No.227 地方自治は「二元代表制」

地方自治体は、知事や市長などの「首長」と議会議員をそれぞれ住民が選挙で直接選ぶ「二元代表制」を採っています。
首長と議会がともに住民を代表することで、両者(「首長」と「議会」)が対等に協力・チェックしながら地域の運営に責任を持つことになります。

★ 「議会」の主な仕事。
・ 条例の制定や改廃。
・ 陳情・請願の審査。
・ 予算の議決。決算の認定。
・ 議会での質問(「一般質問」など)による政策提案。

条例の制定、改廃については、市長が提案してくる条例案を審議して議決するものと、議員自らが条例案を提案し、議会で議決して制定するものとがあります。また、市長が提案する条例の中には、市長(行政側)自らの発案によるものと、議員の提案を基に市長が条例案を作って議会に提案するものがあります。
例として、大和市商業振興条例、大和市議会基本条例は議員が条例案を作って制定したものです。また、大和市歩きスマホの防止に関する条例、大和市企業活動促進条例、大和市ポイ捨て等の防止に関する条例の改正、大和市路上喫煙の防止に関する条例の改正などは、議員からの提案により市長が条例案を作成し、議会にはかって制定したものです。
中でも大和市商業振興条例は、私が条文案の起草から関わって成立した、大和市初の議員提案による「経済政策条例」です。また、大和市歩きスマホの防止に関する条例は、私の「一般質問」を受けて制定されたものです。
条例の制定改廃は、議会制民主主義にとって最も重要な仕事の一つです。大和市議会でただ一人の行政法務の専門家(特定行政書士)として、引き続きしっかりと取り組んでまいります。

〇地方自治の仕事のサイクル

課題を発見…住民からの意見・要望をお聴きしたり、ネット、新聞、出版物等で情報を収集。

詳しく調べる…現状や見通しなどを調査。先進市の事例などを調査・研究。

解決へ…議会での質問準備。「一般質問」での政策提案。

実現! !

「やまと市議会だより」、「大和主義! ! 」、twitter、Facebookなどで報告。

〇どうすれば、議会のことがわかるの?

大和市議会は、市議会ホームページからさまざまな情報を発信しています。本会議の動画配信をはじめ、会議録等を公開しています。かなり詳細な情報を載せていますので、是非アクセスしてみて下さい。
また、年に6回「やまと市議会だより」を発行しています。「市議会だより」は自治会のご協力をいただき、各ご家庭にも配布させていただいています。また、市役所をはじめ市の公共施設にも置いてあります。さらに、ホームページにも載せてありますので是非ご一読下さい。
市議会は、本会議も委員会も傍聴いただくことができます。事前予約などは不要です。是非、お気軽にお立ち寄り下さい。
中村一夫は、毎月2回「大和主義!!」を発行しています。駅頭で配布していますので、是非ご覧下さい。また、中村一夫のホームページにも掲載しています。
地方自治は「民主主義の学校」といわれています。市民の皆様のご意見がどのように議会を通じて市政に反映されているか是非ご注目下さい。

〇ご意見をお聞かせ下さい

市政に関してのご意見やお困りのことがありましたら、中村一夫にお気軽にお申し付け下さい(090-3904-0813)。私は自民党の議員ですが、自民党がお好きな方もそうでない方もどなたでも結構です。時間を設けてしっかりとお話をお聞きし、解決の方法を一緒に考えさせていただきます。