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No. 281 9月定例会が始まります

令和5年第3 回定例会が下記の予定で開催されます。本会議、委員会ともどなたでも傍聴できます。是非、お気軽にお立ち寄り下さい。また、本会議は市議会ホームページから「動画」を配信します。お手持ちのスマホでもご覧いただけますのでご利用下さい。なお、会議の予定は変更される場合があります。詳細は、市議会事務局(260-5503)までお問い合わせ下さい。

8月30日(水)9時から 本会議(議案の上程、説明等)
9月 1日(金)9時から 環境建設常任委員会
9月 4日(月)9時から 文教市民経済常任委員会
9月 5日(火)9時から 厚生常任委員会(中村所属委員会)
9月 6日(水)9時から 総務常任委員会
9月 7日(木)9時から 基地対策特別委員会
9月15日(金)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
9月19日(火)9時から 本会議(一般質問)
9月20日(水)9時から 本会議(一般質問)
9月21日(木)9時から 本会議(一般質問)
9月22日(金)9時から 議会運営委員会(中村所属委員会)
9月26日(火)9時から 本会議(委員長報告、質疑、討論、採決)

9月定例会では、昨年度の決算を審査します。市民の皆様からお預かりした貴重な税金がどのように使われ、どのような成果が出たか、各委員会ごとに所管の事業を審査してまいります。決算審査は、予算審査に比べて関心が高いとはいえませんが、私は、むしろ決算審査こそ市民の皆様にご注目いただきたいと思っています。是非、9月定例会の決算審査にご注目下さい。

〇地域経済の活性化について

地域経済活性化は、私の初当選以来の主要政策の一つです。地域経済活性化のためには、地域で「お金」を回していかなければなりません。そのための「仕組みづくり」、「仕掛け」が地域経済活性に関する政策です。地域でお金を回していく最も直接的な方法は、行政が積極的に「公共事業」を発注することです。市外の事業者に発注しても「地域」の経済活性化にはつながりにくいですから、市内事業者に優先して発注していくことが大切です。もちろん、不要な公共事業を行うことは税金の無駄遣いですから、厳に慎まなければなりません。しかし本市には、道路整備や公園整備、雑草の定期的な除去といった「やるべき」公共事業が山積しています。市が必要な公共事業を市内事業者に発注して「お金」を積極的に出していくことは、直接的な地域経済活性化につながります。次に市内事業者の「売り上げ増」になる施策を行うことです。今月、山形市を視察して学んだ「biz支援センター」のプログラムを提案する予定です。加えて、市外から企業誘致や起業家の育成を行い、地域経済の「パイ」自体を大きくしていくことも必要です。これまでもさまざまな地域経済活性化政策を提案してきましたが、概して前市長の下では消極的な反応でした。市長交代した今年こそ、これまでの市の消極的な地域経済施策を転換するチャンスです。9月の定例会ではこの分野の質問をする予定です。ご注目ください!!

〇「市政報告会&意見交換会」のお知らせ

私、中村一夫の「市政報告会&意見交換会」を開催します。今回は時間枠を拡げて、自民党神奈川13区支部長に就任した「まるたこう一郎(丸田康一郎)」氏と対談も行います。まるた(丸田)氏は、38歳。経産官僚出身です。これまでも中小企業庁などで仕事をしてきました。国の経済と地方(大和市)の経済に関する政策を対談し、皆様のご意見を伺います。是非、お誘い合わせの上お越し下さい。お待ちしています。

日時 令和5年9月3日(土)
   9時30分から13時まで。

場所 渋谷学習センター(イコーザ)306(和室)。
   小田急江の島線高座渋谷駅西口下車 すぐ。 

No.280 安全・安心な街づくり

(1)通学路の安全

全国的に問題になっている通学路の安全。本市も例外ではありません。もともと道幅がさほど広くない本市の道路ですが、幹線道路等の渋滞により、通学路になっている生活道路の交通量が増えています。児童生徒の安全のために、通学時間帯の通行止めや進入禁止などの規制をかければ、規制の無い道路に車が集中して、別の問題が発生します。通学路の安全を確保するためには、定期的に通学路の安全を検証して見直しをすることが必要です。そして、「危険」の報告があげられた場合は、どうすれば、「危険」を回避、軽減できるか具体的な対策を早急にとらなければなりません。「危険箇所」を把握しているだけでは解決になりません。すぐに問題が解決できないようであれば、思い切って通学路の変更を検討する必要もあるかもしれません。通学路の安全については、学校も教育委員会も現状を認識しているのに、そのままになっていることも少なくありません。「通学路」の安全について、お気づきの場所がありましたら、私までお知らせ下さい。早速、学校・教育委員会に働きかけて解決の道を探っていきます。

(2)避難所の安全

今年も台風シーズンが近づきました。本市では災害時の避難生活施設(指定避難所)として学校などが指定されています。学校体育館は、冬は寒く夏は暑い。しかも空調設備もないというのが現状です。これまでも、体育館等への空調設備の整備を議会等で提案してきましたが、多額の費用を要することから、なかなか実現できていません。しかし、ことは人命にも関わることですから、引き続き避難生活所の空調施設の整備について強く求めてまいります。加えて、車中で避難生活する方への情報提供や環境整備などサポート態勢の充実も促してまいります。

