No.19 第一回臨時会が開会

○大和市議会第一回臨時会が開会されました。

 平成24年5月9日(水)、大和市議会第一回臨時会が開会されました。木村議長(大和クラブ)、平田副議長(新政クラブ)が退任し、後任に、大谷仁議長(新政クラブ)と古澤敏行副議長(公明党)が就任しました。委員会等の所属も一部変更となり、私、中村一夫は、新たに、総務常任委員会委員、都市整備対策特別委員会副委員長、議会報編集委員に就任しました。

 都市整備対策特別委員会は、昨年も所属していましたが、高座渋谷駅前の整備と大和駅東側第四地区の開発を主に担当している特別委員会です。今年は、副委員長として委員長を補佐し、真に「大和とその市民のために」なる、第四地区の開発を目指して参りますので、市民の皆様方のご意見をよろしくお願いします。


○大和駅東側第四地区に関して

 大和駅東側第四地区は、以前の計画を大幅に変更し、現在、(仮)芸術文化ホール、図書館、生涯学習センター、子育て支援施設などの複合公共施設を建設するということで、行政側の計画は進んでいます。現在は約109億円の費用がかかると言われていますが、実際、総額いくらかかるのかも未だ明確ではありません。もちろん、大和市と大和市民のために必要であれば、大きな費用をかけても行うべきですが、現時点での第四地区の開発には、まだ多くの課題があると思っています。

 昨年も、都市整備対策特別委員会や本会議一般質問などで、この問題を取り上げてきました。私は、現在の計画にやみくもに反対するものではありません。ただ、第四地区の開発は、大和駅前の整備、活性化と「パッケージ」で行われるべきであると思っています。そして、第四地区の開発が、地域経済活性化を促し、将来にわたって、本市の経済を支える「核」となることを期待していますし、そういう「開発」にしなければならないと思っています。

 「何を作るかより、どのような街にするか」が重要です。今年も再度都市整備対策特別委員会に所属し、第四地区の開発を地域経済活性化と将来にわたる財源確保の問題として議論して参ります。とはいうものの、この「問題」、実はなかなか「壁が厚い」ことも実感しています。それでも、「箱もの」を作って終わり。とならないように、「提案型」の議論を深めて参ります。今後とも市民の皆様の関心を大和駅東側第四地区に向けてくださいますようお願いします。