カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.241 中村一夫の政策

★困っている人に寄り添う政治

「政治」は誰のためのものか。いうまでもなく、すべての方が幸せに暮らせるためのものです。もし、何らかの理由でお困りの方がおられたら、その方に寄り添い、共に解決策を考えて、それを実現することこそ「政治」の使命と考えます。むろん、大和市といった自治体ですべてのことができるわけではありません。であるからこそ、私は「政党」に所属し、「政党」の力とネットワークを駆使しつつ、政策の実現を目指してまいります。何がお困りのことがごさいましたら、是非ご遠慮なく(それが私の仕事ですから)ご相談下さい。

★ 安全・安心なまちづくり〜防災・防犯〜

私が子どもの頃、「大和は怖い街」と言われていました。また、ほんの10数年前までは、大和駅付近は夕方にもなると「黒服」の呼び込みの人々が多く見受けられ、異様な感じがしたものです。平成24年4月1日に「大和市客引き行為、つきまとい行為等の防止に関する条例」が施行され、かなり改善されたものと認識しています。また、昨今多くなった「歩きスマホ」の危険についても警鐘をならし、私の提案を受けて「大和市歩きスマホの防止に関する条例」が制定されました。また、「大和市路上喫煙の防止に関する条例」を改正し、長年の懸案事項であった「受動喫煙」に関する文言を明記させることもできました。さらに、身近な防犯活動として「大和市安全安心サポーター」制度を創設させ、多くの市民の皆様のご協力をいただいています。今後とも「安心して暮らせる安全なまち」を目指して頑張ってまいります。

★ 教育

私が初めて議席をお預かりした当時、大和市には独自の「学力向上」施策はほとんどありませんでした。私は、子どもたちがしっかり学び、各々が「学力向上」を図るための具体的に施策の実現を目指して、教育委員会とも協議し、議会でも再三質問してまいりました。結果として、「放課後寺子屋」が始まり、段階的に拡充し、現在は全ての市立小中学校で実施できるようになりました。また「全国学力・学習状況調査」についても教育委員会にお願いし、具体的な目標を掲げていただきました。少しづつですが効果が上がってきております。今後も「教育」に関する政策を着実に進めてまいります。

★ 子育て支援

大和市を「安心して子どもを産み育てることができるまち」とするべく、子育て支援にも力を入れてまいりました。保育園や幼稚園の充実、病児保育、放課児童クラブに関して、繰り返し議会で質問してまいりました。放課後児童クラブについては、子どもたちの過ごす生活環境の改善や、災害時の対応、さらには、他の放課後事業(放課後寺子屋・放課後ひろば)との連携が実現できました。今後とも、「子育てしやすいまち」「子どもたちが健やかに育つまち」を目指して頑張ってまいります。

★ 地域経済の活性化

市民サービスをしっかり行っていくためには必要な「財源」を確保しなければなりません。そのためにも、「地域経済の活性化」が重要になります。私は、平成24年に「大和市商業振興条例」を議員提案で成立させました。この条例に基づいて、現在2期目の「大和市商業戦略計画」が進行中です。その他、私が提案した、企業誘致や起業家の育成なども進んでいます。これからも実際的な政策提案を通じて、地域経済の活性化を促してまいります。

★議会改革

「議会改革」は初当選以来の政策目標です。地方自治においては、「市長」と「議会」という「二元代表制」が正しく機能してはじめて、市民の皆様のためにより良い施策が実施されるものと信じています。これまで、「議会基本条例」の制定をはじめ、さまざまな「議会改革」に取り組んでまいりましたが、まだまだ「道半ば」というか、ようやく「山」を登り始めたといった感覚です。「議会改革」は地方自治にとって極めて重要な課題ですが、「票」にならないテーマでもあります。それでも、引き続きこのテーマを主要な政策として取り組んでまいります。「議会改革」については、専門的な話でわかりにくいこともあろうかと思いますが、折に触れて発信してまいりますので、是非、お読みいただきたいと思います。よろしくお願いします。

〇12月定例会が始まります

 令和3年第4回定例会が、11月25日(木)から12月21日(火)まで、27日間の会期で開催されます。11月29日(月)は環境建設常任委員会、11月30日(火)は、文教市民経済常任委員会、12月1日(水)は、厚生常任委員会、12月2日(木)は総務常任委員会、12月3日(金)は、基地対策特別委員会が開催されます。また、12月13日(木)と17日(金)には議会運営委員会が開催されます。12月14日(火)から16日(木)までは、本会議・一般質問が行われ、12月21日(火)最終日には、議案の採決が行われます。いずれの会議も傍聴いただける他、本会議・一般質問は、市議会ホームページからLIVEと録画で動画配信します。未だ、新型コロナウイルス感染症が収束を見ておりませんが、感染症対策をしつつ、会議を開催してまいりますので、市民の皆様におかれましても是非、議会を傍聴(ネットでの視聴)下さいますようお願い申し上げます。なお、現在のところ日時は未定でありますが、会期中に、前副市長辞職等に関する調査特別委員会が開催される予定です。決まり次第、市議会ホームページ等でご案内いたします。今年最後の定例会です。しっかり頑張ってまいります。

