前号に続き、6月22日(木)に行った「一般質問」の続きをご紹介します。なお、詳細は、大和市議会のホームページから「動画」が配信されていますのでご覧下さい。
〇市長の市政運営に関する考え方について
(質問)前市長の「トップダウン」の市政運営を継承するのか。「行政主導」を継承するのか。
(答弁・市長)市政運営の中心は市民であり、これからの市政運営に当っては、市民の声にしっかり耳を傾け、市民の代表である議員の皆様の意見を踏まえて取り組んでまいりたいと考えている。
(意見)本市は今後の行政執行、行政運営の手法を改めると理解した。ただ前市長も最初はそう言っていた。これからも市長の今の言葉がしっかり遵守されるよう見守っていく。
〇特別支援学級と発達しょう害のあるお子さんの支援について
(質問)特別支援学級に通うお子さんへの支援態勢として、教員の不足が問題である。県に教員の増員を要望していることは知っているが、市独自の施策として、補助教員を配置できないか。
(教育部長)従来から特別支援ヘルパーを適切に配置しており、補助教員の配置は現在のところ予定していない。
(意見)ヘルパーを配置しているとの答弁だが、ヘルパーの増員についても度々求めていることである。ただ、ヘルパーと教員は役割が違うので、ヘルパーの増員によって教員の代わりにはならないと、教育委員会が言ってきたことではないか。子どもたちは待っていてくれない。今、支援級が抱えている問題は待った無しのものが多く、その多くは教員不足が関係している。是非、スピード感を持って取り組んで欲しい。
〇高齢者・障がい者に優しいまちの実現について
(質問)コミュニティバスのルート、ダイヤの見直し、運行本数の増便などを求める。
(答弁・市長)これまでも運行ルートやダイヤの見直しを行ってきたが、今後も高齢の方や障がいのある方はもちろん、より多くの市民の皆様のご意見を聞きながら、コミュニティバスの事業に取り組んでいく。
(質問)高齢者、障がい者を対象に運賃の無償化を実施して欲しい。
(答弁・市長)高齢の方や障がいのある方を対象とした運賃の無償化については、近隣市の取り組みを注視するとともに、市民や関係団体などの意見も聞きながら引き続き検討していく。
(意見)いっぺんに無理ならば、できることから始めて欲しい。たとえば、最初は回数券の配布あたりから実施できるかもしれない。
〇公園について
(質問)冒険の森アスレチックの再整備を要望する。
(答弁・環境施設農政部長)従来の手法にとらわれず、市民の意見要望も伺いながら、パークPFIなどを活用した官民連携による施設整備、ボランティアによる共同事業など様々な手法について調査研究していく。
(要望)今後とも地域の方々のご意見を聞きながら進めて欲しい。
(質問)やまと公園に関してどのような苦情が寄せられているか。どのように対応しているか。
(答弁・環境施設農政部長)スケボーなどに関する苦情が寄せられている。注意喚起の掲示、警備員等による見回りのほか、デッキを利用したスケボーへの対策として、大型プランターの設置などの対策を行っている。引き続き、関係機関の協力を得ながら、見回りを継続していく。
(意見)高齢者からはベンチがないので、背もたれのある「普通」のベンチを設置して欲しいとの要望もある。対応を要望する。