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No.343 令和8年3月定例会が閉会しました。

令和8年3月24日。令和8年度予算を可決し、大和市議会は第一回定例会を閉会しました。本会議の動画は市議会のホームページからご視聴いただけます。私も自民党・新政クラブを代表して、一般会計予算について賛成討論を行いました。

〇給食費無償化について。

私は、令和5年6月定例会の「一般質問」、令和6年3月定例会の「一般質問」でも「給食費無償化」を訴えてまいりました。また、令和6年第一回定例会では、市議会として「小・中学校給食費を無償化するための財政措置を国に求める意見書」を可決しています。今回、国は小学校の給食費支援に大きく舵を切りました。本市の小学校給食費として必要な食費は6,080円/月ですが、国の補助金5,200円を投入した結果、改定後の給食費【保護者負担分】は880円/月となります。現在の給食費【保護者負担分】は4,740円/月なので、完全無償化とはいえませんが、かなりの負担軽減になったと思います。私は、「一般質問」でも指摘しましたが、学校給食は教育の一環であると考えています。「義務教育は無償」という憲法の規定からしても、「義務教育」の給食は「無償」であるべきです。小学校給食費を完全に「無償化」するためには、さらに1億1千万円ほど必要になります。私は、子育てを応援する企業に寄付を募り、「給食応援基金」のようなもの作っても良いと思っています。本市は財政が厳しいですから、不足する財源すべてを税金で補うことは難しいかもしれませんが、子育てを応援する寄付制度にメリットを感じる企業もあると思います。中学校の給食費についても半額を補助し、3,825円/月が保護者の負担分となります。今回、小学校給食費も中学校給食費も「質」の向上のために原価が上がっていますが、結果として保護者の負担は軽減されています。私は、給食については単に「無償化」すれば良いと思っているわけではありません。育ち盛りの子どもたちにとって必要な「質」を維持しつつ、「無償化」を推進していきたいと考えています。引き続き、子どもたちのために頑張ってまいります。

〇コミュニティバスについて。

私は、令和5年6月定例会の「一般質問」で、「高齢者や障がい者にはコミュニティバスを無償で乗車できる制度を」と提案しました。このたび、80歳以上の方を対象にコミュニティバスを無償とするべく調整が進んでいます。これが実現すれば、ご高齢の方の外出が一層しやすくなると思いますし、免許の返納を検討する一つの材料になるのではとも考えています。私の政策の一つである「困っている人に寄り添う政治」を実現するべく、引き続き一つ一つ取り組んでまいります。

〇議会改革実行委員会。

議会改革実行委員会では、代表質問や予算決算委員会について協議しています。現在「代表質問」は行われていませんが、私は、「代表質問」の必要性についても主張してきました。「代表質問」は、普通第一回定例会で行います。第一回定例会では、市長が「施政方針」を演説します。そのあとで、各「会派」の代表が、市長の「施政方針」を質すというのが、一般的に「代表質問」といわれるものです。本市議会は、「会派」制をとっていますから、当然「施政方針」についても様々意見があるわけです。それらの質問を通して、多角的に政策を検討することが「代表質問」の意義だと思っています。今議論されている「代表質問」は少し本来の「代表質問」とは異なっていますが、引き続き議論を深めながらより良い形を求めてまいります。

No.342 中村一夫の「一般質問」。

3月16日(月)午前9時から「一般質問」を行います。どなたでも傍聴できますので、ご都合の良い方は市役所5階の市議会事務局までお越しください。なお、市議会のホームページからもliveと録画で動画配信しますのでご覧下さい。
*録画は1週間程度で配信されます。
*スマホからもご視聴頂けます。

 私の「一般質問」は以下のとおりです。

一. 市長のシリウス等の売却を「検討」するという発言について。

市長がタウンミーティングの席でシリウスやポラリスといった公共施設の「売却」を「検討」すると発言したと神奈川新聞で報じられました。この発言の「真偽」と「真意」を伺います。シリウスやポラリスは多くの市民に愛され利用されている本市の貴重な「宝」ですが、本市の財政に大きな負担にもなっています。ただ、軽々に「売却」というのではなく、むしろ現在の指定管理の在り方など、シリウス等の運営の仕方を検討するように提案します。

二. 責任ある「市民参加」を推進するための「協働事業」の在り方について。

本市の財政難を解消し財政健全化を進めるため、今定例会に提案されている一般会計予算では歳出がかなり縮減されています。現在の本市財政を考えれば、一定の行政サービスの縮減は止むおないことだと思いますが、財政難を理由に市民ニーズに応えていけないということでは政治の存在理由がありません。かつて、本市が財政難に見舞われていた時機に「新しい公共」という概念が提唱され、「新しい公共を創造する市民活動推進条例」が制定されました。今こそ「新しい公共」という概念と、同条例に基づいて始まった「協働事業」について再考するべきと思います。かつての反省も含めて、「行政」が責任を持って進める「協働事業」の在り方について提案します。

