☆平成23年の定例会を振り返って
平成23年は4回の定例会のうち、第二回定例会から参加させていただきました。私の「一般質問」について、以下のような取り組みを行う旨の答弁がありました。
○透明な入札制度について
大和市の入札制度については、その「不透明さ」が「不正の温床」となりかねないことについて、第三回定例会(9月)で申し上げました。9月議会では、入札制度の改革について、あまり前向きな答弁がありませんでしたが、残念なことに、本市職員が入札がらみの汚職で逮捕されるという大変重大な問題が発生しました。第四回定例会で、再度「透明な入札制度」についての質問を行い、行政を質したところ…。
→「今回の事件を機に改めてさまざまな角度から検討を行い、よりよい入札制度となるよう必要な改善を進めていく」という市長からの答弁がありました。
○地域経済活性化について
地域経済の活性化は、将来に向けて本市が必要な歳入を確保するためにも「今」本気で取り組まなければならない「最重要」な政策であると思っています。私が最初に加わった定例会、第二回定例会(6月議会)以来、第三回、第四回と一貫して質問してきた、テーマです。第四回定例会では市内中小企業も大変厳しい資金繰りが続いていることに言及し、市内企業対策に関しての経済施策につて質問しました。
→「資金繰りが来厳しい市内中小企業の要望にこたえるために、借入限度額の引き上げや信用保証料の補助限度額の見直し、電力の供給不足に伴う節電対策などの新たなニーズに対応するための融資制度の創設について検討をすすめさせている」との市長答弁がありました。
○ゴミの問題について
駅前のゴミの問題や、公園での犬の糞の問題に関しても第三回定例会、第四回定例会で質問し、特に第三回定例会では、平成22年に制定された「大和市ポイ捨て等の防止に関する条例」の改正を踏まえて市長の考えを質しました。
→ 「大和市にふさわくより効果的な対策となるよう条例の見直しも視野に入れて積極的に対応してまいりたいと考えております」という市長答弁がありました。
※今回、第四回定例会の直前に、「大和市ポイ捨て等の防止に関する条例の一部改正素案について」という書類が提示されました。市が第三回定例会での私の「質問」も考慮して、条例改正に動き出しました。
☆平成24年の抱負
やらなければならないことは多くありますが、私が一貫して取り組んでいる「地域経済の活性化」について、今年の目標は、議員提案で「商業振興条例(仮称)」を提案し、成立させることです。いままで、大和市では、このような「経済」に関わる条例を議員提案で成立させたことはありません。それで、行政も議会もちろん、私自身も慣れていないことではあります。
しかし、議会がただ「要請」「要望」するだけでなく、「自ら」「政策提案」できる機関となり、大和市の「経済ルール」を主体的に決定していくことは「地域経済活性化」の大きな一歩となるはずです。同時に私が進めていこうとしている「市民のための議会改革」にとっても、議員・議会が自ら立法機関となっていくことは大きな改革に繋がっていくものと確信しています。
今年は益々頑張って参ります。今後ともご意見などよろしくお願いいたします。