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No.288 引地台温水プールの使用時間について

引地台公園にある温水プールは、コロナ禍において時間を短縮して営業してきました。これは、市の条例(大和市都市公園条例)を改正して実施されています。今定例会に上程されている条例の改正案は、コロナ禍で行われてきたプールの供用時間に関する暫定措置を終了し、現在午後6時までとなっているプールの供用時間を元通り午後8時までとする内容です。
 
11月29日に開催された環境建設常任委員会では、全委員の賛成で条例改正案が可決されました。本条例改正案は、来月21日の本会議で採決されます。本会議で可決されると、来年4月1日より、午後8時まで利用できるようになります。正式な決定はまだですが、環境建設常任委員会での審査結果からすれば、本会議でもおそらく可決されるものと思われます。長らく市民の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、ようやく、引地台温水プールの使用に関しても、コロナ以前に戻る見込みです。

〇令和4年度一般会計決算の不認定を受けて

先の9月定例会で、大和市議会は、令和4年度大和市一般会計決算を「不認定」としました。市議会が令和4年度の一般会計決算を「不認定」とした主な理由は、「令和4年度一般会計予算に関する附帯決議を軽視したこと」であり、同附帯決議の内容は、「市の顧問弁護士の選任は、市長個人の訴訟との関係で市民等から疑念がもたれることのないよう、慎重に選任を求める」といったものでした。

当時、大木前市長の市庁舎内でのたび重なる「パワハラ疑惑」が問題となっていましたが、市長は自らのパワハラ疑惑を事実無根であるとして裁判に訴えていました。議会としては、市長が自らの「パワハラ疑惑」を元市職員(副市長)と争う格好になっていた裁判で、市長一方の主張を代弁する「訴訟代理人」を一人しかいない市の顧問弁護士が兼ねるというのは、市民からも「公私混同」とみられる懸念があり、また、「利益相反」となる可能性も指摘されていたことから相応しくないとして「慎重」さを求めていました。

しかし、当時の大和市は、市の顧問弁護士が市長個人の訴訟代理人を務めることは何の問題もなく、また、当該弁護士が引き続き市の顧問弁護士を務めることは「市の最善の利益」になると主張していました。

今定例会で、市は議会の決算不認定を踏まえた措置として、当該顧問弁護士との顧問契約を、令和5年度末までに終了すると報告しました。市が議会の決算不認定を受けて一定の「措置」をとったことは評価をしていますが、そもそも議会が問題としたのは、当該弁護士の個人的な問題ではなく、市長個人の訴訟代理人と市の顧問弁護士が「同一人」であるということです。現在、当の大木氏はすでに市長ではなく、当該裁判も終了しています(事実上の前市長の敗訴が確定)。ですから、現状では議会が問題としたことは「すでに存在していない」のです。したがって、私は、なぜ今になって当該顧問弁護士の契約を終了することが議会の決算不認定を踏まえた措置なのか、その理由を明確にする必要があると判断しました。それで、本会議において「これまで市が主張してきた市の顧問弁護士を市長個人の訴訟代理人として依頼しても何の問題もないといった認識、また、顧問弁護士を当該弁護士に依頼し続けることが市の最善の利益であるといった顧問弁護士は当該弁護士でなければならないといったような答弁は誤りであったということで宜しいですね?」と質問させていただき、「市がこれまでの見解を改めたことを確認しました」。

私は、決算不認定を踏まえた措置としては、議会からの指摘(「附帯決議」、「決算不認定」)を受けて、これまでの認識、答弁を「改めた」ということが最も大切なことであり、それなくして、単に当該顧問弁護士との契約を終了したというだけでは意味がないと考えています(なぜなら、すでに問題となっている事実は存在していないからです)。すごく冷たい言い方をしてしまえば、「今さら顧問弁護士を代えた」としても、議会が懸念した問題は何も解消されないのです。ただ、市がこれまでの認識と行政執行を反省したのであれば、今後同様のことが起こらないことに期待が持てると思います。