(3)外国からの武力攻撃に備える

北朝鮮から飛来するミサイルは、我が国の平和と安全にとって現実的な脅威です。間違ってでも本市にミサイルが落下するようなことがあれば、多くの人命に危険が及びます。「大和市国民保護計画」には、弾道ミサイル等の攻撃があった場合、「市長は、…堅ろうな施設や…地下施設へ避難させる」と書かれています。では、本市の一体どこに弾道ミサイルの攻撃に耐え得る「堅ろうな施設」や「地下の施設」があるというのでしょうか。市民を万一の場合に安全に避難させることは、一義的には「市長」の責任です。私は万一の場合に備えて、「シェルター」の設置を提案します。

(4)きれいな街を実現するために

以前に比べて改善されてきましたが、駅周辺のごみの散乱や路上喫煙の問題は今なお、本市にとって大きな問題です。本市は条例で「路上喫煙」を全市的に禁止しています。また、条例によって過料を課すこともできるようになっています。しかし、駅周辺等で喫煙所を撤去してしまったため、喫煙者からは「では、どこで吸えばよいのか?」との苦情も多く寄せられています。私は、喫煙者にも嫌煙者にもご理解いただける、そして、国の法令等にも合致する方法は、「受動喫煙に配慮した閉鎖型の喫煙所を整備し、そこでの喫煙を促すとともに、違反者には条例の罰則をしっかり適用していくこと」だと思います。今は、「禁止」のエリアだけ拡げて、それに見合った対策がなされていないので、効果が低い状態になっています。喫煙所の整備にはいろいろなご意見があると思いますので、市民の意見を広くうかがい、かつ、整備の方法など先進市の事例を良く研究、調査して、多くの市民の方々の理解を得られるようにしなければなりません。私も具体的な方法を提案しいていきます。

〇「やまと市議会だより」が発行されました

6月定例会の内容を掲載した「やまと市議会だより」8月1日号が発行されました。「市議会だより」は、地域の自治会役員様にご協力をいただき、配布をしていただいております。また、市役所や市の公共施設などにも配架しておりますので、是非お手に取ってご覧下さい。私の「一般質問」関係の記事は「宿泊型産後ケア事業の早期導入」についてです。市議会のホームページからは「一般質問」の動画も配信しておりますので、是非ご覧下さい。スマートホンからもご視聴になれます。

No.279 6月定例会での「一般質問」について(続き)

前号に続き、6月22日(木)に行った「一般質問」の続きをご紹介します。なお、詳細は、大和市議会のホームページから「動画」が配信されていますのでご覧下さい。

〇市長の市政運営に関する考え方について

(質問)前市長の「トップダウン」の市政運営を継承するのか。「行政主導」を継承するのか。

(答弁・市長)市政運営の中心は市民であり、これからの市政運営に当っては、市民の声にしっかり耳を傾け、市民の代表である議員の皆様の意見を踏まえて取り組んでまいりたいと考えている。

(意見)本市は今後の行政執行、行政運営の手法を改めると理解した。ただ前市長も最初はそう言っていた。これからも市長の今の言葉がしっかり遵守されるよう見守っていく。

〇特別支援学級と発達しょう害のあるお子さんの支援について

(質問)特別支援学級に通うお子さんへの支援態勢として、教員の不足が問題である。県に教員の増員を要望していることは知っているが、市独自の施策として、補助教員を配置できないか。

(教育部長)従来から特別支援ヘルパーを適切に配置しており、補助教員の配置は現在のところ予定していない。

(意見)ヘルパーを配置しているとの答弁だが、ヘルパーの増員についても度々求めていることである。ただ、ヘルパーと教員は役割が違うので、ヘルパーの増員によって教員の代わりにはならないと、教育委員会が言ってきたことではないか。子どもたちは待っていてくれない。今、支援級が抱えている問題は待った無しのものが多く、その多くは教員不足が関係している。是非、スピード感を持って取り組んで欲しい。

〇高齢者・障がい者に優しいまちの実現について

(質問)コミュニティバスのルート、ダイヤの見直し、運行本数の増便などを求める。

(答弁・市長)これまでも運行ルートやダイヤの見直しを行ってきたが、今後も高齢の方や障がいのある方はもちろん、より多くの市民の皆様のご意見を聞きながら、コミュニティバスの事業に取り組んでいく。

(質問)高齢者、障がい者を対象に運賃の無償化を実施して欲しい。

(答弁・市長)高齢の方や障がいのある方を対象とした運賃の無償化については、近隣市の取り組みを注視するとともに、市民や関係団体などの意見も聞きながら引き続き検討していく。

(意見)いっぺんに無理ならば、できることから始めて欲しい。たとえば、最初は回数券の配布あたりから実施できるかもしれない。

〇公園について

(質問)冒険の森アスレチックの再整備を要望する。

(答弁・環境施設農政部長)従来の手法にとらわれず、市民の意見要望も伺いながら、パークPFIなどを活用した官民連携による施設整備、ボランティアによる共同事業など様々な手法について調査研究していく。

(要望)今後とも地域の方々のご意見を聞きながら進めて欲しい。

(質問)やまと公園に関してどのような苦情が寄せられているか。どのように対応しているか。

(答弁・環境施設農政部長)スケボーなどに関する苦情が寄せられている。注意喚起の掲示、警備員等による見回りのほか、デッキを利用したスケボーへの対策として、大型プランターの設置などの対策を行っている。引き続き、関係機関の協力を得ながら、見回りを継続していく。

(意見)高齢者からはベンチがないので、背もたれのある「普通」のベンチを設置して欲しいとの要望もある。対応を要望する。