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No.97 「一般質問」のご報告(1)

 平成27年9月16日に行った私の「一般質問」と市側答弁の概要は下記のとおりです。詳細は、大和市議会のホームページから動画(録画)が配信されています。是非、ご覧下さい! !

大和駅東側第4地区に関して。

(質問)
文化創造拠点に集まった人々をどのように回遊させて、まちの活性化を図るのか?
文化創造拠点の開館をきっかけにして、商店街活性化の方向性を市が示すべきではないか。
(答弁・市民活動課長)
大和駅周辺は、文化創造拠点の開館をきっかけに多くの人が集まると思われる。周辺商店街は、これをチャンスと捉えてこのチャンスを生かしていただきたい。市としても開館に合わせたイベントの開催などを働きかけている。また、幕づくりやスタンプラリーなど商店街が来訪者を呼び込むために行う事業も支援していく。また、文化をイメージさせるようなテーマ性を持った、個性的で魅力ある商店街を形成し、活性化することは、文化の薫るまちに向けた大きな効果が期待されることから、商工会議所と連携しながら、地元商店街に働きかけていく。
(質問)
良質で集客できるコンサートの開催や、ギャラリーを活用した質の高い展覧会を開催して、地域の活性化を図って欲しい。
(答弁・文化スポーツ部長)
市内外の多くの人に感動していただけるプログラムを準備するべく、指定管理者と鋭意協議を進めていく。
(要望)
文化創造拠点の開館は、本市の「一大プロジェクト」であり、大和駅周辺の「命運をかけた」事業である。大和駅周辺が「文化の薫るまち」になるように、一層の取組みを要望する。(そのためにも)ここでのコンサートや展覧会の内容は「肝」となる部分である。心して取り組んで欲しい。

防災について。

(大木市長)
集中豪雨対策については、可能な限りの対策を実施していく。
(質問)
昨年の引地川氾濫以降の対策について。
(答弁・大木市長)
県に対しては、大山橋付近の未改修区間の整備を要望し、あわせて、県・藤沢市・本市の三者で協議を進めてきた。結果として、県では、平成30年度の完成を目標に、大山橋のかけかえと護岸の整備を実施することになった。整備完了までも可能な限りの対策を実施していく。
(質問)
本市での「水防演習」の実績は? 川沿いの地域で「水防演習」を実施してはいかがか?
(答弁・市長室長)
平成16年の総合防災訓練では境川で水難救助の実施、平成18年には瀬谷区と合同で、境川流域を対象とした水害発生時の避難等の訓練を実施、今年8月の下福田中学校での総合防災訓練では、地域住民の方々が実際に「土のう」を作り、それを積む訓練を行った。市職員を対象とした水難救助等の訓練も実施している。

シティーセールスについて。

(質問)
本市のシティーセールスへの考え方は?
(答弁・大木市長)
これまでも積極的に取り組んできた。特に、フィルムコミッションは、イベント観光協会と協力しながら、シティーセールスの中核に据えて実施している。また、本市では、女子サッカーを軸としてスポーツ推進を図っており、女子ワールドカップで活躍する本市ゆかりの選手と、ワールドカップの試合を応援する本市のパブリックビューイングが連日主要メディアで取り上げられるなど、シティーセールスに大きく貢献した。
(質問)
市民によるシティーセールスの有効性について
(答弁・政策部長)
本市の魅力を市内外にPRする応援団として、市民のご協力をいただくことが有効かなど、研究しながら進めていく。

甲州市との連携について。

(質問)
国内唯一の有効都市である、山梨県甲州市との現在の関係は?
(答弁・文化スポーツ部長)
毎年4月に行われる「ふるさと武田勝頼公まつり」の武者行列に本市から参加している。また、甲州市からは、「大和市民まつり」でワインなど特産品を販売していただいている。
(質問)今後の交流について。
(答弁・文化スホーツ部長)
今後、交流の枠を観光分野から他の分野へ拡大することが双方にとって有益かどうか協議して、合意に至った場合、(中村議員)提案の事業も含め、実施を検討する。

