロック塀等の無料診断を行い、法に適合しない危険なブロック塀等の撤去改善費の一部を助成します。木造住宅について、無料の簡易耐震診断及び精密耐震診断費、耐震改修費の一部を助成します。
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企業活動促進支援事業 72,280千円
大和市企業活動振興条例に基づき、企業活動を支援します。大和市企業活動振興条例に基づく認定計画に対して、奨励金を交付します。
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さがみロボット産業特区促進支援事業 20,090千円
市内ロボット(生活支援ロボット)関連産業の振興を図ることにより、市内産業をより一層発展させていきます。
予算審査の委員会について。
大和市議会では、常任委員会で所管事業ごとに予算審査を行います。常任委員会の会議の日程は次のとおりです。
2/19(火) | 環境建設常任委員会 |
2/20(水) | 文教市民経済常任委員会 |
2/21(木) | 厚生常任委員会 |
2/22(金) | 総務常任委員会 |
※ 委員会の会議は傍聴できます。