No.240 「令和4年度予算要望」について

 会派「自由民主党」から市長に対して提出した来年度の「予算要望」の内、「重点要望」事項からの抜粋です。

★コロナ対策と社会経済の両立〜アフターコロナも見据えつつ〜

・ 新型コロナウイルス感染症対策では、新たな流行が来る可能性に備え感染拡大防止に注力しつつ、社会経済活動の活性化に取り組むように要請します。コロナ禍収束も視野に入れ、「元の日常」に戻していく環境整備にも取り組んでいただきたく存じます。
・ 感染症対策としては、ワクチン接種の迅速化、市立病院をはじめとするコロナ病床の確保等医療体制の整備を求めます。その時々の状況に応じた迅速果断な対応を要望します。社会経済活動の活性化については、苦境に喘ぐ市内事業者に対する事業継続支援を中心にきめ細かいフォローを要請します。
・ コロナ禍に負けずに市政を運営するためには確固たる財政基盤が必要不可欠です。市の組織、人員態勢、事務費等の見直しの徹底をはかるとともに、国、県からのさらなる財源獲得を目指すなどして歳入の確保に努め、「選択と集中」の視点を持って真に市民に必要な施策を展開していただきたく存じます。
・ 市立病院を巡っては、コロナ禍に伴う補助金増加で令和2年度は黒字決算となりましたが、収束後の状況も見据えつつ、急務である経営安定化に全力を注いで欲しいと要望します。
・ 市民に対して必要な情報を提供するとともに、教育面では学習進度が遅れることのないよう十分な配慮を求めます。

★企業誘致を推進 ロボット産業を本市の新産業に

・ 市内にはロボット関連産業に参画出来る高い技術を持つ企業が複数あり、本市は平成26年3月、「さがみロボット産業特区」に加入しました。その利点を十分に活かし、「大和ロボット共同研究協議会」とも連携を深めつつ、オリジナルのロボット製造も視野に、ロボット産業を「新しい産業」として積極的に推進するよう要望します。

★地域経済を活性化し、自主財源の拡大を

・ 本市では、扶助費の増加などを背景に自主財源の比率が長期的に低下傾向にあり、近年は6割を下回り続けています。……平成25年施行の大和市商業振興条例を活かしつつ地域経済のさらなる活性化を求めます。商工会議所との連携の一層の強化も求めます。

★子どもを産み育てやすい環境を整備

・ 本市の合計特殊出生率は、平成17年の1.13を底として上昇傾向にあり、平成30年は1.37と県内19市の中でも高い水準にあります。……平成28年以降は6年連続で「待機児童ゼロ」を実現しています。子育て環境を整備し、結婚から出産、子育てが楽しくなる施策を充実するように要請します。

★「教育立市」で人づくり

・ 学力向上は本市の教育における最重要課題です。家庭学習の定着をはかり、「放課後寺子屋やまと」の参加者を増やすなどして学力の底上げをさらに推進するよう要請します。
・ 「GIGAスクール構想」をさらに推進し、不測の事態におけるオンライン授業の活用をはじめ、一人一台端末を有効活用するように要望します。

★大災害時代に備え防災機能を強化

・ 首都圏直下地震への備えを万全としつつ、ゲリラ豪雨、台風などにも耐えられるよう防災機能のさらなる強化を求めます。複合災害をはじめ「想定外」の死角をなくすべく、万全の対策を願い求めるものです。

★県央の雄として周辺市との広域連携を

・ 県央地域のリーディング•シティーたる本市は今もなお人口が増え続けていますが、令和5年にピークを迎え、その後は緩やかに減少していく見通しです。地域社会の形成を持続可能にすべく、業務効率化に寄与する広域連携を推進するよう要請します。将来の公立病院再編を見据えた市立病院の広域的活用や、病児保育の広域連携も要望します。

★高齢者のための「居場所づくり」を推進

・ 本市では、地域住民の居場所となる「ぷらっと」を高座渋谷、大和に開設しています。子どもや若者、中年、高齢者の「老壮青」が共生し、高齢者がイキイキと暮らせる街づくりを進めていくには、行政主導型の「ぷらっと」だけでなく、地域住民が主導する居場所づくりもあって然るべきです。コロナ禍の収束後を見据えつつ、積極的に支援するよう要望します。

