No.307 特別支援級「(仮)大和市モデル」の提案

特別支援級を取り巻く課題
・特別支援級に通級する児童生徒の増加
・支援教員の絶対的不足(数)
・専門性の高い教員の不足(質)
・予算の不足
以上の要因から、支援級に通う子どもたちが十分なケアを受けられないということが常態化している。
→子どもたちが十分な支援を受けられるようにするには、まず「先生」たちへの支援が必要である。
→そのためには、「先生」たちの「困りごと」を迅速に解決できる仕組みが必要である。
→具体的には、「先生」たちが気軽に相談できる体制をつくることである。

そこで、市内の全公立小中学校(小学校18校、中学校9校)の特別支援級を定期的に「専門家」が訪問し、先生たちが気軽に相談きるようにする。
これまでの「巡回相談」は「手厚い」というメリットはあったが、その反面一回目の訪問と「振り返り」がセットであったため、大変時間がかかり、「大袈裟」なものになってしまう。
その分、頻度が低くなってしまう。
また、訪問の要請から実際の訪問まで時間がかかるため、迅速性に欠ける。
加えて、基本的に学校からの「要請」があって初めて実現するので、学校が必要性を認めない場合「巡回訪問」は行なわれない。

「(仮)大和市モデル」は、
1. 学校の要請にかかわりなく、定期的に「専門家」による学校訪問を行う。
学校訪問では、支援級の様子を観察するほか、先生たちからの相談に応じる。
訪問は回数と、「気軽さ」が重要だから、一週間に一回ないしは、10日に一回の周期で行う。
基本的に「アンダンテ」の職員が行えば、予算を抑えられる。
2. 相談内容、対応については記録して共有する。

なお、従来の「巡回訪問」も手厚い支援体制であると思うので継続し、必要に応じて定期訪問と併用する。

*上記「(仮)大和市モデル」を教育長に提案いたしました。

*ゆとりの森ドッグランについて。
ゆとりの森にドッグラン設置して欲しいという強い要望が市民からも寄せられており、一般質問でも取り上げた。

市長からも前向きな答弁が出ており、「やまと市議会だより」の記事を読んだ市民からも「いつできるのか?」という声を多く頂いている。

近隣市(藤沢・海老名)でも実施されているので参考にすると良い。

設置にあたっては、大型犬と小型犬のエリアをわけること。

水道設備は必要。

また、日陰もあった方が良い。

とにかく市民の期待が大きく、かつそれほど多くの予算を必要としない事業である。
スピード感をもって行って欲しい。

*上記内容を市長に申し入れました。