※次号に続きます。

No.96 「一般質問」が始まります。

 平成27年9月定例会の「一般質問」は、9月15(火)から9月17日(水)まで行われます。私の「一般質問」は、16日(水)の午後3時くらいから予定しています。ご都合の良い方は、是非、議会にお越し下さい。なお、市議会のホームページからLIVEと録画で中継・配信いたします。こちらもよろしくご利用下さい。なお、時間はあくまでも予定です。当日の進捗状況は、議会事務局(260-5502)までお問い合わせ下さい。皆様の傍聴をお待ちしています。

中村一夫の「一般質問」項目。

私、中村一夫の「一般質問」の項目は以下のとおりです。

一. 大和駅東側第4地区に関して。
二. 防災について。
三. シティー・セールスについて。
四. 甲州市との連携について。
五. 教育について。
六. 子どもたちを守るために。
七. 大和市駅伝競走大会について。

「一般質問」の主な内容。

 「大和駅東側第4地区に関して」。大和駅東側第4地区に進められている文化複合施設が、来年の11月にオープンします。建物建設は順調に進んでいるようで、大きな鉄骨が遠くからも確認できるようになってきています。一方、この施設を「起爆剤」にした大和駅前の活性化や「まちづくり」については、残念ながらなかなか進んでいません。市は「文化の薫るまち」を目指すと再三述べていますが、その具体像も見えてきていません。施設のオープンが約1年後にせまる中、今後どのように進めていくつもりか、市の考えを質します。また、今回オープンするホールは、大和市にはかつてなかった規模の施設です。良質なコンサートなど積極的に開催して、市民のニーズに応えて欲しいことを要望します。同様にギャラリーも、これまで大和にはなかったものになるということですので、是非、一般美術愛好家の鑑賞にも耐えうる質の高い展覧会の実施を要望していきます。
 「防災について」。大和市は、災害が少ないまちと思われてきましたが、昨年は、引地川流域で河川の氾濫があり、多くの被害が発生しました。台風のシーズンが近づく中、どのような対応をしているかを質します。大和市は、二つの二級河川が市域を流れており、「水害」への対策はしっかりと行う必要があります。「水防訓練」など、「水害」を視野にどのような対策が行われているかを質していきます。
 「シティー・セールス」については、視察で訪れた宇都宮市の「愉快市民」を例に市民を巻き込んだシティー・セールスを提案してまいります。
 「甲州市との連携について」。山梨県甲州市は、現在大和市が国内で唯一の「友好都市」契約を締結している自治体です。甲州市にはブランドワインである「甲州ワイン」があります。甲州市と経済活性化の面からも積極的な連携ができないか、その可能性を含めて提案します。
 「教育について」は、私が何度も提案してきた「小中一貫教育」がついに国の制度となりました。大和市として実施の考えがあるかを再度問います。「小中一貫教育」」は、いわゆる「中一ギャップ」の解消の面でも学力向上の上からも大変効果的であるといわれています。市教育委員会も私の質問に対して「国の動向や先進市の事例を研究していく」といった趣旨の答弁をしてきました。国が「制度化」と大きく動いた今、どのように考えているかを質してまいります。さらに、公職選挙法が改正され、選挙権が18歳に引き下げられたことを受けての、学校教育上での「公民教育」の重要性、そして、教職員の「政治的中立」の問題に関しても教育委員会の具体的な方針、施策を確認していきます。
 「子どもたちを守るために」。今年起こった川崎市での事件、また、つい最近起こった大阪府寝屋川市の事件にみられるように、子どもたちが凶悪な犯罪行為に巻き込まれる事件が頻発しています。大和市及び教育委員会として、大和市の子どもたちをどのように守っていくのかその考えを質すとともに、政策提案を行います。
 「大和市駅伝競走」については、毎年正月に行われる「大和市駅伝競走大会」に関して、その運営等に関して提案します。

視察の成果を活かしてまいります。

 議会閉会中に、会派「自民党・新政クラブ」で行政視察に行ってまいりました。視察先は、八戸市(中心市街地活性化施策等)、盛岡市(防災施策等)、宇都宮市(まちづくり施策等)、甲州市(友好都市としての連携・ワイン事業等)です。視察で学んだことを今定例会の一般質問でも活用いたしました。これからも、日本全国に広く視野を広げて「大和とその市民のために」なる政策を積極的に提案してまいります。

