カテゴリー別アーカイブ: 大和主義!!リポート

No.308 9月定例会 厚生常任委員会の質疑

今定例会には、令和5年度決算が議案として上程され審査されました。9月4日には、私が所属する厚生常任委員会が開かれ、厚生常任委員会所管の事業について質疑が行なわれました。私の発言の幾つかをご報告します。

【自殺対策事業】

(中村)毎年、新学期開始時に学生の自殺件数が増えると言われている。…以前にも若者の自殺を止めようということで教育委員会との連携を聞いて、すみ分けをして事業を進めていることは理解したが、引き続き連携を取り合って行って欲しい。自殺予防週間のキャンペーンも大変意味があるが、夏休み明けに若い子の自殺が多いことは統計で示されているので、市政PRボードの効果的利用や、この時期に合わせて自殺防止のキャンペーンができないか、教育委員会とも話し合ってもらいたい。

【老人クラブ育成支援事業】

(中村)希望すればだれでも(老人クラブに)入れるのか。

(人生100年推進課長)60歳以上の方が希望すれば入れるが、地域的なエリアがあり、そのエリアの方であれば加入できる。

(中村)基本は誰でも入れるが、住んでいる自治会に老人会がないと入れない。他の(地域)クラブに入れて欲しいと言ったら断られたという人が相談に来た。市が補助を出している団体で入りたい人が入れない。現状はどうなっているのか。

(人生100年推進課長)中には自治会から補助が出ている等の理由で地域外の人は入れないことは課題であると捉えていると聞く。

(中村)人数が減っていて、入りましょうと言っておきながら、入れないのはおかしい。市が一つの事業として立ち上げて補助金も出しているのであれば、入りたい人が入れないのはおかしい。…税金が使われている公的なクラブであるのだから、希望者はだれでも入れるようにして欲しいと要望する。

【孤独死対策】

(中村)孤独死数は把握していないとの答弁があったが、把握はできていないのか。

(人生100年推進課長)市にある数字では困難である。警察に数字はあると思う。

(中村)市内でどれほどの方が、どのような状況で孤独死したかを把握しないと対策も立てられないと思うので、警察等と連携して状況を把握した上で、どうすれば孤独死ゼロを実現できるか検討してもらいたい。

【待機児童ゼロについて、病児保育について】

・本市は待機児童ゼロを継続していると言っているが、その実態について、そして、現実的な施策の必要性について指摘しました。

・本市に病児保育室は三か所あるが、このたび、北部の病児保育室が閉室することになった。その経緯と本市の病児保育事業の問題点を指摘しました。

☆委員会審査の詳細は市議会ホームページに公開します。

〇尾崎咢堂先生没後70年

本年10月6日。「咢堂」、尾崎行雄先生没後70年となります。尾崎咢堂先生は、安政5年、現在の相模原市緑区で誕生され、第一回衆議院議員選挙に初当選されてから、実に連続25回当選され、日本の議会制民主主義発展のために尽くされました。五・一五事件で凶弾に倒れた犬養毅とともに「憲政の神」「議会政治の父」と呼ばれました。私も「議会人」の一人として、尾崎先生の政治活動に敬意を払ってまいりましたが、来る10月6日(日)に先生が晩年を過ごした逗子市において「顕彰講演会」を行います。ご興味のある方は、私までご連絡ください。

〇市政に関してお気づきのことお困りのことがあったらご連絡ください

090-3904-0813

No.307 特別支援級「(仮)大和市モデル」の提案

特別支援級を取り巻く課題
・特別支援級に通級する児童生徒の増加
・支援教員の絶対的不足(数)
・専門性の高い教員の不足(質)
・予算の不足
以上の要因から、支援級に通う子どもたちが十分なケアを受けられないということが常態化している。
→子どもたちが十分な支援を受けられるようにするには、まず「先生」たちへの支援が必要である。
→そのためには、「先生」たちの「困りごと」を迅速に解決できる仕組みが必要である。
→具体的には、「先生」たちが気軽に相談できる体制をつくることである。

そこで、市内の全公立小中学校(小学校18校、中学校9校)の特別支援級を定期的に「専門家」が訪問し、先生たちが気軽に相談きるようにする。
これまでの「巡回相談」は「手厚い」というメリットはあったが、その反面一回目の訪問と「振り返り」がセットであったため、大変時間がかかり、「大袈裟」なものになってしまう。
その分、頻度が低くなってしまう。
また、訪問の要請から実際の訪問まで時間がかかるため、迅速性に欠ける。
加えて、基本的に学校からの「要請」があって初めて実現するので、学校が必要性を認めない場合「巡回訪問」は行なわれない。