いずれにしても議会の存在理由の一つは「行政執行」のチェックです。前市長のもとで議会の「チェック機能」が十分に行使できなかったことについては、議会としてもしっかりと反省しなければなりません。そして、今後は議会の「チェック機能」をさらに強化していかなければならないと考えています。そして、最大会派としての自民党・新政クラブはその中心にいなければならないと思います。市長は変わったとはいえ、「体質」として前市長の影響は残っています。二元代表制の一翼を担う機関として、さらなる「議会改革」に取り組んでまいります。今後とも市民の皆様におかれましては、市政についてお気づきの事がございましたら、何なりと私までお知らせ下さい。よろしくお願いします。

No.287 令和5年12月定例会が始まります

令和5年11月27日(月)から12月21日(木)まで25日間の会期で12月定例会が開催されます。会議の予定は下記のとおりです。会議はどなたでも傍聴できますので、市議会5階の議会事務局までお越し下さい。なお、本会議は、市議会のホームページからLIVEと録画で動画を配信しますのでご利用下さい。スマホやタブレットでもご視聴いただけますのでお試し下さい。

11月27日(月)   9時   本会議         議案の上程
11月29日(水)   9時   環境建設常任委員会   付託案件の審査
11月30日(木)   9時   文教市民経済常任委員会 付託案件の審査
12月 1日(金)   9時   厚生常任委員会     付託案件の審査
12月 4日(月)   9時   総務常任委員会     付託案件の審査
12月 5日(火)   9時   基地対策特別委員会   付託案件の審査
12月13日(水)   9時   議会運営委員会
12月14日(木)   9時   本会議(一般質問)
12月15日(金)   9時   本会議(一般質問)
12月18日(月)   9時   本会議(一般質問)
12月19日(火)   9時   議会運営委員会
12月21日(木)   9時   本会議    委員長報告、質疑、討論、採決

※ 会議の予定は変更する場合があります。
※ お問い合わせは、議会事務局(260-5503)にお願いします。

〇やるべきことをしっかりやる

自治体としての行政サービスは実には多種多様なものがあります。そのようなものの中から優先順位を決めて市民サービスを滞り無く実施することが行政の務めです。当然、財源にも限りがありますから、何でもできるわけではありません。大和市の一般会計は、昨年度の実績で約900億円です。ですから、現実的にはこの900億円をいかに振り分けていくかということになります。そう考えると、まずは、多くの市民が関係することを優先的に実施していくことが必要だと思います。

老若男女、子どもからご高齢の方まですべての方が利用する施設としては「道路」があります。「大和市の道路は良くない」と言われていますし、私が議員としてご相談を受ける「困りごと」の中でも「道路」に関するものは特に多いと感じています。一言に「道路」といっても、「困りごと」の内容は実に様々です。穴や陥没、ひび割れといった「道路」のコンディションに関する問題、横断歩道の塗装が消えて見えにくくなっているといったこと、また、歩道の整備や交通安全に関すること、街路樹や雑草の繁茂といった問題、信号機やカーブミラー等の新設に関すること等々です。これらの問題は、私道か公道かということでも、また公道であったとしても、市道か県道か国道かといったことでも、管轄する役所が違ったりととても複雑です。しかし、「道路」をしっかりと管理することは極めて重要なことであり、「やらなければならないこと」です。

大和市の「道路」にかける予算はそれほど多くはありません。私は、もっと増やすべきだと考えています。市が行っていることで「全くのムダ」というものはないと思いますが、限られた財源をまずは多くの方が関係することに、そして、生命の安全に関わることに優先的に使うべきだと考えています。私はこれまでも(通学路の安全を含む)道路行政について政策提案してきましたが、引き続きこの分野における提案をしてまいります。

「道路」に関しては、恐らく全ての市民の皆様が、何らかの問題を感じていらっしゃると思います。是非、私に教えて頂ければ有り難いです。市民の皆様のご意見を踏まえてしっかりと対策していきたいと思います。

〇路上喫煙と「喫煙所」の整備について

路上喫煙、特に駅周辺での路上喫煙は未だに大きな課題です。市は路上喫煙を禁止する条例を制定していますが、駅周辺にも「喫煙所」はなく、喫煙者からは、「喫煙所」の設置を求める声が強くあります。私も「一般質問」等で「受動喫煙」に配慮した「密閉型」の「喫煙所」の設置を提案してまいりました。行政は様々な方のご意見を反映させなければなりません。「様々な方」の中には、当然喫煙者も非喫者もいます。双方の立場の方のご意見に配慮するためには、受動喫煙とならないような「喫煙所」を整備することが必要だと思っています。最近、民間の事業者が駅周辺などで「密閉型」の「喫煙所」を設置、運営しています。今月鎌倉市でも始まりました。こういった事例を研究し、大和市に合ったカタチのものを提案していきたいと考えています。市民の皆様のご意見をお聞かせ下さい。