三. 「歩きスマホ禁止条例」について。

私の「一般質問」での提案を機に令和2年7月1日に施行された「大和市歩きスマホの防止に関する条例」。「歩きスマホ」の現状と、条例改正について提案します。

四. 「屋内こども広場」について。

シリウス内にある「屋内こども広場」は、0歳から2歳までの「ちびっこ広場」と3歳から小学2年生までの「げんきっこ広場」があります。今年4月から「げんきっこ広場」が0歳から2歳までの小さな子どもも利用できるようになります。この変更を受けて、こどもの安全などに関して不安に感じられている方もいらっしゃると思います。4月以降の「げんきっこ広場」の運用について伺います。

〇中村一夫の「市政報告会&意見交換会」について。

中村一夫の「市政報告会&意見交換会」を下記の予定で開催します。途中からでも途中まででも結構です。ぜひ、お気軽にお越しください。

日時  3月28日(土) 13時30分から15時30分
場所  桜ヶ丘学習センター 103号室。
テーマ  3月定例会の報告他
ゲスト  神奈川県議会議員 藤代ゆうや氏
      衆議院議員 まるたこう一郎氏

No.341 令和8年度一般会計予算について。

2月25日に招集された、大和市議会第一回定例会に、令和8年度大和市一般会計予算が上程されました。今回の予算案は、現在の本市財政状況をふまえて、かなり「がんばった」ものになっています。令和7年度の当初予算を審査した昨年の第一回定例会では、市側が提案した予算案を否決して修正案を出しました。また、昨年9月の第三回定例会に提案された、令和6年度決算については、「認定」とはしたものの、「附帯決議」をつけて市側の予算編成に向けて注文をつけました。このような議会からの働きかけを市側も認識していただき、最大限の努力をした結果の予算案と理解しています。

予算規模は、歳入歳出総額968億2千万円で、前年時からは、24億6,800円、2.6%の増加となっています。

歳入に関しては、根幹をなす市税について、個人市民税が対前年度8.4億円、4.7%増の186.4億円、市税全体では対前年度16.4億円、4.2%増の412.3億円となっています。また、地方消費税交付金も国の経済見通しをふまえて増加が見込まれています。

一方、歳出については、人件費、扶助費等の「義務的経費」を中心に増加が続いているものの、「全庁一丸」となって財政健全化に向けての取組みを行っていただいた結果、物件費が4.6億円、2.7%減の162.8億円となるなど、歳出全体の増加幅は一定程度の抑制が図られています。

最終的な財源不足は14億円となり【令和7年度は25億円でした】、不足分は財政調整基金から取崩すことになりますが、過去10年間の平均実績により、決算余剰金からの財政調整基金への積立が同じく14億円程度を見込めることから、財政調整基金残高の減少に歯止めをかけることができ、財源不足も近年なかった水準にまで大幅に減少できています。

〇今後の課題について。

令和8年度の予算案については、昨年9月の第三回定例会における決算についての「附帯決議」を真摯に受け止められ、最大限の努力をしていただいた結果と率直に評価しております。ただ、決して楽観できるという状況でもありません。以下にいくつか今後の課題についても言及します。

まず、今回歳入増となった、市税【特に個人市民税】、地方消費税交付金は、国全体で経済が「ゆるやかに回復している」ことが原因で、大和市が「なにかやった」わけではありません。市税についても、個人市民税は給与所得の「増」を見込んで「増」としていますが、法人市民税は令和7年度決算見込みからは微減を見込んでいます。安定的に財源を確保するためには、法人市民税も「増」をとなるよう、企業誘致など、将来を見据えた市独自の経済政策が必要です。

また、歳出の中で毎年増加の一途をたどる「扶助費」についても「削減」には限界があります。市民福祉の充実は、地方自治体の重要な使命であり、財政健全化を名目にこの部分を安易に「切り捨てる」わけにはいきません。今後も増え続ける「福祉」施策をどのようにしていくかは重要な課題です。今回、私は「一般質問」で市民参加、協働事業といった面からも提案します。

〇委員会審査にご注目下さい。

予算案については、2月27日(金)、3月2日(月)、3月3日(火)、3月4日(水)に行われる常任委員会において具体的に審査されます。お時間、ご都合の良い方は、ぜひ市役所5階の市議会までお越しください。どなたでも傍聴できます。なお、会議の内容は後日会議録も公開されますのでご覧ください。