☆平成23年の定例会が終了しました。
平成23年12月 20日、第四回定例会の閉会をもって、今年の大和市議会定例会は全て終了しました。5月9日の第二回臨時会から議員として加わらせていただきましたが、あっという間の7ヶ月余でありました。「大和主義!!」のスローガンを掲げ、この街と市民の皆様方の為にお役にたてるよう更に精進して参ります。平成23年の活動の概略を以下にご報告します。
☆一般質問
議会での議員活動としては、まず本会議での「一般質問」だと思います。平成23年は、6月の第二回定例会、9月の第三回定例会、12月の第四回定例会と4回の定例会で「一般質問」をしました。6月議会では大項目で4つ、9月の議会では大項目で9つ、そして、12月の議会では大項目で6つの質問をしました。
項目も多かったのですが、一貫して質問したのは、「地域経済」に関してです。私は、「大和市改造計画2011」を掲げて活動しています。日本全体が高齢化、少子化していく中で、将来に向かって財源を確保していくことは絶対不可欠なことです。そして、自治体が将来にわたって財源を確保するためには、「財源」となる「税収」の「源」を保護育成しなから、振興して行かなければなりません。それが、「地域経済の再生」であり「地域経済の振興」です。
3回の「質問」を通して大和市の経済政策の「実態」がだんだん見えてきました。「一般質問」は行政を「質す」といわれることから「攻撃的」な「質問」が「受ける」傾向があります。私は、単に「攻める」だけではなく、議会として具体的な政策を提案することはより重要であると思っています。
少しずつではありますが、市の経済に関する政策も「動いて」きました。平成24年は、いよいよ具体的な「提案」に入ります。経済振興に関する条例案を議員提案するために準備に入りました。経済振興についての基本的なルールを作ることによって、大和の経済が活気を取り戻す「第一歩」にして参ります。「元気な大和」が蘇るように平成24年は更に頑張って参ります。
☆委員会活動
私は、環境建設常任委員会(副委員長)、都市整備対策特別委員会(委員)、議会運営委員会(委員)と3つの委員会に所属しています。
環境建設常任委員会では、「透明な」入札制度になるように入札制度の改革を目指します。今年、入札がらみの汚職が起こってしまったことは本当に残念なことです。二度とこのような不正が起こらないように入札制度の改革が必要です。9月と12月の一般質問でも取り上げ、「より良い入札制度」にしていくという「答弁」を頂いています。委員会としても更に改革を推進してまいります。
都市整備対策特別委員会では、特に第四地区の整備に関して、「何を建てるか」よりも「どういうまちづくり」をするのかが大切、あくまでも第四地区の整備は「まちづくりとセット」で行って欲しい旨を繰り返し申し上げています。何よりも100億円以上の巨費を投じて行う第四地区の整備について、都市整備対策特別委員会での会議が少なすぎること、もっとしっかり時間をかけて話し合いたい旨を先日の委員会で委員長に申し上げ、少しずつ動いてきました。
議会運営委員会では議会改革を進めるべく提案して参りました。また、「議会基本条例」の制定に向け、さらには議会としての「行政評価」について調査するために先進地を視察し、大和市での実現を目指しています。議会を改革することは、「市民」の為にこそ行われるべきで、「改革の為の改革」は意味がありません。単なるパフォーマンスではない本当の「改革」の実現のために更に頑張って参ります。
☆附属機関等
議員として、基地対策協議会(第二部会長)、県道丸子中山茅ヶ崎線道路整備促進協議会(委員)などの附属機関の委員となっています。基地対策協議会は会長が大和市長で議員以外の市民の方も委員となられています。
去る、10月17日に東京に要請活動に行ってまいりました。要請先は、国会内の民主党幹事長室(副幹事長が対応)、防衛省(大臣政務官が対応)、外務省(大臣政務官が対応)、総務省(大臣が対応)です。基地を抱える自治体としての課題を政府にもしっかりと認識していただいた上で、米国や米軍にも政府からしっかりと要望されるように強く働きかけて参りました。
県道丸子中山茅ヶ崎線の整備は基本的に県の事業ではありますが、この事業をすみやかに進めてもらうように、また県道に接する市道などの問題もありますので、協議会から「県」に要望活動をしています。
☆平成24年は更に頑張ります。
ノンストップで走り抜けたような、7ヶ月でした。至らないこともあったと思います。来年は更に頑張って参ります。市政全般のことでも、ご近所ことでも、これは市なのか県なのか国なのか分からないことでも、とにかくなんでもお気軽にご相談下さい。全力で頑張って参ります!!