「(仮)大和市モデル」は、
1. 学校の要請にかかわりなく、定期的に「専門家」による学校訪問を行う。
学校訪問では、支援級の様子を観察するほか、先生たちからの相談に応じる。
訪問は回数と、「気軽さ」が重要だから、一週間に一回ないしは、10日に一回の周期で行う。
基本的に「アンダンテ」の職員が行えば、予算を抑えられる。
2. 相談内容、対応については記録して共有する。

なお、従来の「巡回訪問」も手厚い支援体制であると思うので継続し、必要に応じて定期訪問と併用する。

*上記「(仮)大和市モデル」を教育長に提案いたしました。

*ゆとりの森ドッグランについて。
ゆとりの森にドッグラン設置して欲しいという強い要望が市民からも寄せられており、一般質問でも取り上げた。

市長からも前向きな答弁が出ており、「やまと市議会だより」の記事を読んだ市民からも「いつできるのか?」という声を多く頂いている。

近隣市(藤沢・海老名)でも実施されているので参考にすると良い。

設置にあたっては、大型犬と小型犬のエリアをわけること。

水道設備は必要。

また、日陰もあった方が良い。

とにかく市民の期待が大きく、かつそれほど多くの予算を必要としない事業である。
スピード感をもって行って欲しい。

*上記内容を市長に申し入れました。

No.306 9月定例会が始まりました

8月29日に大和市議会第3回定例会が始まりました。会期は9月26日までの29日間です。9月定例会は、毎年前年度の大和市決算(一般会計、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、病院事業会計、下水道事業会計)を審査します。「決算」の審査・認定は、地方自治体議会の最も重要な仕事の一つです。議会としてその仕事を十分に果たすためには、議会の決算審査の「やり方」を改革することが必要だと思っています。以下に現在の大和市における決算審査の方法と問題点、私の改革案をお示しします。お読みいただき、ご意見をいただければ有難いです。

〇大和市議会の決算審査(現状)

定例会初日に市長から決算が議会に上程されます。議会は本会議で事業ごとに所管の常任委員会に審査を付託します。付託を受けた常任委員会は、事業ごとに審査をして、各委員会ごとに決算(所管事業)を認定します。そして、定例会の最終日に本会議において各委員会委員長が委員会における審査の結果と経過を報告し、質疑、討論を経て採決を行います。採決の結果、過半数が賛成すれば決算は認定されます。

〇現状の問題点。

大和市議会には、「決算委員会」がないので、決算は、4つの常任委員会に分割付託されます。分割付託は、所管課に対して細かく質問することができる反面、決算全体に関わる「大きな視点」で審査することが難しいという難点があります。また。大和市議会は、委員会での質疑を「手上げ式」自由質疑で行っています。活発な議論を期待できる反面、会議がいたずらに長くなったり、論点が分かりにくかったりと、質問の「質」という面で課題があります。そして、何よりも、定例会が始まり、議案が上程されてからすぐに各委員会の審査が始まってしまうため、議員の準備時間が足りないというのが一番の問題であると思います。したがって、これを是正することが「決算」審査の改革の最も重要な点だと思います。

 

〇中村一夫の改革案

私の改革案は、まず、大和市議会にない「決算委員会」を創設して、決算は「決算委員会」で集中審査するようにします。ある程度の規模の自治体議会はそうしています。そして、現在、定例会開会後すぐに行われている委員会を後半に回して、「一般質問」を先に行います。そうすることによって、「決算」の内容をよく検討する時間が確保されます。実際の委員会審査は、「一般質問」のように、各委員の「持ち時間」制・「通告」制にすれば、審査をより効率的、効果的に行うことができると思います。具体的にはこんな感じです。本会議(決算の上程と全体的な質疑)→決算委員会に付託→決算委員会で審査(分科会で所管ごとの審査)→決算委員会(各分科会からの審査結果・経過の報告を受け、委員会として協議)→本会議(決算委員長の報告、質疑、討論を経て採決)。このようにすれば、「決算委員会」での審査までに十分な準備時間を確保できますし、メリハリのきいた「質」の高い質疑が可能になると思います。「決算」審査の「質」の向上は、議会のチェック機能の向上です。今、大和市議会が求められているのは、まさにチェック機能の向上であると私は思います。紙面の関係で説明が不足していて分かりにくいかもしれませんが、お時間を頂ければ個別にご説明させていただきたい思います。ぜひ、皆様のご意見をお聞かせください。私は、決算審査の改革は絶対に必要だと思っています。