No.226 令和3年度予算が成立しました

 令和3年3月23日(火)、大和市議会は本会議を開催し、令和3年度予算案を可決しました。
一般会計の総額は、831億2,200万円で前年度より6.4%の増となっています。新型コロナウイルス感染症の影響で、市の主要な財源である市税は減少しますが、国費である地方交付税などを活用して、コロナ対策や市民サービスを着実に行っていきます。厳しい財政の中、中止や一時停止、延期となった事業もありますが、まさに「非常事態」の予算編成です。市民の皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようにお願いします。自由民主党としては、必要に応じて補正予算を組み、市政運営を行うように意見を申し述べました。今後とも市民の皆様の「声」をしっかり執行部側に伝えて、厳しい財政運営ではありますが、市民サービスを出来る限り滞らすことのないように強く求めてまいります。

〇 委員会の審議から

 令和3年3月2日(火)、私が所属する文教市民経済常任委員会は、委員会の会議を開催し、委員会に付託された令和3年度予算文教市民経済常任委員会所管分を審査いたしました。以下は、私の発言の一部です。

市民経済部関係
(中村)(自治会の)会員数を増やす・維持するために何をしているか。市役所職員に対しても自治会加入を促進することが必要だ。事業として取り組む考えはあるか。

(市民経済部長)特にない。

(中村)理由を教えて欲しい。

(市民経済部長)市職員としての自分の身分を考えたとき、地域の活動に率先して入って行くのは当然だ。あまり強要すると負担も発生するので控えている。

(中村)強要ではなく、促進である。市民に自治会に加入しようと言っているのに、市職員は別では(会員の)数は増えない。自ら手本を示すことにより、自治会加入を促進していくことが必要だ。

文化スポーツ部関係
(中村)人権啓発事業に関して、パネル展とはどういうものを予定しているか。

(国際・男女共同参画課長)今年も人権週間に1階市民課ロビーで開催したが、来年も同じものを予定している。

(中村)人権問題は重要なことであるし、いろいろな問題がその都度出てきているので工夫して欲しい。ウイグル人の問題は国会でも大きな問題になっており、ジェノサイドとも言われて、国際的に問題になっている。各地でウイグル人の人権についてパネル展示も行われているので、そういうことも検討していだきたい。

教育部関係
(中村)コロナで長期休暇になって、そのまま学校に行かなくなってしまったり、社会の不安から学校から足が遠のいて不登校になってしまった子供は増えているのか。

(青少年相談室長)欠席ではないが、心配な児童生徒は別に上げてもらっている。その数も多いので、総合して考えると、昨年度より増えている。

(中村)メンタルも含めて子供たちをケアしていく必要はいつもよりあるのではないか。教育現場にしっかりと落とし込んで、きめ細かい指導を来年度も引き続き行ってもらいたい。

〇 中村一夫の「一般質問」

 今定例会での中村一夫の「一般質問」は次のとおりです。市議会ホームページからは「動画」が
配信されていますので、是非ご覧下さい。
1. 新型コロナウイルスワクチン接種について。
2. 環境政策について。
3. テレワークについて。
4. 仲良しプラザについて。