No.286 令和5年9月定例会「一般質問」

令和5年9月20日(水)「一般質問」を行い、以下の6項目を30分の持ち時間で質問しました。市議会のホームページから録画をご視聴いただけますので、是非ご覧下さい。スマホからも見れますのでお試し下さい。私の質問と行政側の答弁で1時間ぐらいです。

一.企業誘致と起業家支援について。
二.犯罪被害者支援条例について。
三.大和ゆとりの森「仲良しプラザ」とやまと公園「休憩所」の活用について。
四.面会交流(親子交流)について。
五.通学路の安全について。
六.介護サービス事業者の安全対策について。

以下に大項目1の内容を抜粋してご報告します。詳細については、市議会ホームベージから「録画」や「会議録」をご参照下さい。なお、ご不明な点やご意見がございましたら、末尾の私の携帯までご連絡下さい。

〇大項目1「企業誘致と起業家支援について」

★中項目1「企業誘致について」

(中村)地域経済活性化のための政策としては、まず、既存の地元企業にしっかりと事業を継続していただき、事業をさらに拡大していただけるような施策を実施していくことが必要です。しかし、それだけでは不十分で、新しい事業者を呼び込み経済のパイ自体の拡大を図らなければなりません。本市は決して企業誘致に関して積極的とは言えませんでしたが、議会からの提案を受けて、平成30年4月には、大和市企業活動振興条例を施行し、具体的な奨励金の制度を定めるなどの企業誘致施策に取組み始めました。結果として、以前は市内から事業者が撤退するばかりでしたが、近年は少しづつではありますが、市内に事業所を設けていただける事業者が増えてきています。とはいえ、引き続き企業誘致に積極的に取り組んでいくことは重要です。質問します。企業誘致の必要性についての市長の認識についてお尋ねします。また、今後どのような企業をどのように誘致しようとしているのでしょうか。伺います。

(市長)企業誘致により期待される成果は、市の税収アップや地域における雇用の拡大などが一般的ですが、それにとどまらず、既存の市内企業との連携、そこから新たな産業を生み出す可能性に及ぶものであり、これら全て地域経済活性化につながっていくものだと認識しています。製造業、情報通信業、自然科学研究事業の3業を対象にした取り組みを、状況により対象の拡大等も視野に入れながら今後も実施してまいります。

★中項目2「起業家支援について」

(中村)地域経済のパイ自体を大きくするために、企業誘致とともに重要なのが起業家支援であります。起業家支援についても企業誘致同様、かつては全くと言ってよいほど積極的な取組みはなかったのですが、議会で繰り返し求め続けてきた甲斐もあってか、少しづつ取組みが始まり、現在はベテルギウス内にリゲルという起業家支援スペースを設けて新しく事業を始めたいと思う方々を支援しています。今後の起業家支援についてどのようにお考えなのか伺います。

(市長)起業希望者の声に耳を傾けながら、引き続きニーズに応えていきたいと考えています。起業家支援スペースにつきましても、将来的な拡大や利用状況の見直しも視野に入れながら、より良い施設となるように努めてまいります。

★意見

・企業誘致の目的はさまざまですが、特に重要なのは、市の財源の確保と市内雇用の拡大であると思っています。なので、ある程度の規模の会社、そして、将来的にも発展する見込みの高い企業にターゲットを絞って誘致していって欲しいと思います。

・起業家支援に関しては、税金を投じて行う事業でありますから、今後は特にその投じた税金が回収できるような事業を起こす起業家の支援に力を入れていって欲しいと思っています。たとえば、ITやAIの分野でのベンチャービジネスなどの支援を積極的に行うことができるのではないかと思います。

・企業誘致も起業家支援も一朝一夕にはできません。具体的な目標を持ってスピード感を持ってやっていただきたいと思います。