No.186 中村一夫の「一般質問」要旨(1)

★「健康都市大学について」。

今年の4月から始まった健康都市大学。本市はこれまでも市民大学を開講してきたが、市民大学の内容をリニューアルして新たにスタートした。「人の健康学部」「まちと社会の健康学部」「市民でつくる健康学部」の三つの学部で構成されている。私が今回特にすばらしいと思っているのは「市民でつくる健康学部」である。この学部は市民が講師になり、市民が生徒になるという市民同士が教え合い、学び合うという画期的なものである。現在の市民講師登録数、講師になられている方について、市民講師を務めてくださっている方の感想、今後の市民講師募集についてうかがう?

(答弁・文化スポーツ部長)
6月19日現在、30歳代から80歳代までの方、男性が44名、女性が28名、合計72名の方にご登録いただいている。最も多い年齢層は、70歳代25名、続いて60歳代が17名となっている。お務めを引退された方を中心に、さまざまなご経歴、お立場の方が市民講師を務めて下さっている。講師の方からは「人前で話すことへのチャレンジは大変だが楽しい」「受講生に満足してもらえるように頑張る」などの声が寄せられている。市民講師は同じ方が何度でも講義可能だが、新たな講師も常時募集しており、周知手段の拡大等も検討中である。

(質問)
受講生の反応、受講生への講師登録の勧誘、実際に受講生から市民講師になられた方の有無についてうかがう?

(答弁・文化スポーツ部長)
受講生からは、同じ目線の市民の方のお話は親近感あり、興味深く拝聴した、知らないことも多く大変勉強になっているなどの感想が寄せられている。受講生に対しても、折にふれ市民講師の募集を案内しているが、すでに市民講師にご応募いただいた方が数名おられる。

(質問)
健康都市大学を受講すると「受講ポイントカード」にスタンプを押してもらえる。いっぱいになると(20ポイント)年度末の閉講式で「修了証」が付与されるという。ただ、カード1枚の方も10枚の方も同じ「修了証」では受講者のモチベーションが上がらないのではないか。何らかの区別を設けてみてはどうか?

(答弁・文化スポーツ部長)
受講生の学習意欲をさらに高めるためにも、「修了証」をどのような内容で授与させて頂くか検討していく。

(意見)
たとえば、枚数に応じて「市民学位」のようなものを授与できるかもしれない。また、健康都市大学の「校章」バッジを(枚数に応じて色を変えて)贈呈してはどうか。受講者がバッジを付けて下されば大学の宣伝にもなる。ご検討を願う。

(質問)
本市は青山学院大学と市議会は中央大学と協定を締結している。協定を締結している大学との連携について、また本市独自の大学とのコラボ企画について市の考えをうかがう?

(答弁・文化スポーツ部長)
昨年度から青山学院大学や関係機関と協議を重ねてきた。それぞれに事情や考えなどあるが、引き続き検討や協議を進める中で、具体的な連携の形を見出していきたいと考えている。

(意見)
健康都市大学の事業はまだ始まったばかりだが、特に「市民でつくる健康学部」の事業は、さほど大きくない予算で、大きな効果のある事業となっていて(講師も受講生も喜んでいる)高く評価している。

※中村一夫も「市民講師」登録いたしました。8/6(火)15時30分から、「街の法律家~行政書士の世界〜」というテーマでお話いたします。是非、聴きに来て下さい。

★聖火リレーについて

(質問)
東京オリンピック・パラリンピックの開催を来年に控え、国内では機運が高まってきた。6月1日には県より聖火リレーの通過市町村についての発表があったが残念ながら本市の名前はなかった。お尋ねする。今回の聖火リレーはどのような行程で行われるのか。聖火リレーの概要についてうかがう?

(答弁・文化スポーツ部長)
神奈川県は43番目の都道府県として、山梨県から聖火を受け取り、初日は箱根町の芦ノ湖から主に東海道を上るルート、二日目は三浦半島から鎌倉市、相模原市を走るルート、三日目は川崎市、最後に横浜市の赤れんが倉庫に向かうルートと、三日間で15自治体をめぐり次の千葉県に聖火を引き継ぐことになっている。

(質問)
ルートの選定方法と経過についてうかがう?

(答弁・文化スポーツ部長)
ルートの選定については、東京2020オリンピック組織委員会が示したルート選定の基本的な考えのもと、各都道府県の聖火リレー実行委員会がルート案を作成し、東京2020オリンピック組織委員会と国際オリンピック委員会が決定したものである。

(質問)
聖火リレーについての考えをうかがう?

(答弁・市長)
本市はこれまでも独自に東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成のためのさまざまな取り組みを行ってきた。人口23万人を越える本市を聖火が通過すれば、大変多くの方が沿道で声援を送ることが期待でき、それは東京2020オリンピック組織委員会が定めるルート選定の基本的な考え方に合致したものと考えている。今回の結果は想定していなかったものであり、とても残念である。神奈川県知事には、聖火リレーに対する県民一人一人の大きな期待をご容受いただき、県内全自治体、少なくとも全市を回るようなルートの再考をご英断いただきたいと考えている。

(意見)
市民も期待しているので、何とか聖火リレーのコースに加われるように引き続きご努力を願う。

※詳細は、市議会のHPから動画をご覧下さい。

★大和市代官1-15-2-506大和市議会議員中村一夫「政策法務研究所」

090-3904-0813(直通)。     http://nakamurakazuo.jp/