No.95 平成26年度決算が上程されました。

 平成27年8月27日、平成26年度決算が議会に上程されました。市(行政)側より報告された平成26年度決算(一般会計)の状況(概要)は下記のとおりです。

 「平成26年度一般会計決算にみる大和市の財政は、歳入が前年度と比較して、117.4億円増の780.5億円、歳出が前年度に比べて104.6億円増の748.2億円となり、ともに前年度より増加しています。
 歳入については、地方交付税や、財産収入が減少したものの、消費税率引き上げに伴う地方消費税交付金や、投資的経費の増加に伴う国庫支出金や市債が増加したことにより、前年度より増加した結果となりました。
 歳出については、保健所運営費負担事業等の扶助費や、大和駅東側第4地区市街地再開発事業等による投資的経費が増加し、結果、前年度よりも増加しました。
 また、平成26年度の主な事業としては、「健康都市 やまと」実現に向けた施策や、本市を取り巻く喫緊の課題に対応するため、通院の医療費助成を中学生までに拡大し、公園に健康遊具を設置し、市内コンビニエンスストアにスタンドパイプ消火資機材の設置などを行っています。
 普通会計における財産指標については、地方債残高の増加により、将来負担率が上昇したものの、公債費の減少等により、実質公債費は減少しました。経常収支比率については、健康診断事業等の物件費や、生活保護事業等の扶助費に充当した経常一般財源が増加したことにより上昇しています。
 今後も、景気の動向を注視しつつ、社会経済情勢にも対応しながら、歳入の確保及び歳出の効果的な執行に努めるとともに、限られた財源の中で、将来を見据えた健全な財政運営を行っていきます」

決算の審査が始まります。

 大和市議会の決算審査は、まずそれぞれ所管の委員会で行われます。委員会の会議の予定は下記のとおりです。

8月31日(月) 午前9時 環境建設常任委員会
9月1日(火) 午前9時 文教市民経済常任委員会(中村所属)
 2日(水) 午前9時 厚生常任委員会
 3日(木) 午前9時 総務常任委員会

 上記委員会での審査は、平成26年度の個別の施策について、その成果等もあわせて審査されます。審査の過程で、事業の実態が明らかにになり、様々な意見や要望が委員から述べられます。そのような意見・要望は、来年度の予算編成、今後の大和市政に影響を与えるものとなります。また、審査を通じて、大和市の「お金の使われ方(財政運営)」が市民の皆様の前に「みえる化」されます。可視化された大和市財政について、市民の皆様からの忌憚のないご意見もよろしくお願いします。
 
 委員会の会議は基本的に傍聴できます。傍聴をご希望の方は、市役所5階の議会事務局までお越し下さい、会議の進捗状況などは、議会事務局(260-5502)までお問い合わせ下さい。皆様の傍聴をお待ちしています。

決算審査の流れ。

 各常任委員会で審査された決算は、定例会最終日の本会議に各常任委員会委員長から審査の結果と経過と伴に報告され、その後、質疑、討論を経て採決が行われます。現在、最終日は9月25日(金)を予定しています。本会議は直接の傍聴の他、市議会のホームページからLIVEと録画で配信されます。是非、ご利用下さい。各議員の議案の賛否については、「やまと市議会だより」にも掲載されます。
 決算審査の内容については、市議会ホームページからは本会議の動画や本会議・委員会の議事録といった形で公表される他、「やまと市議会だより」11月1日号に掲載してお知らせします。是非、ご覧下さい。

9月定例会後半の予定。

 定例会では、前半の委員会での議案審査に続き、後半では一般質問が行われます。今回の一般質問は、9月15日(火)から9月17日(木)までです。私の一般質問は、9月16日(水)の午後予定されています。次号9月15日でご紹介いたします。是非、本会議場または、インターネットでご覧下さい。よろしくお願いします。

※ご意見・ご要望をお寄せ下さい。

 大和市政に関して、ご意見、苦情、ご要望などございましたら、お気軽にご相談下さい。いずれの政党を支持されている方でも結構です。よろしくお願いします。