No.239 新型コロナウイルス感染症に関して、要望を行いました

 新型コロナウイルス感染症に関して、市議会では、文書で市側(行政)に対して「要望」を行うことを決めて行ってきました。以下に昨年来私が行った「要望」の幾つかをご報告します。

★ 令和3年。
・ 市立小中学校での一人一台端末を活用したオンライン授業を早急に実施すること。
・ 接種券の発行を急ぐこと。
・ 子どもの安全を守るため、大和市の住民かどうかに関わらず、市内保育園等に勤務する保育士等にワクチンを優先接種すること。
・ スポーツセンターでの大規模接種を実施しすること。
・ 学校体育館を接種会場として活用すること。
・ ワクチンの「打ち手不足」解消のため、看護師資格を有する市民を募集すること。

★ 令和2 年
・ 感染者が出た場所などの情報を公開すること。
・ 感染者の居住地(市町村)の情報を公開すること。
・ 地域経済を応援する横断幕を設置すること。
・ 教員の負担軽減のために、学校の消毒を専門業者に依頼すること。
・ 緊急事態宣言解除後も「密」を避けるため、しばらくは「喫煙所」を閉鎖すること。
・ 生活保護の審査を迅速に行うこと。
・ ひとり親世帯などに臨時給付金の支給を行うこと。
・ 市役所ロビーなどの記載台の筆記具を定期的に消毒すること。
・ 一人暮らしの高齢者などの健康確認を実施すること。
・ 市立病院での院内感染防止のため、ゾーニングの徹底やスタッフの防護等を行うこと。
・ 市立病院でオンライン診療を実施すること。
・ ブレミアム商品券の発行を行うこと。
・ 医療従事者、保育士、介護士など感染拡大の可能性の高い職種の方に対しては、自覚症状がなくてもPCR検査ができるような制度を構築すること。
・ 乳幼児の集団検診ができなくなっている。自宅に電話するなどして、健康面の相談にのること。
・ コロナ禍での避難所の設置・運営について早急に対策すること。
・ 自粛期間の長期化などにより、自治会や老人会といった地域コミュニティが崩壊してしまわないように対策すること。
・ 減税、納税猶予、分割納税などを大規模に実施すること。
・ 市内の飲食店などでのテイクアウトの取り組みに、市としても積極的に協力すること。
・ コロナ関係の寄附窓口を一本化し、用途を決めて行う寄附、特に用途を決めずに行う寄附などを広く募集すること。
・ コロナ対策のために抜本的な、ないしは大規模な補正予算を組み直すこと。
・ コロナに感染した方、そのご家族、関係者が批判されたり中傷されたりしないよう、市として万全を期すること。
・ 夏休みも含めて、今年度の補習体制を早急に構築すること。
・ 市役所のカウンターにビニールカーテン(飛沫防止カーテン)を設置すること。
・ 市立病院の入口で体温をチェックすること。

※ その他にも多くの「要望」を随時行ってきました。すべてが実現できたわけではありませんが、これからも市民の「声」を真摯に受け止めて、市側(行政)に対して対策を求めてまいります。

〇新型コロナウイルス感染症に関して、「一般質問」でも取り上げました

 新型コロナウイルス感染症に関して、「一般質問」でも取り上げてまいりました。市側(行政)に対しては、下記のような「意見・要望」を行いました。詳細は、市議会のホームページから議事録や動画が配信されておりますのでご覧下さい。

★ 令和2年9月定例会
・新型コロナウイルス感染症に関して、「個人情報保護」を理由に情報が示されないことが多い。個人情報保護と情報公開が適切に行われることを要望する。

★ 令和3年3月定例会
・ スピード感をもって、確実にワクチン接種事業を実施していって欲しい。
・ ワクチン接種しないと決めた方が、差別されたり、批判されたりすることがないようにお願いする。

★ 令和3年6月定例会
・ 打ち手不足の解消のため、潜在看護師の活用を提案する。
・ 接種会場として、スポーツセンターや学校体育館の活用を提案する。
・ 保育園や幼稚園、小学校の先生への優先接種を要望する。
・ 別働隊接種のさらなる活用を提案する。

★ 令和3年9月定例会
・ 学校、保育園、児童クラブ等でクラスター感染を起こさないよう十分注意していただきたい。
・ オンライン授業の実施については、さらにスピード感をもって行って欲しい。
・ ワクチン接種を完了した方も、引き続き感染予防を徹底していただけるよう、市として周知啓発をお願いする。
・ 感染症対策のため、大和市として保健所を持つことを検討して欲しい。